イゼット団/The Izzet

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

イゼット団/The Izzetラヴニカ/Ravnicaにおける10のギルド/Guildの1つ。「The Izzet League」とも表記される。青赤で、知識の過激な追求をするギルド。

目次

[編集] 解説

イゼット団本来の役割はラヴニカの下水道、給湯、街道などインフラ施設の管理だが、彼らの本質は実験者の集団であり、その実験からはマナの噴出や空間の裂け目、あるいは神秘の扉などがしばしば生み出される。彼らはラヴニカの発明と魔法の達人であり、魔法の成り立ちを理解している唯一のギルドでもある。他のギルドと異なりイゼット団は、軍事力や権力、あるいは富の重要性に一切関心がない。知識の過激な追求はギルドの唯一の関心事である。イゼット団ではおもに錬金術の研究が行われ、常人には理解しがたい狂気ともとれるような研究もされている。

統率者は人間を遥かに凌駕する知能をもつドラゴンニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet。彼はあまりにも頭が良いため、1万年以上前から暇つぶしに様々な実験を行ってきた。ギルドの実験もその1つでしかないのである。ゆえにこのギルドは「人間よりもはるかに優れた知性を持つドラゴンの“暇つぶし”に1万年もの間つきあってきたマッド・サイエンティストの集団」と捉えると本質を理解しやすいかもしれない。

本拠地は火想者の高巣ニヴィックス。この名前ももちろんニヴ=ミゼットからきており、その内装もまた、彼のナルシストにも似た自己顕示欲の強い性格を反映してか、すべて鏡張りの構造となっている。

ラヴニカ・ブロックのストーリーにおいて、ニヴ=ミゼットはネフィリムとの戦いで傷つき、その傷を癒やすために彼しか知らないラヴニカの隠れ家へと身を潜めた。ラヴニカの多くの人々はミゼットの消失はイゼット団の終焉と捉えたが、巨大なイゼットの施設の出現や奇妙な倉庫からのマナコイルの唸りが夜を満たすにつれ認識を変え始めた。旧きドラゴンは自身のギルドをコントロールするのに姿を現す必要はない。彼が不在の間、火想者の力でギルド魔道士達にイゼット団が取り組む新たな奇妙な実験の複雑な指示を送り出していたのだ。

現在ミゼットはニヴィックスへ帰還し、その行動は他のギルドやジェイスの関心を集めている。

[編集] ギルド用語

[編集] イズムンディ/The Izmundi

ニヴ=ミゼットの個人的廷臣を構成する下僕たちはイズムンディ/The Izmundiと呼ばれる。彼らはニヴ=ミゼットが策謀を巡らせ、ニヴィックスの外の世界の出来事を常時把握する助けとなる。

イズマグナス/The Izmagnusは、イズムンディの中でも特に力を持つ者たちである。イズマグナスは通常5~7名で構成され、中には素性が明かされていないメンバーもいる。そんなイズマグナスの面々でさえ、ニヴ=ミゼットの究極的な計画や目的については知る由もない。

[編集] ミジウム/Mizzium

ニヴ=ミゼットが発明した軽く強く可鍛性、耐燃性に優れた合金。イゼット団の研究に多用されている他、他のギルドを含めたラヴニカ全体にとって有用な資材となっている。

[編集] 薬術師/Chemister

上記ミジウムを始めとした様々な物質を研究し、さらなる新たな合金やエネルギーを作り出すことを生業とした錬金術師。彼らの業績もまたラヴニカ全体への利益に繋がってはいるものの、一方で好奇心ばかりを優先し他を省みない彼らの実験は、しばしば近隣住民や実験に付き合う同僚に「不自然な災害」となって襲い掛かる。

彼らの研究はそれぞれの興味の赴くままに進められており、よく言えば多種多様、悪く言えば雑多である。おそらく研究のすべてを把握しているのは、火想者の力を持つギルドマスター、ニヴ=ミゼットひとりであろう。

  • chemistry(化学)を元にした造語。初期の公式記事ではそれを踏まえて化術士と訳されている。

[編集] 奇魔/Weird

奇魔は、2つの相反する種類のエレメンタル(例えば火と氷、煙と雷、蒸気と石)を合体させたクリーチャー。イゼット団はこの実験でより安定して制御が容易なエレメンタルを創造できないかと期待したが、予想に反して(そして当然の結果として)奇魔は元となったエレメンタルより気まぐれで荒々しいものとして誕生した。彼らはイゼット団の警備や戦闘用クリーチャーとして用いられている。

アゾリウス評議会/The Azorius Senateはこの危険なクリーチャーの創造を禁止したがっているが、何をもって奇魔とするかという議論に決着が着かないでいる(膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weirdフレイバー・テキスト参照)。

[編集] ゲームでの特徴


Izzet Guildmage / イゼットのギルド魔道士 (青/赤)(青/赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

((青/赤)は(青)でも(赤)でも支払うことができる。)
(2)(青):点数で見たマナ・コストが2以下の、あなたがコントロールするインスタント呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。
(2)(赤):点数で見たマナ・コストが2以下の、あなたがコントロールするソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。

2/2


Nivix Cyclops / ニヴィックスのサイクロプス (1)(青)(赤)
クリーチャー — サイクロプス(Cyclops)

防衛
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、ニヴィックスのサイクロプスはターン終了時まで+3/+0の修整を受けるとともに、このターン、防衛を持たないかのように攻撃できる。

1/4

ギルドにおける研究や知識をインスタントソーサリーで表しており、それらの扱いに非常に優れたギルド。パーマネントでもインスタントやソーサリーに反応するカードが多い。また、珍しい能力を持った呪文やクリーチャーが多く、ジョニーには垂涎のギルドと言えるだろう。

固有のキーワード能力としてラヴニカ・ブロックでは複製を、ラヴニカへの回帰ブロックでは超過を有する。いずれもインスタントやソーサリーが持つ能力である。

[編集] その他

イゼットには、軟体電極獣/Gelectrode(ジェレクトロード)、凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(フロストバーンのきま)などの日本語版カードのルビが英語読みという一風変わった、「まさにイゼット」といえるカードが存在している。そうした変わった読みのカードはほとんどが奇魔だが、竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius(ドラコジーニアス、ニヴ=ミゼット)も存在し、かと思えば蒸気核の奇魔/Steamcore Weird(じょうきかくのきま)だったり、統一感がない。このあたりもイゼットらしさを表しているように見える。

[編集] 関連カード・関連デッキ

[編集] ラヴニカ・ブロック

[編集] ラヴニカへの回帰ブロック

[編集] 関連リンク

[編集] Izzet Week

WotCの公式ウェブマガジン『Daily MTG』では、2012年11月12日から16日に掛けて「Izzet Week(イゼット特集)」として、各連載記事でイゼット団に関する特集が組まれた。以下は各コーナーの特集記事。

[編集] 参考

QR Code.gif