Tezzeret's Vault
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Tezzeret's Vaultは、2008年9月24日にエラッタ訂正がなされたTime Vaultで無限ターンを発生させるコンボを搭載した、ヴィンテージにおけるコントロールデッキ。
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概要
アーティファクト
Time Vaultはタップ状態で戦場に出る。
Time Vaultはあなたのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
Time Vaultがタップ状態である間にあなたがあなたのターンを始める場合、代わりにあなたはそのターンを飛ばしてもよい。そうした場合、Time Vaultをアンタップする。
(T):このターンに続いて追加の1ターンを行う。
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:アーティファクトを最大2つまで対象とし、それらをアンタップする。
[-X]:あなたのライブラリーから、マナ総量がX以下のアーティファクト・カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
[-5]:ターン終了時まで、あなたがコントロールするアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
デッキ名となった求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerによる、実質1枚コンボが特長である。テゼレットを出してすぐ、2番目の能力(X=2)でTime Vaultをサーチ。次のターンに1番目の能力でこれをアンタップすれば以降無限ターンとなり、最終的にテゼレットの3番目の能力を用いて対戦相手を倒す。またTime Vaultと通電式キー/Voltaic Keyが揃えば、たったアーティファクト2枚、合計4マナで同様に無限ターンを発生させる事ができ、ヴィンテージ環境におけるトップメタにのし上がった。
主要ドロー源であった知識の渇望/Thirst for Knowledgeが制限されたことでややデッキパワーを抑えられたが、依然メタゲームの中心の座に就いている。
後期には求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerを外し、新たに精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを採用した#サンプルレシピ2のようなデッキが主流となったが、マナ加速からテゼレットを高速プレイするTurbo-Tezzと呼ばれるタイプも構築されている。
サンプルレシピ1
- 備考
- ヴィンテージ選手権09優勝
- 使用者:伊藤裕道
- フォーマット
- ミラーマッチ用に1枚投入された見えざる者の大魔道師/Magus of the Unseenが印象的である。
サンプルレシピ2
- 備考
- ヴィンテージ選手権10 優勝・準優勝(参考)
- 使用者:Owen Turtenwald・Bob Maher
- フォーマット