協約

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2023年9月1日 (金) 01:27時点における版

協約/Bargain
種別 常在型能力
登場セット エルドレインの森
CR CR:702.166

協約/Bargainは、エルドレインの森で制定されたキーワード能力。これを持つ呪文スタックにある間に働く常在型能力である。


Ice Out / 氷封 (1)(青)(青)
インスタント

協約(この呪文を唱えるに際し、アーティファクトやエンチャントやトークンのうち1つを生け贄に捧げてもよい。)
これが協約されていたなら、この呪文を唱えるコストは(1)少なくなる。
呪文1つを対象とする。それを打ち消す。


目次

定義

協約/Bargainは、「この呪文唱えるための追加コストとして、あなたはアーティファクトエンチャントトークンのうち1つを生け贄に捧げてもよい。」を意味する。

呪文のコントローラーが協約の追加コストを支払う意図を宣言した場合、その呪文は協約された/Bargained状態になる。

解説

童話における取引や約束事を表現したメカニズム(紹介動画では『ジャックと豆の木』における豆と牛の交換を例に挙げていた[1])。

エルドレインの森では全無色は除く)で使用可能なメカニズムであるが、に多く存在している。協約することにより追加効果を得られるカードや、マナ・コスト軽くなるカードが収録されている。

  • 一見すると黒が自分のエンチャントを生け贄に捧げられるのは色の役割に反しているように見えるが、団結のドミナリア時点で色の役割が拡張されたことが明かされている[2]

ルール

開発秘話

この能力役割トークンがきっかけとなり生み出されている。当初はオーラしか生け贄にできなかったが、展望デザイン途中でエンチャント全般に拡張され、食物とのシナジーなどを意識してアーティファクトも使用可能になった。セット・デザインでは黒赤ネズミ・トークンシナジーなどを意識し、トークン全般も生け贄に捧げられるようにした[3][4]

  • 「『森』の話その2」では"また、これにより『エルドレインの森』の生態系の外のリミテッドでも協約メカニズムがうまく働くようにできた。"と他セットのリミテッドを意識したかのようにに記されているが、これは誤訳である。原文は"This also allowed the bargain mechanic to play better outside the biosphere of Wilds of Eldraine Limited."であり、「『エルドレインの森のリミテッド』という生態系の外」すなわち構築フォーマットでも活躍しやすくなったという意味である。

脚注

  1. Fairy Tales With a Twist | Wilds of Eldraine Debut | Magic: The Gathering(公式Youtubeチャンネル 2023年8月16日)
  2. With the new Braids letting you sacrifice your own...Blogatog 2022年8月18日)
  3. Wilds Story, Part 1/『森』の話 その1Making Magic 2023年8月15日 Mark Rosewater著)
  4. Wilds Story, Part 2/『森』の話 その2(Making Magic 2023年8月21日 Mark Rosewater著)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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