マナ・クリーチャー

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その後しばらく1マナのマナ・クリーチャーをスタンダードで見ることはなかったが、[[2018年]]の[[ドミナリア]]では注目度の高い再録カードが求められていたこともあり、[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]が帰ってくることとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/stories-dominaria-part-3-2018-04-30 Stories from Dominaria, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030528/ 『ドミナリア』での話 その3]([[Making Magic]] [[2018年]]4月30日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。また[[壌土のドライアド/Loam Dryad]]や[[金のガチョウ/Gilded Goose]]などといった、条件や制限が課せられているカードは時折登場していた。
 
その後しばらく1マナのマナ・クリーチャーをスタンダードで見ることはなかったが、[[2018年]]の[[ドミナリア]]では注目度の高い再録カードが求められていたこともあり、[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]が帰ってくることとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/stories-dominaria-part-3-2018-04-30 Stories from Dominaria, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030528/ 『ドミナリア』での話 その3]([[Making Magic]] [[2018年]]4月30日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。また[[壌土のドライアド/Loam Dryad]]や[[金のガチョウ/Gilded Goose]]などといった、条件や制限が課せられているカードは時折登場していた。
  
[[2024年]]にスタンダードで5年、あるいは恒久的に使用できる[[ファウンデーションズ]]にてラノワールのエルフが再録。[[Mark Rosewater]]はこれについてスタンダードのセット使用期間が3年制になった事で全体のパワーレベルが向上し、[[プレイ・デザイン・チーム]]が登用を決定したと述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/771589767417757696/what-brought-wizards-around-to-printing-turn-1 Blogatog]([[Blogatog]] [[2025年]]1月2日)</ref>。
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[[2024年]]にスタンダードで恒常的に使用できる[[ファウンデーションズ]]にてラノワールのエルフが再録。[[Mark Rosewater]]はこれについてスタンダードのセット使用期間が3年制になった事で全体のパワーレベルが向上し、[[プレイ・デザイン・チーム]]が登用を決定したと述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/771589767417757696/what-brought-wizards-around-to-printing-turn-1 Blogatog]([[Blogatog]] [[2025年]]1月2日)</ref>。
  
 
===主なマナ・クリーチャー===
 
===主なマナ・クリーチャー===

2025年1月6日 (月) 20:12時点における最新版

マナ・クリーチャー(Mana Creature/Mana Dork)は、マナを生成することができるクリーチャーのこと。主にタップ能力でマナを生む起動型能力マナ能力)を持っているものがこう呼ばれる。


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

1/1


Palladium Myr / パラジウムのマイア (3)
アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)

(T):(◇)(◇)を加える。

2/2

目次

[編集] 解説

クリーチャー、そしてマナに関連した能力を扱うのに長けたお家芸の1つ。ほかの無色アーティファクトなどにも存在しないわけではないが、やはり緑のものが質・量ともにもっとも充実している。土地サーチマナ・アーティファクトによるマナ加速と比べて、基本的に軽く戦闘要員にもなるという長所が高く評価される。一方で、召喚酔いの影響を受ける、クリーチャー除去によってマナ基盤が崩れてしまうといった短所もあるため、デッキタイプによって使い分けられることも多い。

基本的に1~2ターン目から戦場に出て、翌ターン以降のためのマナ加速を行うのが理想的な流れ。緑を含む様々なデッキで、デッキタイプや速度を問わずよく投入されている。最序盤のマナ加速は後の展開で大きく優位を得られるため、構築では主に2マナ以下のものが用いられる。3マナ以上となると、テンポの悪さや除去された際の損失が大きく、マナ・アーティファクトなど他の選択肢も増え始めるため、敬遠される傾向にある。ただし、金属細工師/Metalworkerエルフの大ドルイド/Elvish Archdruidなど、爆発的なマナ加速を狙えるのであればこの限りではない。

[編集] バランスの変遷

リミテッド・エディションの古来より、ラノワールのエルフ/Llanowar Elves極楽鳥/Birds of Paradiseに代表される1マナのマナ・クリーチャーはのデッキを支え続け、また基本セットの常連でもあった。「2ターン目に3マナが出る恒久的なマナ加速」というのは他のではなかなか真似できないものである。

一方で、開発部はこれが緑の戦略を固定してしまい、1ターン目にマナ・クリーチャーを展開できたゲームと出来ないゲームの差が大きすぎるという事を問題視していた。緑のマナ基盤のバランス調整が行われた結果、2015年マジック・オリジンエルフの神秘家/Elvish Mysticの代わりに葉光らせ/Leaf Gilder再録された事で、スタンダード環境から1マナのマナ・クリーチャーは退場した[4][5]

その後しばらく1マナのマナ・クリーチャーをスタンダードで見ることはなかったが、2018年ドミナリアでは注目度の高い再録カードが求められていたこともあり、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesが帰ってくることとなった[6]。また壌土のドライアド/Loam Dryad金のガチョウ/Gilded Gooseなどといった、条件や制限が課せられているカードは時折登場していた。

2024年にスタンダードで恒常的に使用できるファウンデーションズにてラノワールのエルフが再録。Mark Rosewaterはこれについてスタンダードのセット使用期間が3年制になった事で全体のパワーレベルが向上し、プレイ・デザイン・チームが登用を決定したと述べている[7]

[編集] 主なマナ・クリーチャー

[編集] 脚注

  1. Blogatog(2017年6月8日)
  2. Blogatog(2015年10月22日)
  3. Blogatog(2024年4月11日)
  4. Journey into the Mailbag(Internet Archive)/一問一答への旅(Latest Developments 2014年4月25日 Sam Stoddard著)
  5. A Standard Power Level(Internet Archive)/スタンダードのパワー・レベル(Latest Developments 2016年2月5日 Sam Stoddard著)
  6. Stories from Dominaria, Part 3/『ドミナリア』での話 その3Making Magic 2018年4月30日 Mark Rosewater著)
  7. Blogatog(Blogatog 2025年1月2日)

[編集] 参考

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