過去と未来の剣/Sword of Once and Future
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Sword of Once and Future / 過去と未来の剣 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受け、プロテクション(青)とプロテクション(黒)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、諜報2を行う。その後、あなたの墓地からマナ総量が2以下でありインスタントやソーサリーである呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
装備(2)
青黒の剣。青と黒へのプロテクションを付与し、サボタージュ能力で諜報2と2マナ以下のインスタント・ソーサリーの再利用を行う。
黒は単体除去を多く有する色であるためプロテクションが除去耐性として機能しやすい。もう一つのプロテクション先である青も、除去耐性持ちの大型クリーチャーを一定数持つ色であるため、それらへの回避能力を得られる点で役立つ。
サボタージュ能力も優秀で、除去などを再利用することでアドバンテージが取れ、諜報で墓地に置いたカードをそのまま唱えることも可能。墓地に対応カードが無くても最低限ライブラリー操作は行えるが、それだけではコスト・パフォーマンス面で控えめなので、対応カードを一定数有したデッキで使用したいところである。
リミテッドにおいてもボムレア。呪文の再利用や修整が強力なのはもちろんのこと、停滞域/Stasis Fieldなど青の擬似除去オーラを対象不適正で墓地送りにできる点も活かしやすい。
- イラスト背景には新ファイレクシア/New Phyrexiaの手に落ちたロークスワイン城/Castle Locthwain(イラスト、参考:エルドレインへの侵攻のイラスト)と思しき構造物がある。この点から、この剣はエルドレイン/Eldraineに存在するものと考えられる。
- カード名の「Once and Future」はアーサー王伝説を題材とした小説『The Once and Future King』(邦題:永遠の王)にも用いられている表現である。エルドレインはアーサー王伝説をモチーフの1つとしている[1]ため、意図した命名と思われる。
ルール
- 誘発型能力の基本的なルールは「解決中に呪文を唱える」「マナ・コストを支払うことなく唱える」を参照。
- この能力は対象を取らない。誘発型能力がスタックに置かれた後に墓地に置かれたカード(諜報によるものも含む)を唱えることも適正である。
- 分割カードや当事者カードなど唱える特性が選択できるカードは、唱える側が合致する特性を持つなら唱えることができる(唱える#代替の特性があるカードの扱い、CR:601.3e)。
- 例)この能力であなたは墓地にある砕骨の巨人/Bonecrusher Giantを踏みつけ/Stomp(2マナのインスタント)として唱えてよいが、砕骨の巨人(クリーチャー)としては唱えられない。この方法で踏み付けとして唱え解決した場合、それは当事者カードのルールか過去と未来の剣のどちらの置換効果で追放するかを選べる。前者を選んだなら、後でそれを追放領域から砕骨の巨人として唱えてよい(CR:616.1、CR:715.3d)。
関連カード
サイクル
剣のメガ・サイクル。装備したクリーチャーに+2/+2の修整を及ぼすとともに、2色に対するプロテクションを付与する。また装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、対応する2色をイメージした効果を発生させる誘発型能力を持つ。
- 肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(緑青)
- 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(黒緑)
- 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(赤白)
- 過去と未来の剣/Sword of Once and Future(青黒)
脚注
参考
- @1oshuart(担当アーティストのJoshua Cairosによるデザイン案 2023年4月14日 Twitter)
- カード個別評価:機械兵団の進軍 - 神話レア