オラクルパクト

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オラクルパクト (Oracle Pact) は、タッサの神託者/Thassa's Oracleと汚れた契約/Tainted Pactのコンボ、またそれを組み込んだストリクスヘイヴン：魔法学院参入後のヒストリック環境に存在していた青黒のコンボデッキ。

概要

汚れた契約/Tainted Pactで自分のライブラリーをすべて追放し、タッサの神託者/Thassa's Oracleの能力で勝利する。コンボパーツとしてはこの2枚だけだが、汚れた契約でライブラリーをすべて追放するために、汚れた契約とタッサの神託者以外はハイランダーの構成となる。汚れた契約とタッサの神託者も2枚ずつしか採用できないため、不気味な教示者/Grim Tutorなどのサーチ呪文が採用される。

青黒2色の構成のほか、赤や緑をタッチした構成が存在する。

タッサの神託者の能力は、ライブラリーが0枚ならば信心が0でも勝利できるため除去は効かない。

汚れた契約でライブラリーを0枚にした後にタッサの神託者を打ち消されると自分がライブラリーアウトで敗北してしまう。よって相手が打ち消しを構えている可能性がある場合はタッサの神託者を唱え、その誘発型能力がスタックに乗っている状態で、優先権を渡さずに汚れた契約を唱えるのが安全である。

しかし、土地が2枚しか無いなどの理由で先に汚れた契約を唱える場合は注意が必要。Magic: The Gathering Arenaの仕様上、呪文の解決中も残り時間が減っていき、残り時間が無くなった時点で汚れた契約の選択が全て自動で追放となってしまい、ライブラリーが0枚となってしまう。

『ストリクスヘイヴン』リーグ・ウィークエンド第2週では参加者の過半数が選択するなど、ヒストリック環境を席巻。その結果、リーグ終了後にタッサの神託者が禁止カードに指定され、消滅した。

サンプルリスト

青黒

• 備考
  • 『ストリクスヘイヴン』リーグ・ウィークエンド第2週 ヒストリック部門6勝0敗（参考）
  • 使用者：Seth Manfield
• フォーマット
  • ヒストリック（～ストリクスヘイヴン：魔法学院）

• 基本土地も1枚しか採用できないため、色が片方しか合っていないショックランドや小道が採用されている。
• Magic: The Gathering Arena上のバグにより、デッキに合ったアズカンタの探索/Search for Azcantaがイベントで禁止されていることに注意。

タッチ赤

• 備考
  • 『ストリクスヘイヴン』リーグ・ウィークエンド第2週 ヒストリック部門5勝1敗（参考）
  • 使用者：Ivan Floch
• フォーマット
  • ヒストリック（～ストリクスヘイヴン：魔法学院）

• タッチ赤の構成。

参考

• デイリー・デッキ都市伝説：ハイランダーの陰に潜む謎の契約とは（ヒストリック）
• タッサの神託者コンボ
• デッキ集