ジェイス・ベレレン/Jace Beleren

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:1度に20枚ものカードを[[削る]]が、[[構築]]ではこれだけで[[ライブラリーアウト]]を狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。
 
:1度に20枚ものカードを[[削る]]が、[[構築]]ではこれだけで[[ライブラリーアウト]]を狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。
  
多少地味ではあるものの、3[[マナ]]という[[軽い|軽さ]]やドローによる[[カード・アドバンテージ]]は馬鹿にならず、同期の他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。
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多少地味ではあるものの、3[[マナ]]という[[軽い|軽さ]]やドローによるカード・アドバンテージは馬鹿にならず、同期の他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。
  
 
[[リミテッド]]では、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分に[[フィニッシャー]]となるためである。
 
[[リミテッド]]では、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分に[[フィニッシャー]]となるためである。
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[[ワールドウェイク]]で同じ[[ジェイス]]である[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]が登場し[[スタンダード]]で猛威を振るっており、このカードは当時の[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]を利用した対策として使われることが多くなった。こちらの方が1マナ軽いという利点を活かして先置きし、-1を2回使ってあとは放置という[[プレイング]]が多かった。スタンダードで精神を刻む者、ジェイスが禁止された後には、その後釜として青系[[コントロールデッキ]]で活躍した。
 
[[ワールドウェイク]]で同じ[[ジェイス]]である[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]が登場し[[スタンダード]]で猛威を振るっており、このカードは当時の[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]を利用した対策として使われることが多くなった。こちらの方が1マナ軽いという利点を活かして先置きし、-1を2回使ってあとは放置という[[プレイング]]が多かった。スタンダードで精神を刻む者、ジェイスが禁止された後には、その後釜として青系[[コントロールデッキ]]で活躍した。
  
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==その他==
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*当時の恋人である[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]とは、全ての能力が[[シナジー]]を形成する<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/marvelous-team-ups-2007-10-25 Marvelous Team-Ups](Feature [[2007年]]10月25日 [[Chris Millar]]著)</ref>。
 
*ローウィンのプレインズウォーカーでは唯一、[[倍増の季節/Doubling Season]]があっても大マイナス能力を[[戦場に出る|戦場に出た]]直後に使うことができない。
 
*ローウィンのプレインズウォーカーでは唯一、[[倍増の季節/Doubling Season]]があっても大マイナス能力を[[戦場に出る|戦場に出た]]直後に使うことができない。
 
**なお、忠誠度能力で[[忠誠カウンター]]を置くことは[[コスト]]であるため、倍増の季節によって2倍にはならない。
 
**なお、忠誠度能力で[[忠誠カウンター]]を置くことは[[コスト]]であるため、倍増の季節によって2倍にはならない。
*プレインズウォーカー・カードの中では、[[絵|イラスト]]は4種類と最多である。
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*[[絵|イラスト]]は4種類存在し、プレインズウォーカー・カードの中でも特に豊富。
 
**[[Agents of Artifice]]の[[プロモーション・カード]]として、[[Aleksi Briclot]]による新規イラストで発行された。
 
**[[Agents of Artifice]]の[[プロモーション・カード]]として、[[Aleksi Briclot]]による新規イラストで発行された。
 
**[[ジェイスvsチャンドラ]]に[[Kev Walker]]による{{Gatherer|id=185816|新規イラスト}}で[[再録]]された。日本語版では[[日森よしの]]による{{Gatherer|id=227476|新規イラスト}}となっている。
 
**[[ジェイスvsチャンドラ]]に[[Kev Walker]]による{{Gatherer|id=185816|新規イラスト}}で[[再録]]された。日本語版では[[日森よしの]]による{{Gatherer|id=227476|新規イラスト}}となっている。
*スクウェア・エニックスのアーケードゲーム『[[ロードオブヴァーミリオン|ロードオブヴァーミリオンII]]』のコラボレーションの一環として、このカードが使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名は[[対抗呪文/Counterspell|対抗呪文(カウンタースペル)]]。
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**また、新規イラストでこそないものの、[[Signature Spellbook: Jace‎]]版のカードは特殊な[[枠]]で印刷されている({{Gatherer|id=447129|カード画像}})。
*当時の恋人である[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]とは、全ての能力が[[シナジー]]を形成している([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/cm94 参考])。
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*アーケードゲーム「[[ロードオブヴァーミリオン|ロードオブヴァーミリオンII]]」のコラボレーションの一環として、このカードが使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名は[[対抗呪文/Counterspell|対抗呪文(カウンタースペル)]]。
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*スマートフォンアプリゲーム「[[パズル&ドラゴンズ]]」の[[コラボレーション]]の一環として、このカードがモンスターとしてゲスト参戦した<ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0030719/ カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!](こちらマジック広報室!! [[2018年]]6月25日)</ref>。特殊技名は[[精神刻み/Mind Sculpt|精神刻み]]と[[神秘の教示者/Mystical Tutor|神秘の教示者]]。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
詳細は[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]を参照。
 
詳細は[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]を参照。
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==脚注==
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<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/jace Planeswalkers Minisite:Jace] ([[WotC]]、英語)
 
 
*[[Jace Beleren]]([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[Jace Beleren]]([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[神話レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Magic: The Baseballing|Secret Lair Drop Series: Magic: The Baseballing]]
 
*[[Signature Spellbook: Jace‎]]
 
*[[Signature Spellbook: Jace‎]]
 
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2024年1月22日 (月) 04:04時点における最新版


Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを20枚切削する。

3

ローウィン初出のプレインズウォーカー忠誠度能力は、2種類のドローライブラリー破壊

+2能力
全てのプレイヤーカードを引かせる。
カード・アドバンテージを考えると金言/Words of Wisdomに近い。忠誠度を一度に+2することができ、延命しやすいことも見逃せない特徴であるが、対戦相手手札も増えてしまうので不利になることもあり、注意が必要。双頭巨人戦などの味方のいる多人数戦では、仲間のサポートとしても利用できる。
-1能力
対象のプレイヤーにドロー。
こちらも多人数戦では仲間のサポートにも使える。+2能力と合わせて忠誠度を増やしながら使用すれば、長期的に考えて使えば充分なアドバンテージを得ることができ、パーミッションの戦略とも合致している。ただし、出して即座に2番目の能力を使用すると死にやすくなるため、その辺りの判断には多少注意が必要。
  • 火力などでやられる限りはアドバンテージを得ている計算になるため、(死んでも構わないから)確実なアドバンテージにする目的で-1能力を使う場合もある。
-10能力
大量ライブラリー破壊。
1度に20枚ものカードを削るが、構築ではこれだけでライブラリーアウトを狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。

多少地味ではあるものの、3マナという軽さやドローによるカード・アドバンテージは馬鹿にならず、同期の他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。

リミテッドでは、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分にフィニッシャーとなるためである。

構築ではクイックントーストフェアリーなどの青系デッキ全般でカード・アドバンテージ確保に使用された他、ターボフォグ等のタイム・デストラクションロックデッキで+2能力により吠えたける鉱山/Howling Mineのようにも使われている。この場合、大マイナス能力によるライブラリー破壊がそのままエンドカードになるため、相性がよい。

ワールドウェイクで同じジェイスである精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorが登場しスタンダードで猛威を振るっており、このカードは当時のプレインズウォーカーの唯一性ルールを利用した対策として使われることが多くなった。こちらの方が1マナ軽いという利点を活かして先置きし、-1を2回使ってあとは放置というプレイングが多かった。スタンダードで精神を刻む者、ジェイスが禁止された後には、その後釜として青系コントロールデッキで活躍した。

[編集] その他

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ローウィンプレインズウォーカーサイクル忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010基本セット2011神話レアとして再録された。

[編集] ストーリー

詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。

[編集] 脚注

  1. Marvelous Team-Ups(Feature 2007年10月25日 Chris Millar著)
  2. カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)

[編集] 参考

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