ヴァンガード
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カードは全てストーリー上のキャラクターであり、多くはそのキャラクターを反映した能力なので、キャラになりきってゲームができる。 | カードは全てストーリー上のキャラクターであり、多くはそのキャラクターを反映した能力なので、キャラになりきってゲームができる。 |
2010年8月7日 (土) 01:13時点における版
ヴァンガード/Vanguardは、
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カード
ヴァンガード・カードのサイズは通常のカードの倍の大きさとなっており、定形外のマジックのカードである。特性として能力を持つほか、手札補正子とライフ補正子も持つ。サブタイプは持たない。
カードは全てストーリー上のキャラクターであり、多くはそのキャラクターを反映した能力なので、キャラになりきってゲームができる。
今まで(Magic Onlineを除いて)32種類のヴァンガードが登場している。日本語版は存在しないが、国内でもイベントなどで英語版のヴァンガードが配布されたことがある。ただ、そもそも流通量が少ないこともあり、現在ではやや入手困難。
また、Magic Onlineにおいても同様のルールに則ったMagic Online Vanguardが多数作られている。詳細はそちらのページを参照。
- 各ヴァンガード・カードの特性はカード個別評価:Vanguardおよびカード個別評価:Magic Online Vanguardを参照。なお、画像はMAGIC RARITIESで見ることができる。
変種ルール
各プレイヤーはゲーム開始前にライブラリーの横にあるコマンド領域に任意のヴァンガード・カードを1枚表向きに置く。
ゲーム中はそのカードに書かれている能力を使用する。また、手札補正子とライフ補正子によって、そのオーナーの手札の初期枚数/最大枚数と初期ライフの値はそれぞれ修整される。
- コマンド領域が作られる前は、単に「場に出ているわけではない」などと言われていた。Magic Onlineでは、「ヴァンガード・ゾーン」が用意されていた。
- コマンド領域にあるヴァンガード・カードのオーナーとコントローラーは、いずれもそのカードをコマンド領域に置いてゲームを開始したプレイヤーである。
- ある意味で力線カードなどに近いといえる。ただし、ヴァンガード・カードは戦場に無くパーマネントではないため、対象に取られたり破壊されたりすることはない。
- 1枚を自分で選んで使うのが一般的だが、ランダムで選んで遊んでも面白い。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 310 バトル
- 310.1 優先権を持つプレイヤーは、自分のターンのメイン・フェイズでスタックが空の間、自分の手札にあるバトル・カードを唱えることができる。バトルを呪文として唱えることはスタックを用いる(rule 601〔呪文を唱えること〕参照)。
- 310.2 バトル・呪文が解決されたとき、それのコントローラーはそれを自分のコントロール下で戦場に出す。
- 310.3 バトルのサブタイプは常に1単語であり、長いダッシュの後に「バトル ― 包囲戦」と列記されている。バトルのサブタイプは、バトル・タイプとも呼ばれる。バトル・タイプの一覧は、rule 205.3q 参照。
- 310.4 守備値は、バトルが持つ特性である。
- 310.5 バトルは攻撃されることがある(rule 508〔攻撃クリーチャー指定ステップ〕参照)。
- 310.6 バトルが受けたダメージの結果、それの上にある守備カウンターをその数だけ取り除く。
- 310.7 バトルの守備値が0であり、それが誘発してスタックを離れていない能力の発生源でないなら、それはオーナーの墓地に置かれる(これは状況起因処理である。rule 704 参照)。
- 310.8 各バトルは、守る者として指定されたプレイヤーを持つ。
- 310.8a バトルが戦場に出るに際し、そのコントローラーはプレイヤー1人をそれを守る者として選ぶ。守る者としてどのプレイヤーを選ぶかは、バトル・タイプ(rule 310.11 参照)によって決定される。バトル・タイプを持たない場合、そのコントローラーがそれを守る者 になる。
- 310.8b バトルを守る者は、それを攻撃できない。それを守る者を防御プレイヤーとする攻撃 プレイヤー1人は、バトルを攻撃できる。特に、包囲戦・バトルのコントローラーは、それを攻撃できる。
- 310.8c バトルを守る者は、自分がコントロールしているクリーチャーでそのバトルを攻撃しているクリーチャーをブロックできる。他のプレイヤーがコントロールしているクリーチャーは、それらの攻撃クリーチャーをブロックできない。
- 310.8d バトルを守る者がそのコントローラーでない場合、その攻撃されているバトルに関して「防御プレイヤー」を参照するすべてのルールや効果は、それのコントローラーではなく守る者を参照する。rule 508.5 参照。
- 310.8e ルールや効果がバトルを守るプレイヤーを参照する場合、それはそのバトルを守る者であるプレイヤーのことを参照する。
- 310.8f バトルを守る者は、各バトルにつき1人しか存在しない。他のプレイヤーがバトルを守る者 になったなら、元のバトルを守る者はバトルを守る者ではなくなる。
- 310.8g バトルがバトルでなくなったり他のバトルのコピー になったりしても、そのバトルを守る者は変わらない。
- 310.9 バトルは、オーラや装備品や城砦であっても、プレイヤーやパーマネントにつけることはできない。バトルが何らかの方法でパーマネントについたなら、はずれる。これは状況起因処理(rule 704 参照)である。
- 310.10 攻撃されていないバトルにバトルを守る者として指定されたプレイヤーがいない場合、あるいはそれを守る者がバトル・タイプによって守る者 になれないプレイヤーである場合、それのコントローラーはそれを守る者として適正なプレイヤー1人を選ぶ。これにより選べるプレイヤーがいない場合、そのバトルはオーナーの墓地に置かれる。これは状況起因処理(rule 704 参照)である。
- 310.11 既存のすべてのバトルは、包囲戦というサブタイプを持つ。包囲戦は特別なルールに従う。
- 310 バトル
引用:総合ルール 20231117.0
- 9 カジュアル変種ルール
- 902 ヴァンガード戦
- 902.1 ヴァンガード戦 変種ルールにおいて、ヴァンガード・カードを用いて各プレイヤーは有名キャラクターを演じることができる。プレイヤーはそれぞれ1枚のオモテ向きのヴァンガード・カードを持ち、それらのカードの能力その他の特性がゲームに影響を及ぼす。ヴァンガード戦 変種ルールは、通常のマジックのルールすべてに加えて、以下の追加ルールを用いる。
- 902.2 ヴァンガード戦は2人戦でも多人数戦でも良い。
- 902.3 通常のゲームの物品に加え、各プレイヤーはヴァンガード・カードを1枚ずつ必要とする。ヴァンガード・カードはゲームの開始前に、オーナーのライブラリーの隣にオモテ向きに配置される。ヴァンガード・カードはゲームの間、統率領域にあり続ける。
- 902.4 各プレイヤーの初期ライフ総量は20点に、そのヴァンガード・カードのライフ補正子による修整を加えたものである。
- 902.5 各プレイヤーの初期手札枚数は7枚に、そのヴァンガード・カードの手札補正子による修整を加えた枚数となる。
- 902.6 ヴァンガード・カードのオーナーは、それを統率領域に置いてゲームを始めたプレイヤーである。ヴァンガード・カードのコントローラーは、そのオーナーである。
- 902.7 統率領域にあるオモテ向きのヴァンガード・カードの能力は、その領域で機能する。カードの常在型能力はゲームに影響を及ぼし、誘発型能力は誘発でき、起動型能力は起動できる。
- 902 ヴァンガード戦