トップレア
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トップレア(Top Rare)とは、そのエキスパンションの中で最も価値が高いとされるレアおよび神話レアのこと。
ようするに使用頻度が非常に高く多くの人が欲しがるレアカードのことなので、カードパワーの高いカードとイコールではない。色に関係なく投入できる、つまり、多くのデッキで使用されやすいということで、アーティファクトや土地がなりやすい。また、1枚挿しで使われることの多いカードより、4枚投入されるカードの方がなりやすい。
対義語はカスレア。
- ローテーションの変化等で環境が変わればトップレアも変わる。そしてスタンダード落ちするや否や一気に価値が下がる。
- ただし、エターナル・モダンなど別のフォーマットでも使用に値するもの、イラストなどで人気が高いものは、そんなに値下がりはしない。
- あまり価値のなかったヴェズーヴァ/Vesuvaがモダンの導入によりトップレアとなり急騰した事例もある。
- ただし、エターナル・モダンなど別のフォーマットでも使用に値するもの、イラストなどで人気が高いものは、そんなに値下がりはしない。
- 登場前ないし登場直後の評価は非常に高くトップレアとして扱われていたが、実際に使ってみると思ったより使いづらい、あるいは環境と合わずに凋落するというのはよくある話。
- 当然逆のパターンもある。詳しくはカスレアの項を参照。
- 基本的にはエキスパンション毎の相対的な評価であるが、それに加えある一定以上の価値が必要という絶対的評価も含まれる。たとえばそのエキスパンション全体のレアがあまりに弱い(とされる)場合、その中では比較的マシというだけでトップレアと呼ばれることはあまりない。
- 上記の場合に加え、そのエキスパンションのアンコモンに強力なカードがある場合、レアに対する皮肉で、そのアンコモンが「トップレア」ないし「トップアンコモン」などと呼ばれる場合もある。
- 例として、鋸刃の矢/Serrated Arrows(ホームランド)やキマイラ像/Chimeric Idol(プロフェシー)、永遠の証人/Eternal Witness(フィフス・ドーン)など。
- まれに、強力なエキスパンションであっても、露天鉱床/Strip Mine(アンティキティー)やForce of Will(アライアンス)のように強すぎたアンコモンが他のレアより知られる例もある。(アライアンスにはThawing Glaciers、Kjeldoran Outpost、Lake of the Deadといった、トーナメントレベルのレアが多数あった。)
- 上記の場合に加え、そのエキスパンションのアンコモンに強力なカードがある場合、レアに対する皮肉で、そのアンコモンが「トップレア」ないし「トップアンコモン」などと呼ばれる場合もある。
- かつては取りきりのドラフトを行う場合、トップレアのピックに走る人が現れゲーム自体がつまらなくなる恐れがあった。
有名なトップレア
- Black Lotus - アンリミテッド・アルファ・ベータ
- デュアルランド(全10種) - リバイズド
- ネクロポーテンス/Necropotence - アイスエイジ
- 呪われた巻物/Cursed Scroll - テンペスト
- リシャーダの港/Rishadan Port - メルカディアン・マスクス
- ウルザの激怒/Urza's Rage - インベイジョン
- 破滅的な行為/Pernicious Deed - アポカリプス
- 激動/Upheaval - オデッセイ
- フェッチランド(友好色5種) - オンスロート
- 電結の荒廃者/Arcbound Ravager - ダークスティール
- 梅澤の十手/Umezawa's Jitte - 神河謀叛
- ショックランド(全10種) - ラヴニカ・ブロック
- 闇の腹心/Dark Confidant - ラヴニカ:ギルドの都
- ヴェズーヴァ/Vesuva - 時のらせん
- タルモゴイフ/Tarmogoyf - 未来予知
- フェッチランド(対抗色5種) - ゼンディカー
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor - ワールドウェイク
- 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn - エルドラージ覚醒
- 原始のタイタン/Primeval Titan - 基本セット2011
- 忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned - アヴァシンの帰還
- ボロスの反攻者/Boros Reckoner - ギルド門侵犯
- 復活の声/Voice of Resurgence - ドラゴンの迷路
- 変わり谷/Mutavault - 基本セット2014
- ダク・フェイデン/Dack Fayden - コンスピラシー