屋敷の踊り/Dance of the Manse

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2019年10月23日 (水) 08:42時点におけるSPIT (トーク | 投稿記録)による版
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Dance of the Manse / 屋敷の踊り (X)(白)(青)
ソーサリー

あなたの墓地から、マナ総量がX以下で、アーティファクト・カードやオーラ(Aura)でないエンチャント・カード合わせて最大X枚を対象とし、それらを戦場に戻す。Xが6以上であるなら、それらのパーマネントは、それらの他のタイプに加えて4/4のクリーチャーでもある。


墓地に仕舞いこまれていた置物たちが戦場に舞い戻るとともに、クリーチャー化してひとりでに踊り出す、白青ソーサリー

墓地からエンチャントアーティファクトを一挙に戦場に戻す蔵の開放/Open the Vaults系統のリアニメイト呪文。戻すカード対象や枚数に制限がついたものの、少ないマナで唱えることを選べるようになったのは利点といえる。3マナで1枚戻すだけでも損はせず、4マナで2枚戻せばカード・アドバンテージを得られることを考えれば、一般的なドロー呪文と比べても効率は劣らない。とはいえあらかじめ墓地に目的のカードを落としておく必要はあるので、ルーターや自壊能力を持つカード、自然と戦闘破壊されやすいアーティファクト・クリーチャーなどと併用するのが望ましい。

X=6以上で釣り上げたパーマネントがすべて4/4のクリーチャーに化ける効果も強力。最低でも合計8マナかかるが、コンボを狙わずともこれ1枚で勝利を目指すことが可能であり、デッキ構築の幅が広い。また釣ったカードはクリーチャーとして戦場に出るため、「クリーチャーが戦場に出るたび……」といった誘発条件を持つカード群ともシナジーを持つ。往々にしてそういったカードはエンチャントやアーティファクトに多く、釣り上げるカード次第では連鎖的に能力が誘発して多大なアドバンテージや勝利に繋げるコンボも成立し得る。

登場時点のスタンダードでは、複数の軽量アーティファクトと予言された壊滅/Doom Foretoldと共にエスパー・スタックスキーカードとなっている。複数の鏡の行進/Mirror Marchを釣り上げて大量コピーを狙うギャンブル系のファンデッキも考案されている。

うまくいけば勝利手段になり得るとはいえ、総じて構築向けのカードであり、リミテッドでの活用は難しいところ。ルーターがに割り振られている関係で白青に墓地を肥やせるカードが非常に少ないうえ、きらきらするすべて/All That Glitters疑似除去オーラを戻せない点もむず痒く感じる。アーティファクト・クリーチャーを中心にドラフトを進めれば使いやすくなるが、かえってピックの幅を狭める結果に終わりやすい。

ルール

関連カード

サイクル

エルドレインの王権レア神話レアの2カードサイクル。3枚のプレインズウォーカー・カードを含む。

レア
神話レア

参考

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