睡蓮の原野コンボ
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(ロータス・コンボとも呼ばれること、リーアを使用すること、チャンドラ型について追加) |
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*[[ロータス・コンボ/Lotus Field Combo (パイオニア・チャレンジャーデッキ)]]もこの型である。 | *[[ロータス・コンボ/Lotus Field Combo (パイオニア・チャレンジャーデッキ)]]もこの型である。 | ||
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+ | *[[全知/Omniscience]]影響下で[[バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery]]3枚を用いる。チャンドラの[[誘発型能力]]が有効な時にバーラ・ゲドを唱えると墓地のバーラ・ゲド2枚を回収できる。その後チャンドラの-X[[能力]]で[[忠誠度]]をすべて[[本体火力]]にし、[[墓地]]に置かれたチャンドラをバーラ・ゲドで回収し最初に戻る。 | ||
+ | *[[無限]]ではないが、[[溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned]]影響下で潤沢なマナがあるならばバーラ・ゲドを介してチャンドラの-X能力を繰り返し使用し[[勝利]]することもある。理論上はバーラ・ゲド2枚+チャンドラ1枚+リーアで25点まで削ることができる。チャンドラの能力で見えざる糸や熟読をコピーできるのでマナはある程度工面できる。 | ||
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*[[深淵への覗き込み/Peer into the Abyss]]型。 | *[[深淵への覗き込み/Peer into the Abyss]]型。 | ||
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+ | ===機械兵団の進軍後=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Pioneer Challenge on 9/10/2023 優勝([https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/pioneer-challenge-2023-09-1012578886 参考]) | ||
+ | **使用者:ComboMAN | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[パイオニア]](~[[エルドレインの森]]) | ||
+ | {{#MagicFactory: df322225}} | ||
+ | *[[希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beacon]]型。 | ||
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==出典== | ==出典== |
2023年9月30日 (土) 02:33時点における版
睡蓮の原野コンボ (Lotus Field Combo) あるいはロータス・コンボは、睡蓮の原野/Lotus Fieldをキーカードとした緑青コンボデッキ。パイオニア環境に存在する。
- もう一つのキーカードである見えざる糸/Hidden Stringsから海外ではHidden Stringsと呼ばれる場合もある。
目次 |
概要
ソーサリー
パーマネント1つと、他のパーマネント1つを対象とする。あなたはその前者をタップまたはアンタップしてもよく、その後、その後者をタップまたはアンタップしてもよい。
暗号(その後、あなたはあなたがコントロールするクリーチャー1体に暗号化した状態で、この呪文カードを追放してもよい。そのクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーはその暗号化したカードのコピーを、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
樹上の草食獣/Arboreal Grazerや成長のらせん/Growth Spiralから高速で睡蓮の原野/Lotus Fieldを展開、演劇の舞台/Thespian's Stageで睡蓮の原野をコピーし、それらを見えざる糸/Hidden Stringsや熟読/Pore Over the Pages、砂時計の侍臣/Vizier of Tumbling Sandsでアンタップしてマナを増やす。時を越えた探索/Dig Through Timeでライブラリーを掘り進め、フィニッシュへと繋げる。
勝ちパターンはいくつかあり、
- 大量のマナから全知/Omniscienceを貼り、成就/Grantedでサイドボードから無限への突入/Enter the Infiniteをもってきてライブラリーを引き切り、再度の成就から神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteriesの勝利条件を満たして勝利する。
- 嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduitと二倍詠唱/Doublecast、発展/Expansionによる無限ダメージで勝利する。このパターンの場合、二倍詠唱はコンボ中は熟読をコピーしてマナとドローを増やすためのパーツとしても使うことができる。
エンチャント
あなたの墓地にあり土地でない各カードはそれぞれ脱出を持つ。脱出コストは、そのカードのマナ・コストに「あなたの墓地から他のカード3枚を追放する。」を追加したものに等しい。(あなたはあなたの墓地から、カードをそれの脱出コストで唱えてもよい。)
終了ステップの開始時に、死の国からの脱出を生け贄に捧げる。
テーロス還魂記参入後は死の国からの脱出/Underworld Breachを獲得し、タッチ赤のロータス・ブリーチ(Lotus Breach)と呼ばれるタイプが主流となった。
秘本掃き/Tome Scourと見えざる糸を繰り返し脱出で唱えることで自分のライブラリーを削り切り、最後はタッサの神託者/Thassa's Oracleか神秘を操る者、ジェイスで勝利する。
2020年8月に死の国からの脱出が禁止カードに指定され、ロータス・ブリーチ型は消滅した。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーにあるカードの枚数半分に等しい枚数のカードを引き、自分のライフの半分を失う。それぞれの端数は切り上げる。
基本セット2021参入後は深淵への覗き込み/Peer into the Abyssをリソース確保手段として使用するタイプが主流となった。
こちらでは深淵への覗き込みにより手札を増やした後、副陽の接近/Approach of the Second Sunを成就/Grantedでサイドボードから持ってきて唱え、増えた手札でライブラリーを掘り進めふたたび副陽の接近を唱える、という勝ちパターンを採用している。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
すべての呪文は打ち消されない。
あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるすべてのカードはフラッシュバックを持つ。そのフラッシュバック・コストは、そのカードのマナ・コストに等しい。
イニストラード:真夜中の狩り参入後は溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedでアンタップ呪文を使い回すギミックが用いられるようになった。基本的に1枚挿しで、必要に応じて各種サーチカードで呼び出す。
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
[+2]:望む色の組み合わせのマナ2点を加える。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を追放する。次のあなたのターンの終了時まで、それらの追放されているカードの中からインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えてもよい。
[-X]:最大2つを対象とする。希望の標、チャンドラはそれらにそれぞれX点のダメージを与える。
機械兵団の進軍参入後は、希望の標、チャンドラ/Chandra, Hope's Beaconをエンドカードとするタイプも登場した。勝ちパターンとしては
- 全知/Omniscience影響下でバーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery3枚を用いる。チャンドラの誘発型能力が有効な時にバーラ・ゲドを唱えると墓地のバーラ・ゲド2枚を回収できる。その後チャンドラの-X能力で忠誠度をすべて本体火力にし、墓地に置かれたチャンドラをバーラ・ゲドで回収し最初に戻る。
- 無限ではないが、溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned影響下で潤沢なマナがあるならばバーラ・ゲドを介してチャンドラの-X能力を繰り返し使用し勝利することもある。理論上はバーラ・ゲド2枚+チャンドラ1枚+リーアで25点まで削ることができる。チャンドラの能力で見えざる糸や熟読をコピーできるのでマナはある程度工面できる。
が挙げられる。従来のエンドカードと異なり、チャンドラはアンタップ呪文をコピーすることによるマナ加速や-X能力による除去ができるため、エンドカード以外の役割も持てるのが強みである。
サンプルリスト
初期型
テーロス還魂記後
- 備考
- プレイヤーズツアーフェニックス20 準優勝(参考)
- 使用者:William Jensen
- フォーマット
Lotus Breach [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- テーロス還魂記参入後のロータス・ブリーチ型。
基本セット2021後
Lotus Field Combo(Second Sun) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機械兵団の進軍後
Lotus Field Combo (Chandra) [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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