甲鱗のワーム/Scaled Wurm

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*バニラであることを活かせるカードが遂に[[未来予知]]で登場した。→[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]
 
*バニラであることを活かせるカードが遂に[[未来予知]]で登場した。→[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]
 
**[[修整]]が+3/+3だったならば殴る回数を1回減らせたのが惜しいところ。
 
**[[修整]]が+3/+3だったならば殴る回数を1回減らせたのが惜しいところ。
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*[[基本セット2013]]にて、このカードと類似した名前を持つカードが登場した。→[[古鱗のワーム/Elderscale Wurm]]
  
 
*「'''甲鱗様'''」等と呼ばれ一部に熱狂的なファンがいる。2ちゃんねるには専用スレまであるほど。
 
*「'''甲鱗様'''」等と呼ばれ一部に熱狂的なファンがいる。2ちゃんねるには専用スレまであるほど。

2013年5月30日 (木) 01:40時点における版


Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

7/6

初心者に、コスト重く大きいだけクリーチャーは意外と弱いのだ、と教えるためにあるかのようなカード

カード資産も知識も少ない初心者同士のゲームでなら、圧倒的なサイズによってまさにフィニッシャーとして活躍するだろうが、中級以上の相手と戦ったときには案外活躍できないものである。重い上に、回避能力を持たず、大きい(高いタフネス)以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。攻撃チャンプブロックでやり過ごされ、バウンスカウンター除去(及び平和な心/Pacifism擬似除去)への耐性が全くなく、対戦相手であればこれが出る前に決着がついている可能性が高い。そこに気付けば初心者脱出も近いだろう。

しかしながら、ゲーム展開が遅く対抗手段が限られるリミテッドでは侮れない存在となる。8マナ出るまでゲームが長引くことも珍しくなく、7/6ものサイズがあるため火力コンバット・トリックで倒されることもそうそうない。3回通せば勝負が決まってしまい、かと言って強引に止めるにはかなりの犠牲が強いられるとあり、相手としては対処につくづく困ることになる。特に第9版におけるリミテッドでははびこり/Overgrowthによるマナ加速と抜群の相性で、しかも2枚ともコモンなので両者が揃う状況は非常に多かった。

シングルシンボルはメリットではあるが、普通8マナが出る頃には緑マナも2~3点出せるのでその利点がほとんどない。ただし、ウルザトロンや緑をタッチした場合、そのメリットが生かされる。実際にフェッチランドから1枚差しのTropical Islandでこれをタッチした青単BtBレガシーの大会で準優勝したことがある。他にも、オースバベルなど、様々なデッキにおいてこのカードを1枚差しした例が見られる。このカードに不思議な人気があることを示すエピソードといえる。

  • 甲鱗様」等と呼ばれ一部に熱狂的なファンがいる。2ちゃんねるには専用スレまであるほど。
  • 大小様々なアスキーアートが存在。マジックのアスキーアートは比較的珍しい。(→参考。)
  • その堂々たるイラストアイスエイジのパッケージを飾ってもいる。侮れない。
  • イラスト投稿サイト「Pixiv」では、P/Tの数値になぞらえ7月6日7時6分に甲鱗のワームのイラストを投稿する企画も行われた。

参考

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