ストーム値

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*Blogatogでは後に、各[[次元/Plane]]について将来のスタンダードで再訪する可能性を評価した'''The Rabiah Scale'''(ラバイア値)も作られた([http://markrosewater.tumblr.com/post/153826844168/the-rabiah-scale 参考])。名前は再訪可能性が最も低い次元、[[ラバイア/Rabiah]]に由来する。
 
*Blogatogでは後に、各[[次元/Plane]]について将来のスタンダードで再訪する可能性を評価した'''The Rabiah Scale'''(ラバイア値)も作られた([http://markrosewater.tumblr.com/post/153826844168/the-rabiah-scale 参考])。名前は再訪可能性が最も低い次元、[[ラバイア/Rabiah]]に由来する。
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*10段階の評価ではあるが、登場することがあまりにも難しい場合にそれを超えることがある。例えば[[他の〜とのバンド]]は11([http://markrosewater.tumblr.com/post/69429982202/storm-is-10-on-the-storm-scale-but-does-anything 参考])、[[バンド]]を持つプレインズウォーカーは12([http://markrosewater.tumblr.com/post/136348138713/as-the-gatewatch-is-all-about-planeswalking 参考])である。
  
 
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2017年1月21日 (土) 02:23時点における版

ストーム値(The Storm Scale)は、メカニズムがスタンダードで再登場する可能性を評価した数値。評価者はMark Rosewater

目次

解説


Tendrils of Agony / 苦悶の触手 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)



Golgari Grave-Troll / ゴルガリの墓トロール (4)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) スケルトン(Skeleton)

ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)

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キーワード能力キーワード処理能力語などのメカニズムそれぞれについて、Mark Rosewaterはそれが将来のスタンダードで使用可能なセットで再び使われる可能性を点数付けしている。点数は1~10の10段階で、高いほど再録されにくいことを示す。

ストーム値 意味 メカニズム例
1 次のセットでも再び使われることになるのは間違いない。 飛行接死占術
2 再び使われることになるのは間違いないが、すぐとは限らない。 キャントリップ混成マナ両面カード
3 おそらく今後何回も使われることになるだろう。 サイクリングフラッシュバック上陸
4 今後も使われることになるだろうが、確実と言うには問題がある。 変異キッカー刻印
5 再録する場所を探す必要があるが、可能性が高いと思っている。 進化怪物化陰鬱
6 再録する場所を探す必要があるが、可能性が高いとは思っていない。 貪食忍術生体武器
7 再録されるとは思われないが、ふさわしい環境があれば再録はあり得る。 氷雪マナ回顧刹那
8 再録されるとは思われないが、もしかしたらあり得る。 マッドネスエコー待機
9 あり得ないとは言わないが、ちょっとした奇跡が必要。 フェイジングスレッショルド激突
10 あり得ないとは言わないが、かなりの奇跡が必要。 ストーム発掘

ストーム値は以下の5つの評価基準から総合的に判断して決められる。

  • 人気/Popularity - プレイヤーがそのメカニズムを気に入ったか。
  • デザイン空間/Design Space - そのメカニズムで作れるカードの枚数に余裕はあるか。
  • 多用途性/Versatility - 他のメカニズムとの相性は良いか。そのメカニズムを使うためには多くのサポートが必要になるか。
  • デベロップ/Development - そのメカニズムのコスト設定や、バランスの調整は難しいか。
  • プレイアビリティ/Playability - そのメカニズムをプレイヤーが理解する上で問題はなかったか。使用する上で物理的な問題はなかったか。

誕生の経緯

その名前はマジック史上最も壊れているメカニズムの1つ、ストームに由来する。ブログ「Blogatog」において、ストームが将来のスタンダードで再登場する可能性を尋ねられたMarkは、「ほぼ再録されるものを1、まず再録されないものを10とすれば、ストームは10だ」と回答した。その後、様々なメカニズムに対して「この基準で言うなら◯◯はいくつ?」という質問が寄せられるようになり、やがて「ストーム値」はBlogatogの定番ネタと化した。そしてストーム値はその人気から、Markが執筆する公式記事「Making Magic」でも取り上げられるようになった。

注意事項

  • これはスタンダードで使用可能なセットにおける再録の可能性を示すものである。統率者シリーズなどの特殊セットにおける再録は考慮していない。
  • これはそのメカニズムが「将来のいつかの時点で」再録される可能性を示すものである。Aのストーム値がBのストーム値より低いことは、AがBより先に再録されることを意味するものではない。
  • これはあくまでMarkの個人的意見であり、開発部の総意や公式見解ではない。ただしMarkは、そのメカニズムについて開発部の他のメンバーがどう思っているかを知っており、点数に反映させている。
  • 何らかの要因でストーム値が変動することもあり得る。また、以前に発表したストーム値が後から考えれば間違いだった、ということもある。
  • ストーム値は「未来の知識」に基づかない。開発部の一員であるMarkはまだ発表されていないセットの中身を知っているが、あるメカニズムが今後実際に再録されることを知っていたとしても、それでストーム値を下げることはない。

その他

  • Blogatogでは後に、各次元/Planeについて将来のスタンダードで再訪する可能性を評価したThe Rabiah Scale(ラバイア値)も作られた(参考)。名前は再訪可能性が最も低い次元、ラバイア/Rabiahに由来する。
  • 10段階の評価ではあるが、登場することがあまりにも難しい場合にそれを超えることがある。例えば他の〜とのバンドは11(参考)、バンドを持つプレインズウォーカーは12(参考)である。

参考

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