ゲートウォッチの誓い
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ゲートウォッチの誓い/Oath of the Gatewatch | |
シンボル | コジレック/Kozilekの周囲に浮遊している板片 |
略号 | OGW |
コードネーム | Sweat |
発売日 | 2016年1月22日 |
セット枚数 | 全184種類 |
ゲートウォッチの誓い/Oath of the Gatewatchは、戦乱のゼンディカー・ブロックの2番目のカードセット。2016年1月22日発売。キャッチコピーは「誓いを立てろ、世界を救え!/Take the Oath. Retake the World.」。
目次 |
[編集] 概要
戦乱のゼンディカーの続編。ウラモグ/Ulamogに加え新たに姿を現したエルドラージ/Eldraziの巨人コジレック/Kozilekに対して、若きプレインズウォーカー/Planeswalkerたちは共同戦線ゲートウォッチ/The Gatewatchを結成。ゼンディカー/Zendikarと多元宇宙/Multiverseを守るために立ち向かう。
コジレックの特徴を表すため無色マナ・シンボルが導入され、無色マナを要求するカードが初めて登場した。無色マナを出す新しい基本土地として荒地/Wastesも登場している。またエルドラージに対してプレインズウォーカーたちが結束して戦うというデザインテーマの結果、マジックの歴史上最も双頭巨人戦に向いたセットとなった[1]。
- のちに、双頭巨人戦に特化させたバトルボンドが登場している。
新規キーワード能力として怒濤、新規キーワード処理として支援、新規能力語として盟友が登場した。戦乱のゼンディカーに引き続き上陸と欠色も再登場している。
- このセットで多数登場した従来より軽量のエルドラージ達は、2マナランドをはじめとする過去の基本でない土地と相性抜群であり、モダンやレガシー、果てはヴィンテージに至るまで影響を及ぼしている。特にウギンの目/Eye of Ugin禁止前のモダンではSam Stoddardに「エルドラージの冬」と称される大惨事となり、このセットを売るためにエルドラージを超強力にしたという陰謀論までが彼の耳に届くほどであった[2]。
[編集] Zendikar Expeditions
ゲートウォッチの誓いのブースターパックには、特殊な土地・カードが封入されている場合がある。これらはフルアート仕様のプレミアム・カードであり、英語版のみ存在する(日本語版のブースターパックなど、他の言語のパックであっても英語版のみの封入となる)。
これらのカードは独自のエキスパンション・シンボルを持ち、ゲートウォッチの誓いのセットの一部としては扱われない。よって、構築では同名のカードが許可されているフォーマットでのみ使用できる。リミテッドではカードプールに加えることができる。
収録カードの内容など、詳細はZendikar Expeditionsの項を参照。
[編集] 発売前情報
2015年12月11日のワールド・マジック・カップ15にて、新メカニズムとして無色のマナ・シンボルと怒濤が紹介され、それを使った新カードとして大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortionと荒地/Wastesと押し潰す触手/Crush of Tentaclesが先行公開された。
[編集] カード情報の漏洩
公式でのプレビューが開始される以前に、多数の新カードの情報がインターネット上に漏洩した。これに対してウィザーズ・オブ・ザ・コーストはWhy Leak Hurt/なぜリークは困るのかを公開し、情報漏洩に対する考えと対処を改めて宣言した。
この事件に関わったプレイヤー12名に、23日~3ヶ月間の資格停止処分が下された[3]。
[編集] イベント
[編集] プレリリース
2016年1月16日、17日に行われた。
参加した各プレイヤーは面晶体/Hedronを模したプレリリース・パックを受け取り、40枚以上のシールドデッキを構築しプレイする。プレイ方式には双頭巨人戦が推奨された。プレリリース・パックには
- ゲートウィッチの誓いのブースターパック4つ
- 戦乱のゼンディカーのブースターパック2つ
- 日付入りのプレリリース・カード1枚
- 仕切り板1枚
- デッキ構築のヒントが書かれた説明書
- スピンダウン・ライフカウンター1個
が含まれている。
[編集] 構築済みデッキ
[編集] エントリーセット
- 決死の防衛/Desperate Stand
- 現実の歪曲/Twisted Reality
- 悪性の循環/Vicious Cycle
- 怒濤の反抗/Surge of Resistance
- 努力の結集/Concerted Effort
[編集] パッケージ・イラスト
[編集] 主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Ethan Fleischer(リード)、Graeme Hopkins、Ari Levitch、Ken Nagle、Adam Prosak、Mark Rosewater
- デベロップ・チーム - Ian Duke(リード)、Dave Humpherys、Jackie Lee、Adam Prosak、Gavin Verhey
[編集] 公式特集ページ
[編集] 製品情報
- 『ゲートウォッチの誓い』(マジック英語公式日本語版)
- 『ゲートウォッチの誓い』 発表(News 2015年9月1日)
- 『ゲートウォッチの誓い』のメカニズム(Feature 2015年12月28日)
- 『ゲートウォッチの誓い』のパッケージ(Feature 2015年12月28日)
- 『ゲートウォッチの誓い』のプロモカード(Article 2015年12月29日)
- 『ゲートウォッチの誓い』 Fat Packパッケージの誤表記のお知らせとお詫び
- The Jan. 11, 2016 Update(Daily Magic Update 2016年1月11日) - 収録されるトークン・カード
- Oath of the Gatewatch Release Notes/ゲートウォッチの誓い リリースノート(Feature 2015年1月13日)
- カードイメージギャラリー
[編集] 開発コラム
Mark Rosewaterによるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。
- 厳粛なる誓い その1(2015年12月28日)
- 厳粛なる誓い その1(2016年1月4日)
- 私の仕事をゲートウォッチ その1(2016年1月11日)
- 私の仕事をゲートウォッチ その2(2016年1月18日)
- こぼれ話:『ゲートウォッチの誓い』 その1(2016年2月1日)
- こぼれ話:『ゲートウォッチの誓い』 その1(2016年2月8日)
Sam Stoddardによるコラム、Latest Developments -デベロップ最先端-。
- 無色を機能させる(2016年1月8日)
- 友達向けのデベロップ(2016年1月15日)
- Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート1(2016年1月22日)
- Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート2(2016年1月29日)
- フューチャー・フューチャーの日々『ゲートウォッチの誓い』編(2016年2月19日)
その他
- ゲートウォッチの誓い』のデベロップ(Feature 2016年1月12日)
[編集] 広報
- Oath of the Gatewatch Prerelease Primer/『ゲートウォッチの誓い』 プレリリース入門(How to Play Limited 2016年1月12日)
[編集] 動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- [PV]InsideR&D『ゲートウォッチの誓い』(エルドラージ編1)
- [PV]InsideR&D『ゲートウォッチの誓い』(ゲートウォッチ編)
- [PV]InsideR&D『ゲートウォッチの誓い』(エルドラージ編2)
- [PV]InsideR&D『ゲートウォッチの誓い』(ゼンディカー人編)
[編集] 脚注
- ↑ Prerelease Oath of the Gatewatch(Wizards Play Network)
- ↑ モダンを想う(Latest Developments 2016年6月3日)
- ↑ Learning Opportunities(News 2016年1月13日)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:ゲートウォッチの誓い
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」
- カードセット一覧
- タルキール覇王譚ブロック(タルキール覇王譚 - 運命再編 - タルキール龍紀伝) - マジック・オリジン
- 戦乱のゼンディカー・ブロック(戦乱のゼンディカー - ゲートウォッチの誓い) - イニストラードを覆う影ブロック(イニストラードを覆う影 - 異界月)
- カラデシュ・ブロック(カラデシュ - 霊気紛争) - アモンケット・ブロック(アモンケット - 破滅の刻)