聖なる日/Holy Day
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第8版では色の役割が変更されたが、この効果もそのうちの1つ。それまでは緑の濃霧/Fogがその役割を担っていた。もっとも、初出はレジェンドなので、色の役割が確立していない時代のカードを拾ってきた、という見方もできる。第8版から第10版までの間、濃霧と入れ替わる形で基本セットに収録され続けていたが、基本セット2010でその濃霧と入れ替わる形で基本セット落ち。色の役割としても基本セット2010以降はこの効果は緑の役割に再び戻されている。
ミラディン・ブロック期のスタンダードにおける青白コントロールで、よく等時の王笏/Isochron Scepterに刻印されていた。
コールドスナップ~ローウィン期のスタンダードではクリーチャー主体の環境もあいまって、これとその亜種を使ったターボフォグも開発された。
- インベイジョン当時はまだ色の役割は変更されていなかったが再録された。
- レジェンドで各色に濃霧を作ろうとしたらしいが、没になりこれと暗黒/Darknessだけが残った。
関連カード
主な亜種
ここでは白の亜種を挙げる。特筆が無い限り全てインスタント。緑の亜種に関しては濃霧/Fogを参照。
- Angus Mackenzie - タップ能力で聖なる日を起動できる伝説のクリーチャー。緑白青3マナ2/2起動コスト(緑)(白)(青)。(レジェンド)
- 最前線の策士/Frontline Strategist - 変異誘発型能力で兵士以外が与える全戦闘ダメージを軽減する変異クリーチャー。1マナ1/1変異(白)。(スカージ)
- 天空のもや/Ethereal Haze - 秘儀版。軽減するのは「クリーチャーから与えられるすべてのダメージ」と、少し機能が異なる。1マナ。(神河物語)
- 偽りの希望の神/Kami of False Hope - 自身の生け贄で聖なる日の効果を発揮するクリーチャー。1マナ1/1。(神河謀叛)
- 暁の魔除け/Dawn Charm - 魔除け。モードの1つに聖なる日の効果がある。2マナ。(次元の混乱)
- 花粉の子守唄/Pollen Lullaby - 激突を行い、勝つと相手のクリーチャーはその次のアンタップ・ステップにアンタップしない。2マナ。(ローウィン)
- コウモリ翼の霞/Batwing Brume - 唱えるために白マナが使われていると聖なる日の効果。白黒の2マナ混成カード。(シャドウムーア)
- 天使歌/Angelsong - サイクリング(2)付き。2マナ。(アラーラの断片)
- 安全な道/Safe Passage - あなたとあなたがコントロールするクリーチャーへのダメージを、戦闘ダメージ以外も軽減する。3マナ。(基本セット2010)
- 無害な突撃/Harmless Assault - 攻撃クリーチャーからの戦闘ダメージのみを軽減。ダブルシンボル4マナ。(エルドラージ覚醒)
- 暴動鎮圧/Riot Control - 軽減はあなたへのダメージのみだが、戦闘ダメージ以外も軽減する。対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体につき1点回復。3マナ。(ドラゴンの迷路)
- 取り囲む地割れ/Encircling Fissure - 対戦相手1人がコントロールするクリーチャーからの戦闘ダメージのみを軽減。覚醒2 - (4)(W)付き。3マナ。(戦乱のゼンディカー)
- 忌の一掃/Repel the Abominable - 人間以外からのすべてのダメージを軽減する。2マナ。(異界月)
それ以外の効果で実質同様の働きをするもの
- Festival - このターン、クリーチャーは攻撃できない。対戦相手のアップキープの間にのみ唱えられる。 1マナ。(ザ・ダーク)
- 和平交渉/Peace Talks - このターンと次のターン、クリーチャーを攻撃できなくする。ソーサリー。2マナ。(ビジョンズ)
- 沈黙の時/Moment of Silence - 戦闘ダメージを0にするのではなく、戦闘フェイズを飛ばす。プレイヤーを対象に取る。1マナ。(メルカディアン・マスクス)
- オアリムの詠唱/Orim's Chant - (W)を払いキッカーをすると、このターン、クリーチャーは攻撃できない。1マナ。(プレーンシフト)
参考
- カード個別評価:インベイジョン - コモン
- カード個別評価:レジェンド - コモン1
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第9版 - コモン
- カード個別評価:第8版 - コモン