呪文爆弾
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2023年2月8日 (水) 11:11時点における版
呪文爆弾(Spellbomb)は、ミラディンとミラディンの傷跡、ファイレクシア:完全なる統一にそれぞれ収録されたほぞサイクルの俗称。
目次 |
ミラディン版
アーティファクト
(青),上天の呪文爆弾を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
(1),上天の呪文爆弾を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
特定の色マナ1点を支払い生け贄に捧げると各色に対応した効果、不特定マナ1点を支払い生け贄に捧げるとカードを1枚引ける。
初出時は銀騎士/Silver Knightを焼ける黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb以外あまり注目されていなかったが、フィフス・ドーンでのほぞを支援するカード群の登場や、メタゲームや環境の変化もあり、結果としてはサイクルの殆どが何らかのデッキで活躍した。
- イラストはすべてJim Nelsonによるものである。
ミラディンの傷跡版
アーティファクト
(2),(T),地平線の呪文爆弾を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
地平線の呪文爆弾が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは(緑)を支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
タップし生け贄に捧げる(マナが必要なものもあり)と各色に対応した効果、戦場から墓地に置かれたときに対応する色マナを支払うとカードを引ける。
強力な墓地対策である虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombがエターナル・モダンでも広く使われているほか、恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbombもゴブナイトなどで使われた。
- イラストはすべてFranz Vohwinkelによるものである。
ファイレクシア:完全なる統一版
アーティファクト
(1),聖堂の頭蓋爆弾を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
(2)(白),聖堂の頭蓋爆弾を生け贄に捧げる:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受け飛行を得る。カード1枚を引く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
新ファイレクシア/New Phyrexia版の呪文爆弾。呪文爆弾/Spellbombと頭蓋爆弾/Skullbombで捩っている。
不特定マナ1点を支払い生け贄に捧げるとカードを1枚引け、特定の色マナを支払い生け贄に捧げることでカードを1枚引くことを含む各色に対応した効果を得られる。
どちらの用途でもカードが引けるようになったが、色マナの効果は起動がソーサリー・タイミング限定とリミテッド向けのデザインとなっている。
カード名 | 効果もしくは同等効果呪文 |
---|---|
聖堂の頭蓋爆弾/Basilica Skullbomb | 単体強化と飛行の付与 |
外科の頭蓋爆弾/Surgical Skullbomb | クリーチャーのバウンス |
ドロスの頭蓋爆弾/Dross Skullbomb | クリーチャー・カードの墓地回収 |
焼炉の頭蓋爆弾/Furnace Skullbomb | 油カウンターを置く |
迷宮の頭蓋爆弾/Maze Skullbomb | 単体強化とトランプルの付与 |
ストーリー
呪文爆弾/Spellbombは魔力が込められたアーティファクト。ミラディン/Mirrodinの人々は生活のため、戦争のため、呪文爆弾を様々な目的に使っている。
後の時代、新ファイレクシア/New Phyrexiaとの戦いの中、コス/Koth、エルズペス/Elspethらはヴェンセール/Venserの技術を取り入れて史上最強の呪文爆弾を設計した。しかしミラディン人の抵抗勢力が非勢に陥ったことで、コスはそれを法務官/Praetorたち(+テゼレット/Tezzeret)に対する自爆攻撃に使用することになった[1]。
脚注
- ↑ The Lost Confession/失われし告白(Uncharted Realms 2013年9月11日 Jenna Helland著)
参考
- The Latest Spellbombs - 呪文爆弾サイクルのイラスト集(WotC、英語)
- カードの俗称