白黒トークン
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+ | 特に闇の隆盛で[[白黒]]に、優秀なトークン生成手段である[[未練ある魂/Lingering Souls]]と、トークン生成と全体強化を両立する新[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad]]が加わったことでデッキの完成度が高くなり、トークン系デッキとしては緑白トークンに代わって主流となっている。 | ||
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+ | **[[グランプリリール12]] ベスト4([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gplil12/welcome 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Tom Valkeneers]] | ||
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+ | 最初は、[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]+[[アラーラの断片ブロック]]期の[[スタンダード]]で活躍した。 | ||
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**[[プロツアー京都09]] 準優勝(初日全勝) ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptkyo09/jawelcome 参考]) | **[[プロツアー京都09]] 準優勝(初日全勝) ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptkyo09/jawelcome 参考]) |
2012年3月5日 (月) 07:52時点における版
白黒トークン(White-Black tokens)とは、その名の通りトークンを有効活用した白黒ビートダウンデッキ。 元来はアラーラの断片参入後のスタンダードで活躍したビートダウンを指していたが、イニストラード・ブロック参入後にも同様な動きをするデッキが組まれるようになったため、そちらもそう呼ばれるようになった。
目次 |
ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
イニストラードの参入でトークン戦略が復活し、闇の隆盛でデッキタイプに合致したカードが複数登場したことにより頭角を現す。
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
伝説のプレインズウォーカー — ソリン(Sorin)
[+1]:絆魂を持つ黒の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-2]:あなたは「あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。
[-6]:クリーチャーと他のプレインズウォーカーを最大3つまで対象とし、それらを破壊する。これにより墓地に置かれた各カードを、あなたのコントロール下で戦場に戻す。
動きは緑白トークンとほぼ同様で、トークン生成カードと全体強化手段で構成される。
特に闇の隆盛で白黒に、優秀なトークン生成手段である未練ある魂/Lingering Soulsと、トークン生成と全体強化を両立する新プレインズウォーカーのイニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistradが加わったことでデッキの完成度が高くなり、トークン系デッキとしては緑白トークンに代わって主流となっている。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリリール12 ベスト4(参考)
- 使用者:Tom Valkeneers
- フォーマット
ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期
最初は、ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期のスタンダードで活躍した。
伝説のプレインズウォーカー — アジャニ(Ajani)
[+1]:あなたは2点のライフを得る。
[-1]:あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。それらのクリーチャーは、ターン終了時まで警戒を得る。
[-6]:白のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたのライフの総量に等しい。」を持つ。
アーティファクト クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
潮の虚ろの漕ぎ手が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開し、あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのカードを追放する。
潮の虚ろの漕ぎ手が戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーの手札に戻す。
黒赤トークンの派生として登場したデッキだが、動きとしてはキスキンに近い。幽体の行列/Spectral Processionや苦花/Bitterblossomなどのトークン生成カードと黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneなどの全体強化が主な構成となっている。
キスキンとの違いは思考囲い/Thoughtseizeや潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Scullerなどの強力な手札破壊と常にクロックを増やし続ける苦花を積むことができる点である。
手札破壊や多様な除去を採用できることから柔軟性が高い。また、単体除去に強く、全体除去でもカード・アドバンテージを稼がれないため、通常のビートダウンをメタったコントロールデッキとの相性が良い。そのため、世界選手権08のスタンダード部門では青黒フェアリーに次いで使用者が多かった(→参考)。
安定性の低さとクリーチャーの線の細さが弱点。トークンの生成、全体強化、手札破壊という各パーツを上手く引ける場合には強力だが、どれかに偏ってしまうと相手に押し切られてしまいやすい。また、マナ基盤がタイトであり、理想的と言われる思考囲い→潮の虚ろの漕ぎ手→幽体の行列という流れを実現するには土地のドローも上手くかみ合わなくてはならない。さらに、苦花や思考囲い、そしてタイトなマナ基盤を支えるペインランドと自分のライフをリソースにすることが非常が多く、かみ合わなかった場合の脆さを高めている。そのため、器用貧乏なデッキと評されることも多い。
アラーラ再誕でデッキのコンセプトによくかみ合った盲信的迫害/Zealous Persecutionを獲得した。ミラーマッチや赤白ヒバリとのマッチで非常に有効な上、白黒トークンにとって癌だった静月の騎兵/Stillmoon Cavalierを除去できる為、デッキの死角が埋められる形になり、アラーラ再誕参入後は赤白ヒバリよりもメタゲームで上位に位置している。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー京都09 準優勝(初日全勝) (参考)
- 使用者:Luis Scott-Vargas
- フォーマット
PT京都09 白黒トークン [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- コンフラックス参入後のもの。構成は異なるが、Matteo Orsini Jonesも白黒トークンを使用してベスト8に入賞している。
- タップインの秘儀の聖域/Arcane Sanctumを4枚採用することで安定性を高め、1ターン目にプレイしづらくなった思考囲い/Thoughtseizeは不採用になっている。