霊感/Inspiration
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ビジョンズ初出で、第6版以降基本セットに再録され続けた、かつての基本ドローカード。
カードを引くだけという単純な効果なので、実に基本セット向け。構築では他のカードに出番を取られがちだが、ドローなら何でもよいバベルではよく採用され、ドローの質が落ちていたミラディン・ブロック期のスタンダードではパーミッションに4枚積まれることもあった。さらに対戦相手を対象に取れることを活かして、ターボ・ズヴィでフィニッシャーとして使われることもあった。
第9版で1マナ軽い代わりにソーサリーである空民の助言/Counsel of the Soratamiに取って代わられ、基本セットから落ちてしまった。ラヴニカへの回帰で久々に再録されたものの、やはり力不足か。
- 色拘束をきつくし、ソーサリーにすると1枚多く引ける集中/Concentrateになる。しかも偏向/Deflectionされない。
- タルキール覇王譚では、対象をとらずよりシンプルな効果になった運命編み/Weave Fateが登場した。
- ゲートウォッチの誓いでは、怒濤によって軽く唱えることができる上位互換の比較分析/Comparative Analysisが登場した。また、天才の片鱗/Glimmer of Geniusおよびヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illuminationも対象の有無以外はほぼ上位互換といえる。
- 緊急阻止/Flash Counterによって打ち消されている(霊感(第8版)のイラスト/緊急阻止(第8版)のイラスト)。
関連カード
主な亜種
ルーター効果ではなくカードを2枚引ける青のインスタント。特筆しない限り対象をとらずあなたがカードを引く。ソーサリーは空民の助言/Counsel of the Soratami#主な亜種を参照。
- 予報/Predict - 1U。誰かのライブラリーの一番上のカード名を当てられたら2枚引く。そうでない場合1枚引く。(オデッセイ)
- 金言/Words of Wisdom - 1U。2枚引き、他のプレイヤーも1枚引く。(オデッセイ)
- 噴出/Gush - 4U。島を2枚戻すことでも唱えられるピッチスペル。(メルカディアン・マスクス)
- 危険な研究/Perilous Research - 1U。2枚引き、パーマネントを1つ生け贄に捧げる。(コールドスナップ)
- 脳髄の渦/Cerebral Vortex - 1UR。青赤の多色カード。対象のプレイヤーは2枚引いた後に手札の枚数に等しいダメージを受ける。(ギルドパクト)
- 映像のもつれ/Vision Skeins - 1U。各プレイヤーは2枚引く。(ディセンション)
- エスパーの魔除け/Esper Charm - WUB。白青黒の多色カード。モードの1つで2枚引く。(アラーラの断片)
- 深遠の謎/Mysteries of the Deep - 4U。通常は2枚だが上陸で3枚引く。(ワールドウェイク)
- 工匠の天啓/Artificer's Epiphany - 2U。2枚引き、アーティファクトをコントロールしていないなら、カードを1枚捨てる。(マジック・オリジン)
- 運命編み/Weave Fate - 3U。(タルキール覇王譚)
- 比較分析/Comparative Analysis - 3U。怒濤で2Uになる。対象のプレイヤーが2枚引く。(ゲートウォッチの誓い)
- 天才の片鱗/Glimmer of Genius - 3U。占術2の後に2枚引く。エネルギーも2個得られる。(カラデシュ)
- ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination - 3U。サイクリング(U)付き。(アモンケット)
- 開拓+精神/Spring+Mind - 4UU。青緑の余波呪文の下半分。(アモンケット)
- Double Take(銀枠)- 3UU。プレイヤーを1人選び、そのプレイヤーとの次のゲームの開始時にも2枚引ける。(アングルード)
その他。
- 急使の薬包/Courier's Capsule - 1U。1Uと生け贄に捧げることで2枚引く有色アーティファクト。(アラーラの断片)
- 運命の泉/Font of Fortunes - 1U。1Uと生け贄に捧げることで2枚引くエンチャント。(ニクスへの旅)