ヴィンテージ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(221.241.147.213 (会話) の編集 ( 78718 版 ) を取り消し)
(制限カード)
38行: 38行:
 
*[[Fastbond]]
 
*[[Fastbond]]
 
*[[閃光/Flash]]
 
*[[閃光/Flash]]
*[[大あわての捜索/Frantic Search]]
+
*[[大あわての捜索/Frantic Search]](2010年9月30日まで)
 
*[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]
 
*[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]
*[[噴出/Gush]]
+
*[[噴出/Gush]](2010年9月30日まで)
 
*[[伝国の玉璽/Imperial Seal]]
 
*[[伝国の玉璽/Imperial Seal]]
 
*[[Library of Alexandria]]
 
*[[Library of Alexandria]]

2010年9月27日 (月) 10:19時点における版

ヴィンテージ/Vintageとは、公認フォーマットの1つ。エターナル環境の1つとして分類されている。昔はType1と呼ばれていたが、2004年9月20日から名称が変更になった。それまではType1とType1.5の総称、今で言うエターナルをヴィンテージと呼んでいた。

目次

解説

マジックに存在するカードをほとんどすべて使うことができる。アンティに関するカード以外で、禁止カードになっているのはたったの3枚だけであり、それらはいずれもカードを高いところからはじいたりサブゲームをしたりと言った、ゲームバランスとは別のところで問題があるものである。それ以外は、どんなにぶっ壊れたカードであっても制限カード止まり。1枚は使えるのである。

プレミアイベントサイドイベントなど、大会の数も増えてきたので興味のある方は観戦してみてはいかがだろう。大都市圏や東海地方では草の根大会の数もそれなりにあり、参戦・観戦の機会は増えてきている。

傾向

Moxをはじめとするマナ基盤が極めて強力なため、環境は総じて高速。特に速度に特化したコンボデッキでは、1ターンキルすらもしばしば引き起こされる。また通常のデッキでも、開始後数ターンで修繕/Tinkerから超巨大クリーチャー降臨など、スタンダードしかやらない人にとっては信じ難い展開が見受けられる。

とはいえ、パワーカードを使った瞬殺や極端に速いリソースの展開は強烈な印象を持つためか、この辺が過剰に解釈され、バランスも何もないぶっ壊れたフォーマットと認識されがちだが、実際には速度のみが重要視される訳ではない。それも、あくまで勝つ確率を高めるための1つの手段に過ぎないのである。

ただ、勝率を高めるために何かに突出していこうとする傾向は強い。コンボデッキでは速度や確実性、コントロールでは一度コントロールするとそのままゲームが決まったり、なかなか抜け出せないような強いコントロール力を発揮することで、勝ちを見出している。アグロの場合は攻撃力を犠牲にする代わりにメタを利用し、戦略性に特化したデッキが多い。

とにかくパワー9を全てそろえないと戦線に立てないようなイメージがあるが、そういうわけではない。ヴィンテージはコンボデッキやアーティファクト系デッキがメタの中心にあり、クリーチャー対策が割と甘いため、制限カードを1枚も使用していなくとも、メタを上手く読んだフィッシュ系のウィニーデッキが高額カード満載のデッキを打ち倒す場面は少なくないのだ。その意味で、しっかりした環境対策ができれば、どんなデッキでもそれなりの勝負にはなる環境ではある。

  • ただ、勿論のことながら、それらもパワー9(特にMoxのようなマナ加速の類)を入れればさらに強化できる。
  • ビートダウン向きのカードは制限をはずされる傾向にある。他のいずれのフォーマットでも禁止されている頭蓋骨絞め/Skullclampが野放しであったり、過去にもBerserkなどが制限を外されている。
  • 制限カードが多く、教示者が強いため、1枚差しのカードが多くなり、結果、カードリストが(スタンダードなどと比べて)長くなることが多い。
  • 近年、比較的短い周期で制限解除・再制限が行われることがあり、こうしたフォーマット運営に疑問を抱くプレイヤーも少なくない。

使用可能カードセット

制限カード

2009年7月1日時点の制限カードの一覧。デッキに1枚まで入れることができる。

禁止カード

主なデッキ・その他

参考

QR Code.gif