戦闘開始ステップ
提供:MTG Wiki
ターンの構成
戦闘開始ステップ/Beginning of Combat Stepは戦闘フェイズの第1のステップ。
解説
このステップの開始に際し、戦闘開始時に誘発するあらゆる能力がスタックに積まれる。その後でアクティブ・プレイヤーが優先権を得て、プレイヤーが呪文や能力をプレイできるようになる。
- 攻撃に参加させたくないクリーチャーをタップさせる場合、このステップまでに行わなければ意味がない。
- 戦闘フェイズに入る前にうかつに呪文や能力をプレイしてしまうと、まだメイン・フェイズであると解釈されても仕方がない。戦闘前メイン・フェイズが終了していることを明確にした上で、呪文や能力をプレイすること。
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 307 ソーサリー
- 307.1 優先権を持つプレイヤーは、自分のメイン・フェイズで、スタックが空の間、ソーサリー・カードを手札から唱えることができる。ソーサリーを呪文として唱える場合、スタックを用いる。(rule 601〔呪文を唱えること〕参照)。
- 307.2 ソーサリー・呪文が解決されたら、ルール・テキストに書かれている処理が行われ、その後で、オーナーの墓地に置かれる。
- 307.3 ソーサリーのサブタイプは必ず1単語であり、「ソーサリー/Sorcery」という語のあとに、「ソーサリー ─ 秘儀/Sorcery ─ Arcane」といったように、長いダッシュに続いて並べられている。ソーサリーのサブタイプは、インスタントのサブタイプと同一であり、呪文タイプと呼ばれる。ソーサリーには複数のサブタイプがあることもありうる。呪文タイプ一覧は、rule 205.3k 参照。
- 307.4 ソーサリーは戦場に出ることはできない。戦場に出る場合、その代わりに元の領域に残る。
- 307.5 呪文、能力、効果によって、プレイヤーが何かを「ソーサリーが唱えられるときならいつでも/any time he or she could cast a sorcery」あるいは「ソーサリーとしてのみ/only as a sorcery」できる、となっていた場合、それはそのプレイヤーが優先権を持ち、自分のターンのメイン・フェイズ中で、スタックが空である、ということを意味する。そのプレイヤーは唱えられるソーサリー・呪文を持っている必要はないし、そのプレイヤーにソーサリー・呪文を唱えられなくする効果があっても処理は実行できる(その処理が実際にソーサリー・呪文を唱えるものでない限り)。
- 307 ソーサリー