名前
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名前/Nameとはオブジェクトが持つ特性の1つであり、そのオブジェクトを表す言葉のことである。
単純なカードの名称を意味するカード名については、そちらの項目を参照のこと。
- 1つのオブジェクトが複数の名前を持つこともあり得る(例:分割カード)。逆に、オブジェクトが名前を持たないこともあり得る。
- 英語の名前が等しければ、他の言語で名前が異なっても名前は等しいと見なされる。逆に、英語の名前が異なれば、他の言語で名前が等しくても名前は異なると見なされる。
- オブジェクトのルール・テキスト中にそのオブジェクト自身の名前が書いてあった場合、それはそのオブジェクトのみを指す。同名の他のオブジェクトを指す場合は「~という名前の」と表記される。
- オブジェクトの名前以外の特性が変更されても、名前が変更されることはない。
- クリーチャー・トークンの名前は、特に定められていない限り、場に出る際のクリーチャー・タイプと同じである。
- 名前が明示されている場合はこの限りではない(例:カルドラの兜/Helm of Kaldraが出すカルドラ、暗黒の深部/Dark Depthsが出すマリット・レイジ)。
- トークンが場に出た後では、名前が変更されてもクリーチャー・タイプは変わらず、逆も同様である(→CR:216.1)。
- オブジェクトの名前を参照する場合、オブジェクトの種類や名前以外の特性は考慮しない。
- 例えば、Splintering Windが出す裂片(Splinter)・トークンに撲滅/Eradicateが打たれると、墓地や手札、ライブラリーにある木っ端みじん/Splinterがゲームから取り除かれる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 202 マナ・コストと色
- 202.1 カードのマナ・コストはカードの上辺に記されているマナ・シンボルで示される(rule 107.4 参照)。ほとんどのカードでは、このシンボルは右上隅にある。『未来予知』セットの一部のカードで、マナ・シンボルの記されている位置がイラストの左側になっている。
- 202.1a オブジェクトのマナ・コストは、そのカードを唱えるためにそのプレイヤーのマナ・プールから消費しなければならないマナを表す。そのオブジェクトのマナ・コストにファイレクシア・マナ・シンボル(rule 107.4f 参照)が含まれない限り、オブジェクトのマナ・コストを支払う際には、有色 無色のマナ・シンボル全てのタイプや、不特定マナ・コストが正しくなければならない。
- 202.1b マナ・コストを持たないオブジェクトが存在する。これには、すべての土地・カードと、マナ・コストがあるべきところにマナ・シンボルが記されていないカード、トークン(トークンを生成した効果に特に書かれていない限り)、定形外のマジックのカードがある。マナ・コストがないということは、支払うことのできないコストを意味する(rule 118.6 参照)。土地は、コストを支払うことなくプレイされる(rule 305〔土地〕参照)。
- 202.2 オブジェクトの色は、マナ・コストに含まれるマナ・シンボルの色である。カードの背景色や枠の色は関係しない。
- 202.2a マジックで色とは、白、青、黒、赤、緑である。白のマナは{W}、青は{U}、黒は{B}、赤は{R}、緑は{G}で表わされる。
- 202.2b コストの中に色のついたマナ・シンボルを含まないオブジェクトは無色である。
- 202.2c マナ・コストの中に、5種類の色のうちで2種類以上の色のマナが含まれているオブジェクトは、そのそれぞれのマナ・シンボルの色を持つ。多色のカードのほとんどは金色の枠で印刷されているが、枠が金色でなくても多色であることがありうる。
- 202.2d マナ・コストに混成マナ・シンボルやファイレクシア・マナ・シンボルを含むオブジェクトは、そのオブジェクトの他の色に加えて、そのマナ・シンボルのそれぞれの色でもある(混成マナ・シンボルを持つほとんどのカードは2色に塗りわけられた枠を持つ。rule 107.4e 参照)。
- 202.2e オブジェクトは、タイプ行の左に印刷された色指標を持つことがある。そのオブジェクトはその色指標で示されているそれぞれの色である。(rule 204 参照)。
- 202.2f 効果によってオブジェクトの色が変わったり、無色のオブジェクトが色を得たり、色を持つオブジェクトが無色 になったりすることがある。rule 105.3 参照。
- 202.3 オブジェクトのマナ総量は、マナ・コストに含まれるマナの量を色を考慮せずに数えたものである。
- 202.3a そのオブジェクトが変身する両面パーマネントの第2面や合体 パーマネントでないかぎり、マナ・コストを持たないオブジェクトのマナ総量は0である。
- 202.3b 変身する両面パーマネントや変身する両面呪文の第2面のマナ総量は、それが第1面のマナ・コストを持つかのように計算する。パーマネントや呪文が変身する両面カードの第2面をコピーしていた場合(そのコピーしたカードがもともと両面カードだったとしても)、そのコピーのマナ総量は0である。
- 202.3c 合体 パーマネントのマナ総量は、それがそれを表す各カードの第1面を合計したマナ・コストを持つかのように計算する。パーマネントが合体 パーマネントをコピーしていた場合(そのコピーが別の2枚の合体カードで表されていたとしても)、そのパーマネントのマナ総量は0である。
- 202.3d スタック にない分割カードや、スタック上で融合状態にある分割呪文のマナ総量は、それぞれの半分のマナ・コストの合計から決定される。そうでなければ、分割カードがスタック上にある場合、その呪文のマナ総量は唱えるものとして選ばれた側の半分のマナ・コストから決定される。rule 709〔分割カード〕参照。
- 202.3e マナ・コストに{X}を含むオブジェクトのマナ総量を計算する場合、そのオブジェクトがスタック にない限りXは0として扱う。オブジェクトがスタックにある間、Xはその選ばれた値を持つ。
- 202.3f 混成マナ・シンボルをマナ・コストに含むオブジェクトのマナ総量を計算する場合、各混成マナ・シンボルのもっとも大きい値を取る。
- 202.3g ファイレクシア・マナ・シンボルをマナ・コストに含むカードのマナ総量を計算する場合、各ファイレクシア・マナ・シンボルは1点として扱う。
- 202.4 オブジェクトのルール・テキストに記されている追加コストや、他の効果によって追加されているコストは、マナ・コストの一部ではない(rule 601〔呪文を唱えること〕参照)。それらのコストは、その呪文の持つ他のコストと同時に支払われる。
- 202.1 カードのマナ・コストはカードの上辺に記されているマナ・シンボルで示される(rule 107.4 参照)。ほとんどのカードでは、このシンボルは右上隅にある。『未来予知』セットの一部のカードで、マナ・シンボルの記されている位置がイラストの左側になっている。
- 202 マナ・コストと色