ターンを終了する

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ターンを終了する/End the turnとは、何らかの効果によってそのターンを終わらせることである。


Time Stop / 時間停止 (4)(青)(青)
インスタント

ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)



呪文能力の中には、現在のターンを終わらせるものが存在する。その場合には専用のルールに従い通常の呪文や能力の解決の手順とは異なる方法で処理をする。

[編集] ルール

以下の手順で処理を行う。

  1. この手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに積まれていないものは消滅する。それらはスタックに積まれない。
    • 一つの呪文や能力の中で、ターンを終了する処理を始める前に別の処理を行っていて、それにより誘発する能力があった場合に問題になる(例:一日のやり直し/Day's Undoing)。
    • ターンを終了する処理を始めた後や終えた後に別の処理を行っていて、それにより誘発する能力があった場合は、次にプレイヤー優先権を得るとき(これはクリンナップ・ステップになる)にスタックに積まれる。
  2. 解決中のオブジェクトも含む、スタック上のすべてのオブジェクトを追放する。クリーチャープレインズウォーカー戦闘から取り除く
    • スタックから追放された呪文能力は解決されない。
      • 打ち消されない呪文や能力も解決されなくなる。呪文や能力をスタックから追放することは「打ち消す」ことではないので、「打ち消されない」は無意味である。
      • ターンを終了させる途中で、その呪文や能力自身も追放されるが、その場合でも解決は最後まで行われる(CR:608.2k)。
  3. 状況起因処理をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることはなく、誘発型能力もスタックに積まれない。
    • ここで一度状況起因処理がチェックされる。すなわち、クリンナップ・ステップのターン起因処理を行う前にも状況起因処理をチェックするのである。
    • 例:一日のやり直し/Day's Undoingを自分のターンに唱えた場合において、手札墓地カードの合計数が6枚以下であったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーはターンを終了する処理を行う前に「カードがないライブラリーからカードを引こうとした」ことになるので、この状況起因処理でライブラリーアウト敗北となる。次のクリンナップ・ステップにおける状況起因処理で敗北するわけではない。
  4. 現在のフェイズおよびステップが終了する。ゲームは即座にクリンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべてのステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新しいクリンナップ・ステップを始める。

[編集] 該当カード

登場順に示す。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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