ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathan
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Kederekt Leviathan / ケデレクトのリバイアサン (6)(青)(青)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
ケデレクトのリバイアサンが戦場に出たとき、他のすべての土地でないパーマネントをそれぞれのオーナーの手札に戻す。
蘇生(6)(青)((6)(青):このカードを戦場に戻す。そのクリーチャーは速攻を得る。次のターン終了ステップの開始時か、それが戦場を離れる場合に、それを追放する。蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
蘇生付き大型クリーチャー。自身を除く、土地でない全てのパーマネントを手札に戻すETB能力を持つ。
このバウンス能力によるコントロール力は凄まじく、土地は戻せないもののかつての激動/Upheavalを思わせる。仮にこれ自身を(除去されるなどして)戦場に残せなくても、バウンスを誘発できさえすれば元は十分取れている。さらに蘇生による再利用が可能であり潜在能力は高い。
また、回避能力は持たないがクリーチャーも手札に戻すため、特に蘇生で戦場に出した場合は高確率で攻撃を通すことができるだろう。
- 墓地にある時にネクロマンシー/Necromancyで釣るとネクロマンシー自体が手札に戻り、これ自体が生け贄に捧げられる。インスタント・タイミングで毎ターン土地以外を戻せるギミックとして働く。
- モミール・ベーシックでは貴重な全体除去として働く。どんなに不利な盤面からでも互角にまで持ち直せるので、モミール・ベーシックにおいて8マナ出るまで伸ばしたい理由の1つと言える。逆に有利な状況で出ると悲しくなるので、大いに有利ならX=8では起動せずに土地を置くだけにしておく、ということも念頭に置くべき。
関連カード
これ以降、全体バウンスを行う青のファッティがいくつか登場している。脱出/Evacuationや激動/Upheavalも参照。
- 千の風/Thousand Winds - 5/6飛行。表向きになったときに誘発する誘発型能力。タップ状態の他のすべてのクリーチャー。(タルキール覇王譚)
- 目覚めた恐怖/Awoken Horror(氷の中の存在/Thing in the Ice) - 7/8。変身時の誘発型能力。ホラーでないすべてのクリーチャー。(イニストラードを覆う影)
- 霊気烈風の古きもの/Aethersquall Ancient - 6/6飛行。エネルギーを支払う起動型能力。他のすべてのクリーチャー。(カラデシュ)
- 上昇底流、スリン・ヴォーダ/Slinn Voda, the Rising Deep - 8/8。キッカーした場合のETB能力。クラーケン、リバイアサン、タコ、海蛇、マーフォークを除くすべてのクリーチャー。(ドミナリア)
- 竜巻の召喚士/Cyclone Summoner - 7/7。手札から唱えた場合のETB能力。ウィザードと巨人を除くすべてのパーマネント。(カルドハイム)
ストーリー
ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathanはグリクシス/Grixisのリバイアサン(イラスト)。しばしば狂った屍術師/Necromancerに召喚あるいはリアニメイトされる深海の恐怖。その名に冠するケデレクト/Kederektとは、油で汚れた海に面する死滅都市/Necropolisである。
- 記事怪物と巨獣/Fiends and Behemothsのエスパー/Esperの深海に住むリバイアサンに関する記述で、このカードのイラストを代用する不適切な引用があったため、Doug Beyerはユーザーの質問に回答し、エスパーとグリクシスのリバイアサンについて解説したことがある[1]。エスパーのリバイアサンは次のコンフラックスで登場している(墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan)。