放浪者/The Wanderer
提供:MTG Wiki
The Wanderer / 放浪者 (3)(白)
伝説のプレインズウォーカー
伝説のプレインズウォーカー
あなたや、あなたがコントロールしている他のパーマネントに与えられる、戦闘ダメージでないダメージをすべて軽減する。
[-2]:パワーが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
灯争大戦で新たに登場した、正体不明のプレインズウォーカー。そのストーリーを反映して、プレインズウォーカー・タイプをひとつも持たない。能力はあなたや他のパーマネントへの戦闘ダメージ以外のダメージ軽減。忠誠度能力はパワー4以上のクリーチャーの追放。
- -2能力
- 公判への移送/Bring to Trial。
- 対象が狭いという大きな欠点はあるが高品質の除去であり、初期忠誠度から確定除去を2回使うことができるのは4マナのプレインズウォーカーとしては破格。
- イコリア:巨獣の棲処では、同じ効果で放浪者自身がイラストに描かれたインスタント、刃による払拭/Blade Banishが登場している。
対戦相手のデッキによって何の役にも立たないことが少なからずある反面、ファッティ頼りのデッキに対しては多大なアドバンテージを稼げるため、サイドボード向きのカード。リミテッドでは早期決着しなければパワー4以上のクリーチャーが出てこないことは稀であるし、1枚でゲームを決せるだけの力があるのでメインデッキに入れても構わないだろう。
敵のパワーを強化する手段があると除去の幅が広がる。例えば巨大化/Giant Growthを使えばほとんどのクリーチャーを対象にできるし、+1/+1カウンターを乗せて増殖に巻き込めば味方の強化や自身の維持も兼ねることができる。
- 初の、プレインズウォーカー・タイプを持たないプレインズウォーカー・カード。
- サブタイプを持たないことによって「名前がない」というフレイバーを表す演出は、Nameless Race(2007年9月サブタイプ変更後)でも用いられている。
ルール
- プレインズウォーカー・タイプを持たないが、伝説のパーマネントであることには変わりない。登場時点でプレインズウォーカーの唯一性ルールは廃止済みなので、他のプレインズウォーカーと実質的な違いはない。
- 常在型能力
関連カード
- 放浪者/The Wanderer
- 放浪皇/The Wandering Emperor
- 永遠の放浪者/The Eternal Wanderer
- 放浪する救い手/The Wandering Rescuer
- Heroes of Kamigawa(Heroes of the Realm)
サイクル
灯争大戦の、アンコモンの単色のプレインズウォーカーサイクル。常在型能力か誘発型能力と、マイナスの忠誠度能力を1つずつ持つ。各色に2枚ずつ存在する。
- 盾魔道士、テヨ/Teyo, the Shieldmage(白)
- 放浪者/The Wanderer(白)
- 謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor(青)
- 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils(青)
- はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage(黒)
- 憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Hate-Twisted(黒)
- 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage(赤)
- 無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator(赤)
- 群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack(緑)
- 野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafter(緑)
ストーリー
放浪者/The Wandererはラヴニカ/Ravnicaに呼び出されたプレインズウォーカー/Planeswalkerの一人。女性。
詳細は放浪者/The Wanderer (ストーリー)を参照。