Delver-Blade
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Delver-Bladeは、イニストラード参入後のスタンダードに登場したクロック・パーミッション。秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを中心戦力に据えたDelver-Goと総称されるデッキの中でも、特に装備品を用いる青タッチ白のものを指す。単にDelver-Go、UW Delverの名前で呼ばれることもある。
概要
変身することで1マナ3/2飛行となる秘密を掘り下げる者に加え、ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pikeなどの装備品を回避能力持ち・除去耐性持ちに装備することで強力なクロックを得る。汎用性の高いアドバンテージクリーチャーである瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageもほとんどの場合採用される。
これらを最大限に活用するために約1/3のスロットがインスタント・ソーサリーとなっており、テンポを稼ぐカウンターやバウンスだけでなく、思案/Ponderやギタクシア派の調査/Gitaxian Probeといった軽量ドロー呪文も多数投入されているのが大きな特徴。
同環境のイリュージョンとほぼ同じ構成で、あちらがクリーチャーを並べて戦うのに対し、こちらは装備品によってクロックの増強を図る。環境がクリーチャー除去偏重に移行するとともにルーン唱えの長槍のカードパワーが見直され、先に隆盛したイリュージョンに代わってメタゲームの中心に躍り出た。
- 闇の隆盛参入後は、未練ある魂/Lingering Soulsのために黒をタッチしスピリットのシナジーを投入したDelever-Spiritsという亜種も登場した。
- 「装備品を用いる青白クロック・パーミッション」という点ではスタンダードの前環境を席巻したCaw-Bladeの後継と言え、デッキ名もそれに因んでいるが、実際のところデッキタイプとしてはかなり異なる。Caw-Bladeはカード・アドバンテージの獲得に長けており、重いカードも使うコントロール系統のデッキであるが、こちらはデッキ全体が軽く作られ、序盤からダメージを重ねるビートダウンデッキとしての性格が強い。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリオーランド12 ベスト8 (参考)
- 使用者:Paulo Vitor Damo da Rosa
- フォーマット
- 同じChannel Fireballに所属するDavid Ochoaも全く同じリストでベスト8入りしている。