邪悪なる力/Unholy Strength
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聖なる力/Holy Strengthと対になる、黒の強化オーラ。
アドバンテージを失いやすいというオーラ特有の弱点はあるものの、1マナで+2/+1という高効率な修整を与えられる即時性の高さから黒ウィニーなどの速攻デッキに投入されることがしばしばある。実際、回避能力を持つクリーチャーにつけられると、直接除去が弱いデッキにとってはシャレにならない。
暗黒の儀式/Dark Ritualが使えた頃は、1ターン目から黒騎士/Black Knightや走り回るスカージ/Skittering Skirgeなどの2マナクリーチャーとセットで出されることが結構あった。特に、アーグの盗賊団/Erg Raidersとの組み合わせは火力に耐性がある分厄介である。
- かつては基本セットの常連で、リミテッド・エディションから基本セット2011までは第6版以外で収録されるという、ほぼ皆勤賞という状況だった。基本セット2012以降は闇の好意/Dark Favorにその座を譲っている。
- 聖なる力/Holy Strengthも同様に、基本セット2012より神聖なる好意/Divine Favorに交代している。
- 聖なる力はエンチャントに長ける白ということもあってか派生カードが多いが、こちらは少ない。
- 宗教的理由で、カードイラストが変更されたことがある。リバイズド以前でのイラストでは背景に逆さ五芒星が描かれているが、第4版とサマーマジックでは同じイラストで背景だけが無地になっている。
- おかげで、第4版のイラストは何がどう邪悪なる力なのかわからなくなってしまった。真木孝一郎などはこれを「眠気の力」などと称した。
[編集] 関連カード
- 悪忌の戦化粧/Akki War Paint - 赤くなり、アーティファクトにもつけられるようになった。(神河:輝ける世界)
[編集] 主な亜種
+2/+1修整を与える黒のオーラ。特筆しない限り1マナ。
- Phyrexian Boon - 3マナ。エンチャントされたクリーチャーが黒ならば+2/+1、黒でなければ-1/-2を与える。(アライアンス)
- 狂気の力/Strength of Lunacy - 2マナだが、マッドネスならば1マナ。プロテクション(白)も与える。(トーメント)
- 霧氷の輸血/Rime Transfusion - 2マナ。氷雪マナで回避能力が得られる。(コールドスナップ)
- 御身の刃/Edge of the Divinity - 白との混成カード。エンチャントされたクリーチャーが黒ならば+2/+1を与える。(イーブンタイド)
- 捕食者の計略/Predator's Gambit - 単騎ならば威嚇も与える上位互換。(アヴァシンの帰還)
- 逸脱者の歓び/Deviant Glee - 赤マナでトランプルも与える上位互換。(ラヴニカへの回帰)
- ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon - 授与コスト5マナ。オーラとしても唱えられるクリーチャー・エンチャント。(神々の軍勢)
- 節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide - 授与コスト4マナ。ブロックできないペナルティ付き。オーラとしても唱えられるクリーチャー・エンチャント。(ニクスへの旅)
- 荒々しい渇望/Untamed Hunger - 3マナだが威迫も与える。(ゲートウォッチの誓い)
[編集] 参考
- カード個別評価:基本セット2011 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第9版 - コモン
- カード個別評価:第8版 - コモン
- カード個別評価:第7版 - コモン
- カード個別評価:第5版 - コモン
- カード個別評価:第4版 - コモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - コモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - コモン