発展+発破/Expansion+Explosion
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− | 状況を選ぶ呪文コピーと多くのマナを必要とするX呪文の組み合わせであり、長期戦を狙うデッキにおいて力を発揮する[[カード]]。登場時の[[スタンダード]]においては[[青赤]]系の[[コントロール (デッキ)|コントロール]][[デッキ]]に採用されている。特に[[ワールド・マジック・カップ18]]では、[[キッカー]]した[[火による戦い/Fight with Fire]]を発展でコピーして[[勝利]]する[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]が活躍を見せた。 | + | 状況を選ぶ呪文コピーと多くのマナを必要とするX呪文の組み合わせであり、長期戦を狙うデッキにおいて力を発揮する[[カード]]。登場時の[[スタンダード]]においては[[青赤]]系の[[コントロール (デッキ)|コントロール]][[デッキ]]に採用されている。特に[[ワールド・マジック・カップ18]]では、[[キッカー]]した[[火による戦い/Fight with Fire]]を発展でコピーして[[勝利]]する[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]が活躍を見せた。[[ラヴニカの献身]]追加後は[[ターボゲート]]で採用されており、[[迂回路/Circuitous Route]]や[[成長のらせん/Growth Spiral]]をコピーしてランドブーストを補助したり、[[燃え立つ門/Gates Ablaze]]1枚で処理しきれない時に上乗せしたり、トドメのX火力として利用される。[[心理腐食/Psychic Corrosion]]を使った[[ライブラリーアウト]]デッキでも[[フィニッシャー]]となるほか、[[土地]]がよく伸びるターボゲートでも長期戦になるとこれで[[対戦相手]]のライブラリーを削り切ることも珍しくない。そして発破がフィニッシャーとして重用された[[ティムール再生]]は[[ローテーション]]直前までの長きにわたって[[メタゲーム]]に絡み、サイクルの中でも突出した存在感を残したカードとなった。 |
− | * | + | *他の[[プレイヤー]]1人を[[対象]]に唱えられるXドローがスタンダードで使えるのは久々で、[[タルキール龍紀伝]]の[[禍々しい協定/Damnable Pact]]以来、[[青]]いものに限れば[[ミラディン包囲戦]]の[[青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith]]以来となる。 |
+ | *発破は火力もドローも対象を取る。対象のうち火力の方のみが[[不正な対象]]になってもドローが[[立ち消え]]することはない。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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+ | *[[カード個別評価:ラヴニカ・リマスター]] - [[レア]] |
2024年2月18日 (日) 12:23時点における最新版
インスタント
マナ総量が4以下であるインスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
Explosion / 発破 (X)(青)(青)(赤)(赤)インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人と、プレイヤー1人を対象とする。発破はその前者にX点のダメージを与える。その後者のプレイヤーはカードをX枚引く。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。発破の「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人と、」は「1つを対象とし、」に読み替えてください。
ラヴニカのギルドのレアの分割カードサイクル。イゼット団/The Izzetは呪文のコピーか、X火力+Xドロー。
発展は対象がマナ総量4以下に限定された余韻/Reverberate。制限のためX呪文との相性は悪くなってしまったがその応用力は健在。状況に応じてドローや除去、カウンターとして振る舞える。
発破はX火力とXドローの抱き合わせ。インスタントになり、同時に2つのモードを使える火想者の発動/Invoke the Firemindともいえる。火種に4マナかかるのは歴代のX呪文でもかなり重い部類。序盤に軽量クリーチャーを焼くという用途に使えないのは柔軟性が売りでもあるX火力としてはマイナス。とはいえこのカードは分割カードであり、その柔軟性はもう片方の発展がカバーしている。多くのマナが確保できるゲーム後半においてはインスタント・タイミングで火力とドローを同時に撃てるこのカードの存在感は大きい。
状況を選ぶ呪文コピーと多くのマナを必要とするX呪文の組み合わせであり、長期戦を狙うデッキにおいて力を発揮するカード。登場時のスタンダードにおいては青赤系のコントロールデッキに採用されている。特にワールド・マジック・カップ18では、キッカーした火による戦い/Fight with Fireを発展でコピーして勝利するジェスカイ・コントロールが活躍を見せた。ラヴニカの献身追加後はターボゲートで採用されており、迂回路/Circuitous Routeや成長のらせん/Growth Spiralをコピーしてランドブーストを補助したり、燃え立つ門/Gates Ablaze1枚で処理しきれない時に上乗せしたり、トドメのX火力として利用される。心理腐食/Psychic Corrosionを使ったライブラリーアウトデッキでもフィニッシャーとなるほか、土地がよく伸びるターボゲートでも長期戦になるとこれで対戦相手のライブラリーを削り切ることも珍しくない。そして発破がフィニッシャーとして重用されたティムール再生はローテーション直前までの長きにわたってメタゲームに絡み、サイクルの中でも突出した存在感を残したカードとなった。
- 他のプレイヤー1人を対象に唱えられるXドローがスタンダードで使えるのは久々で、タルキール龍紀伝の禍々しい協定/Damnable Pact以来、青いものに限ればミラディン包囲戦の青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith以来となる。
- 発破は火力もドローも対象を取る。対象のうち火力の方のみが不正な対象になってもドローが立ち消えすることはない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のレアの分割カードサイクル。左半分がダブルシンボルの混成カード、右半分が多色カードになっている。
- ラヴニカのギルド
- 詭謀+奇策/Connive+Concoct(青黒)
- 発展+発破/Expansion+Explosion(青赤)
- 採取+最終/Find+Finality(黒緑)
- 反応+反正/Response+Resurgence(赤白)
- 確証+確立/Assure+Assemble(緑白)
- ラヴニカの献身
- 万全+番人/Warrant+Warden(白青)
- 回生+会稽/Revival+Revenge(白黒)
- 豪奢+誤認/Bedeck+Bedazzle(黒赤)
- 強撃+脅威/Thrash+Threat(赤緑)
- 覆滅+複製/Repudiate+Replicate(緑青)
左半分のイラストにはレアの伝説のクリーチャーサイクル、右半分のイラストにはギルド指導者サイクルから、それぞれ対応するギルド/Guildのキャラクターが描かれている。