発展+発破/Expansion+Explosion
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インスタント
マナ総量が4以下であるインスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
Explosion / 発破 (X)(青)(青)(赤)(赤)インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人と、プレイヤー1人を対象とする。発破はその前者にX点のダメージを与える。その後者のプレイヤーはカードをX枚引く。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。発破の「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人と、」は「1つを対象とし、」に読み替えてください。
ラヴニカのギルドのレアの分割カードサイクル。イゼット団/The Izzetは呪文のコピーか、X火力+Xドロー。
発展は対象がマナ総量4以下に限定された余韻/Reverberate。制限のためX呪文との相性は悪くなってしまったがその応用力は健在。状況に応じてドローや除去、カウンターとして振る舞える。
発破はX火力とXドローの抱き合わせ。インスタントになり、同時に2つのモードを使える火想者の発動/Invoke the Firemindともいえる。火種に4マナかかるのは歴代のX呪文でもかなり重い部類。序盤に軽量クリーチャーを焼くという用途に使えないのは柔軟性が売りでもあるX火力としてはマイナス。とはいえこのカードは分割カードであり、その柔軟性はもう片方の発展がカバーしている。多くのマナが確保できるゲーム後半においてはインスタント・タイミングで火力とドローを同時に撃てるこのカードの存在感は大きい。
状況を選ぶ呪文コピーと多くのマナを必要とするX呪文の組み合わせであり、長期戦を狙うデッキにおいて力を発揮するカード。登場時のスタンダードにおいては青赤系のコントロールデッキに採用されている。特にワールド・マジック・カップ18では、キッカーした火による戦い/Fight with Fireを発展でコピーして勝利するジェスカイ・コントロールが活躍を見せた。ラヴニカの献身追加後はターボゲートで採用されており、迂回路/Circuitous Routeや成長のらせん/Growth Spiralをコピーしてランドブーストを補助したり、燃え立つ門/Gates Ablaze1枚で処理しきれない時に上乗せしたり、トドメのX火力として利用される。心理腐食/Psychic Corrosionを使ったライブラリーアウトデッキでもフィニッシャーとなるほか、土地がよく伸びるターボゲートでも長期戦になるとこれで対戦相手のライブラリーを削り切ることも珍しくない。そして発破がフィニッシャーとして重用されたティムール再生はローテーション直前までの長きにわたってメタゲームに絡み、サイクルの中でも突出した存在感を残したカードとなった。
- 他のプレイヤー1人を対象に唱えられるXドローがスタンダードで使えるのは久々で、タルキール龍紀伝の禍々しい協定/Damnable Pact以来、青いものに限ればミラディン包囲戦の青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith以来となる。
- 発破は火力もドローも対象を取る。対象のうち火力の方のみが不正な対象になってもドローが立ち消えすることはない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のレアの分割カードサイクル。左半分がダブルシンボルの混成カード、右半分が多色カードになっている。
- ラヴニカのギルド
- 詭謀+奇策/Connive+Concoct(青黒)
- 発展+発破/Expansion+Explosion(青赤)
- 採取+最終/Find+Finality(黒緑)
- 反応+反正/Response+Resurgence(赤白)
- 確証+確立/Assure+Assemble(緑白)
- ラヴニカの献身
- 万全+番人/Warrant+Warden(白青)
- 回生+会稽/Revival+Revenge(白黒)
- 豪奢+誤認/Bedeck+Bedazzle(黒赤)
- 強撃+脅威/Thrash+Threat(赤緑)
- 覆滅+複製/Repudiate+Replicate(緑青)
左半分のイラストにはレアの伝説のクリーチャーサイクル、右半分のイラストにはギルド指導者サイクルから、それぞれ対応するギルド/Guildのキャラクターが描かれている。