サブゲーム

出典: MTG Wiki

サブゲーム/Subgameとは、ゲーム中に呪文能力効果によって生み出されるゲームのことである。

サブゲームが発生すると、各プレイヤーは現在プレイしているゲームを中断し、そのゲームのライブラリーデッキとしてサブゲームを開始する。この際に、デッキの枚数に関するルールは無視されるが、デッキの枚数が7枚以下ならゲーム開始時の7枚ドローができないので開始直後に敗北する(マリガンをしても敗北を免れることはできない)。また、ゲームの先攻無作為に選ぶ。

元のゲームのライブラリー以外の領域にあったカードは、サブゲームではゲームの外部にあると見なし、サブゲームに影響を与えることはない。

サブゲームが終了すると、サブゲームを行っていたプレイヤーはサブゲームに使用したカードを元のゲームのライブラリーに戻し、ライブラリーをシャッフルして元のゲームの続きを行う。

  • かつてはサブゲームでゲームから取り除かれたカードはゲームから取り除かれたままであった(2007年7月の総合ルール変更でライブラリーに戻るようになった)。そのため、以下のようなことが可能だった。
    • 対戦相手のカードを積極的にゲームから取り除き、元のゲームに戻った際に対戦相手のライブラリーがボロボロになるようにする。
    • カードを片っ端から待機させ、元のゲームに戻った際にそれらが展開されるようにする。
  • サブゲームを発生させた呪文は、メインゲームではこれがスタックに積まれたままになる。サブゲームが終了して初めて墓地に置かれる。

サブゲームを行うとゲームが非常に長引くため、嫌がられることが多い。さらに、トーナメントでは時間切れになる危険がある。 そのため、サブゲームを生み出すカードはアラビアンナイトShahrazad以来長い間登場しておらず、Shahrazadがサブゲームを生み出す唯一のカードになると思われていた。だが、冗談セットであるアンヒンジドEnter the Dungeonが登場し、現在はサブゲームを生み出すカードは2枚となっている。

  • Enter the Dungeonは公式のフォーマットで使用できない上にライフが5の状態でサブゲームを始める、と上記の問題に対する配慮が見られる。
  • さらに、Shahrazadも現在使用できるフォーマットは存在しない(厳密にはアラビアンナイトを用いたリミテッドでは使用できるが、そんなものをやることはまず無いだろう)。

[編集] 参考

[編集] 引用:総合ルール 5.5.2.0

  • 5 その他のルール
    • 506 サブゲーム
      • 506.1 カードの中には、プレイヤーにマジックのサブゲームプレイさせるものがある。
        • 506.1aサブゲーム/subgame」は、カード効果によって作られたゲームのことを指し、それは完全に独立したゲームである。「メインゲーム/main game」とはそのサブゲームを作った呪文能力プレイしたゲームのことを指す。サブゲームが進行中は、メインゲームは一時的に中断される。サブゲームが終わった後で、メインゲームが再開される。
        • 506.1b メインゲームあるいはサブゲームで生成された効果や定義は、サブゲームを生成する効果によって定義されている、メインゲームにおいてサブゲームの勝者あるいは敗者に何らかの効果をもたらすような類のものを除いて、他方のゲームにおいては一切意味をもたない。
      • 506.2 サブゲームの開始に際して、既存の領域と無関係な領域が一揃い生成される。各プレイヤーはメインゲームのライブラリーカードを全てサブゲームライブラリーに移動させ、シャッフルを行なう。メインゲームにおいてそれ以外の領域にあるカードは、サブゲーム対応する 領域に移動することはない。どちらのプレイヤーが先攻かを無作為に決定し、サブゲームを通常のゲームと同様にrule 101〔ゲームの始め方〕に従って行なう。
      • 506.3 プレイヤーデッキの枚数に関するルールは、サブゲームでは無視する。ただし、ゲーム開始時に各プレイヤー手札を7枚引くので、デッキの枚数が7枚未満になっている場合、それができないので最初のターンのアップキープ・ステップの間に、状況起因効果のチェックが行なわれる時点で敗北することになる。マリガンをして手札が減っていても関係ない。rule 420状況起因効果〕参照。
      • 506.4 メインゲームにある全てのオブジェクトならびにメインゲームの外部にある全てのカードは、(特別にサブゲームに持ち込まれない限り)サブゲーム外部にあるものとして扱うサブゲームに関係していないプレイヤーは、サブゲーム外部にあるものとして扱う
      • 506.5 サブゲームの終了時に、自身がオーナーであるカードサブゲームに残っているものをメインゲームのライブラリーに戻して切り直す。これには、サブゲームにおいてゲームから除外されたカードも含む。サブゲームの、他のオブジェクトならびに全ての領域は消滅する。メインゲームは、中断されたところから再開する。まず、サブゲームを生成した呪文能力解決される。その呪文 カードが既にスタックに存在しなくなっていてもこの処理は行なう。次に、サブゲームの間にメインゲームのカードを取り除くことによって誘発したメインゲームの能力がある場合、それらがスタックに積まれる。
      • 506.6 サブゲームサブゲーム中に生成されることもありうる。この場合、新しいサブゲームから見ると、現在のサブゲームはメインゲームということになる。