羽ばたき飛行機械/Ornithopter
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*0マナで戦場に留まり攻撃に参加できる[[アーティファクト・クリーチャー]]は、他には[[ビジョンズ]]で登場した[[ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker]](0/3)と、[[ミラディンの傷跡]]で登場した[[メムナイト/Memnite]](1/1)のみ。それらと比べ、羽ばたき飛行機械は飛行持ちなのが強みである。 | *0マナで戦場に留まり攻撃に参加できる[[アーティファクト・クリーチャー]]は、他には[[ビジョンズ]]で登場した[[ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker]](0/3)と、[[ミラディンの傷跡]]で登場した[[メムナイト/Memnite]](1/1)のみ。それらと比べ、羽ばたき飛行機械は飛行持ちなのが強みである。 | ||
*日本では一般的に「オー'''ニ'''ソプター」と読まれるが、発音は「オー'''ナ'''ソプター」くらいが近い。 | *日本では一般的に「オー'''ニ'''ソプター」と読まれるが、発音は「オー'''ナ'''ソプター」くらいが近い。 | ||
+ | *初出のアンティキテーから基本セット2015まで計11回もの収録回数記録を持っている。そのため、3種類の[[フレーバー・テキスト]](※下記)と[[イラスト]]({{Gatherer|id=1016|イラスト1}}、{{Gatherer|id=46016|イラスト2}}、{{Gatherer|id=206331|イラスト3}})を持つが、それらの組み合わせはバラバラであることが多い。 | ||
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+ | '''羽ばたき飛行機械'''/''Ornithopter''は、遥か大昔の[[ドミナリア/Dominaria]]に存在した古代[[スラン/Thran]]文明が残した遺物である。栄華を誇ったスラン文明の時代に数多く作られたであろうこの飛行機械の内の一つが[[AR]]16年頃、キャラバン隊によって発掘される。発掘されたこの飛行機械は、数千年の時を超えてなお運良く良好な状態であった。その後、キャラバン隊のキャンプにいた[[ウルザ/Urza]]らの手によって修理・復元されたこの飛行機械は、ウルザ、[[ミシュラ/Mishra]]、[[トカシア/Tocasia]]の3人を、かつてスラン帝国の首都[[ハルシオン/Halcyon]]だった遺跡[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]へと導いた。 | ||
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+ | {{フレイバーテキスト|多くの学者が信じる説によれば、この羽ばたき飛行機械こそ、ウルザが機械生命に挑戦した最初の試みの結果であるという。恐らく、トカシアの見習いであった青年時代に作られたのだろう。||[[第4版]]}} | ||
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+ | ドミナリアとは遠く離れた異なる[[次元/Plane]]の[[ミラディン/Mirrodin]]でも存在が確認されている。こちらはスラン文明やウルザらによって修復されたものとは、まったく関係の無いもの。だが、上記以外のフレイバー・テキストによると、飛行機械は次元や時代や[[種族]]に関わらず発明されるものであるらしい。 | ||
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2014年8月24日 (日) 14:56時点における版
アンティキティー初出のアーティファクト・クリーチャー。クリーチャーである0マナアーティファクトの代名詞ともいえる。
タフネスが2あるのでパワー1の飛行クリーチャーを止めることができる。パワーは0だが、回避能力を持っているので、パワーを上げる手段と組み合わせれば、強力なアタッカーになれる。
- 第9版の発売に伴い、飛行機械のクリーチャー・タイプを獲得した。飛行機械のタイプは以前は飛行機械隊/Thopter Squadronから出るトークンにのみ使われていた。
- 初出のアンティキティーではコモンであったが、リバイズドの再録時はアンコモンとして収録。それ以降再録時は一貫してアンコモンとして収録され続けてきたが、基本セット2015で久しぶりにコモンとして収録された。これに伴い、Magic Onlineで初めてコモンとして収録されたため、Pauperでの使用が可能になった。
目次 |
利用
クリーチャーでもアーティファクトでもあり、何より0マナであるため、昔からいろいろなコンボデッキやアーティファクト主体のデッキで採用されてきた。以下は利用方法の一例。
- アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarで生け贄に捧げ、永劫の輪廻/Enduring Renewalで手札に戻してを繰り返し無限マナ。
- 卑怯/Cowardiceと手甲/Shukoで無限サイクル。あとはストームでも。
- 唱えた後に撤収/Retractしてまた唱えなおしてストームを稼ぐ。
- クリーチャーもしくはアーティファクトが戦場に出るたび誘発する能力を持つカードと組み合わせる。
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyから出るマナを手軽に増やす。
ミラディンに再録されてからは、親和デッキで親和を稼げるアーティファクトであり回避能力を持つ軽いクリーチャーとして、電結の荒廃者/Arcbound Ravagerや頭蓋囲い/Cranial Platingと組み合わせてアタッカーとして活躍している。親和デッキが衰退してからは忍者デッキの忍術の種になっている(→エラヨウ忍者)。
その他
- 0マナで戦場に留まり攻撃に参加できるアーティファクト・クリーチャーは、他にはビジョンズで登場したファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker(0/3)と、ミラディンの傷跡で登場したメムナイト/Memnite(1/1)のみ。それらと比べ、羽ばたき飛行機械は飛行持ちなのが強みである。
- 日本では一般的に「オーニソプター」と読まれるが、発音は「オーナソプター」くらいが近い。
- 初出のアンティキテーから基本セット2015まで計11回もの収録回数記録を持っている。そのため、3種類のフレーバー・テキスト(※下記)とイラスト(イラスト1、イラスト2、イラスト3)を持つが、それらの組み合わせはバラバラであることが多い。
ストーリー
羽ばたき飛行機械/Ornithopterは、遥か大昔のドミナリア/Dominariaに存在した古代スラン/Thran文明が残した遺物である。栄華を誇ったスラン文明の時代に数多く作られたであろうこの飛行機械の内の一つがAR16年頃、キャラバン隊によって発掘される。発掘されたこの飛行機械は、数千年の時を超えてなお運良く良好な状態であった。その後、キャラバン隊のキャンプにいたウルザ/Urzaらの手によって修理・復元されたこの飛行機械は、ウルザ、ミシュラ/Mishra、トカシア/Tocasiaの3人を、かつてスラン帝国の首都ハルシオン/Halcyonだった遺跡コイロスの洞窟/Caves of Koilosへと導いた。
多くの学者が信じる説によれば、この羽ばたき飛行機械こそ、ウルザが機械生命に挑戦した最初の試みの結果であるという。恐らく、トカシアの見習いであった青年時代に作られたのだろう。(出典:第4版)
スラン帝国の遺物の改良を任せていただき、これほど光栄なことはありません。この業績によって、わたしの名が歴史の片隅に残ることになれば、それは望外の幸せ。― 徒弟時代のウルザ(出典:第5版)
ドミナリアとは遠く離れた異なる次元/Planeのミラディン/Mirrodinでも存在が確認されている。こちらはスラン文明やウルザらによって修復されたものとは、まったく関係の無いもの。だが、上記以外のフレイバー・テキストによると、飛行機械は次元や時代や種族に関わらず発明されるものであるらしい。
時代や次元や種族にかかわらず、発展途上の工匠というものは必ず羽ばたき飛行機械を発明するものだ。(出典:ミラディン)
参考
- Ornithopters! (Daily MTG、Magic Arcana、英語)
- 0マナカード
- カード個別評価:ミラディン - アンコモン
- カード個別評価:アンティキティー - コモン4
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:第6版 - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド - アンコモン