燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
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2016年1月9日 (土) 22:09時点における版
ゼンディカーで再登場したチャンドラ。今回は各忠誠度能力のシナジーを意識した作りとなっている。
- +1能力
- 手札の赤のカードを4点ダメージへと変換する。チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarの1番目の忠誠度能力がかなり地味だったのに対し、今回はカード1枚を代償として威力が非常に大きくなっている。
- 捨てるカードは自分で選べるため、エクステンデッド以下の環境でハンド・アドバンテージを失いたくないときはゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobなどを使うとよい。マッドネスカードとの相性もよい。基本セット2012にてその名を冠する相性抜群のクリーチャー、チャンドラのフェニックス/Chandra's Phoenixが登場した。
- カードを1枚捨てて4点ダメージという点で音波の炸裂/Sonic Burstと似ているが、捨てるカードが無作為か否か、コストの一部か否かで異なる。燃え立つチャンドラの場合は効果の一部なので、もみ消し/Stifleや対象不適正で打ち消されたときには手札を捨てない。
- -2能力
- 手札リセットでプチWheel of Fortune。対戦相手の手札のみが豊富な時に使えば大きなアドバンテージを産むことが可能。盗用/Plagiarizeと組み合わせれば対戦相手の手札は空に、自分の手札は6枚に。偏頭痛/Megrim、悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions、地獄界の夢/Underworld Dreams、火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemindと組み合わせればダメージ源に。マルフェゴール/MalfegorのCIP能力のフォローとしても使える。ただし両者とも6マナと重いのが難点。
- -7能力
- マナ・コストを支払わずに墓地の赤の呪文を好きなだけ唱えることができるという豪快な能力。他2つの能力はいずれも手札を捨てる効果を含んでいるので、墓地に火力を溜め、対戦相手にそれらを一気に撃ちこんで焼殺するという戦法が考えられる。赤でさえあれば、残酷な根本原理/Cruel Ultimatumや暴力的な根本原理/Violent Ultimatumなどの「効果は強いが重いカード」もマナ・コストを無視して唱えられる。連発すれば対戦相手は投了せざるを得ないだろう。
ストームデッキ系のカードとは親和性が高い。炎の儀式/Rite of Flameや煮えたぎる歌/Seething Song等からマナ加速してすばやくチャンドラを呼び、肥えた墓地から3番目の忠誠度能力を使ってストームを稼げる。または2番目の忠誠度能力で空っぽになった手札を補充してキーカードを探すという使い方もできる。
手札消費が激しいこととも相性がいいバーンデッキでの使用が考えられるが、6マナのマナ・コストは重い。その点を考慮すればカウンターバーンのフィニッシャーが適任だろうか。ドローに長けた青とあわせれば捨てる手札の確保が容易であり、マナを使わない忠誠度能力は隙を作らずダメージを与えられる。重さも許容範囲だろう。
- スペイン語版には、-7能力の「rojas(赤の)」の部分が欠落している誤植がある(→Errata ZEN - Chandra y Trampa lluvia de flechas参照)。
関連カード
テンプレート:サイクル/チャンドラのプレインズウォーカー・タイプを持つカード
サイクル
ゼンディカー・ブロックのプレインズウォーカーのメガサイクル。ブロック全体を通して各色に1人ずつ収録された。
- ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
- ソリン・マルコフ/Sorin Markov
- 燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze
- ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
その他、黒赤のプレインズウォーカーとして狂乱のサルカン/Sarkhan the Madが存在している。
ストーリー
詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)を参照。