バンド
出典: MTG Wiki
| 種別 | 常在型能力 |
| 登場セット | 多数 |
| CR | CR:502.10 |
[編集] 定義
英語のbandは「一隊、一団」というような意味合い。その言葉の意味通り、この能力を持つクリーチャーが戦闘に参加すると、複数のクリーチャーを一つの大きなグループにまとめて運用することができるようになる。
理路整然・秩序だった軍隊活動を表現する能力として、主に白に配分されている。
ルールを要約すると、以下のようになる。
- 攻撃時のバンド能力。
- その際にもし「攻撃バンド」を組んでいるクリーチャーが1体でもブロックされた場合、その「攻撃バンド」の全てのクリーチャーが、同時にそのクリーチャーによってブロックされた状態になる。
- たとえ攻撃バンドの中に回避能力を持っているクリーチャーがいたとしても関係ない:同じ攻撃バンドの中の誰か一つでもブロックされたら、どんな回避能力を持っていてもブロックされてしまう。
- 「攻撃バンド」を組んでいる場合、(通常防御プレイヤーが決める)その「攻撃バンド」内にいるクリーチャーへの戦闘ダメージの割り振りを、攻撃プレイヤーがその「攻撃バンド」内で自由に割り振ることができる。
- 防御時のバンド能力。
- 防御には「防御バンド」という考え方は存在しない。
- バンドを持つクリーチャーでブロックに参加した場合、(通常攻撃プレイヤーが決める)ブロックされたクリーチャーからそれをブロックしているクリーチャーへの戦闘ダメージ割り振りを、防御プレイヤーが決めることができる。
ルールだけでは判りづらいので、具体的にどんなことが起きる(できる)かというと、例えば以下のようなものがある。
- これにより、相手のブロックを悩ませることができる。
- 例えば1/1バンドのクリーチャーが3体で「攻撃バンド」を作って攻撃すると、相手はブロックするならこの3体をまとめてブロックしなければならないため、タフネス4以上のブロッカーでないと無事にはすまない
- (バンドがないと、1体のブロッカーは1体のクリーチャーしかブロックしないので、1/1アタッカーが3体いてもダメ)。
- ダメージの割り振りを自分で行えるので、全体としての被害を小さくできる。
- 例えば1/1バンド持ち2体の攻撃バンドが4/2クリーチャーにブロックされた場合、攻撃側が受ける4ダメージを「片方の1/1に全て割り振り」とすることで、1体だけの損害で済ませることができる。
- 防御時の特徴
- ダメージの割り振りを自分で行えるので、全体としての被害を小さくできる。
- 攻撃バンドの例と同じだが、防御時特有の効果として「相手のトランプル(茨能力)の実質無効化」がある。
- トランプルはもともと「全ブロッカーを倒してなお余剰のダメージはプレイヤーに割り振れる」というものなので、割り振りを防御側プレイヤーが選択できるケースでは無意味(トランプルダメージも全てクリーチャーに割り振りできる)。
以上のように、非常に判りづらくややこしい。あまりにややこしかったので、テンペスト以降で事実上廃止された。
- これを分かり易くしたのがストロングホールドのコーの能力。
- あくまで「攻撃時に一つのチームとして動く」だけで、合体するわけではないので、クリーチャーは個々のパーマネントとして扱われる。
- 「他の〜とのバンド」と、似ているようで微妙にルールが異なるので注意。
[編集] 参考
[編集] 引用:総合ルール 5.5.1.0
- 5 その他のルール
- 502 キーワード能力
- 502.10 バンド
- 502.10a 「バンド/Banding」は攻撃クリーチャー指定や戦闘ダメージの割り振りのルールを変更する常在型能力である。
- 502.10b プレイヤーが攻撃クリーチャーを指定するときに、バンドを持つクリーチャーを任意の数と、1体までのバンドを持たないクリーチャーを一つの「バンド」として宣言してもよい。単一のバンドは、プレイヤー1人またはプレインズウォーカー1体を攻撃する(防御プレイヤーはバンドを宣言できない。しかし異なる方法でバンドを使うことができる。rule 502.10h 参照)。
- 502.10c プレイヤーは任意の数の攻撃バンドを指定してもよいが、クリーチャーはそれぞれ1つのバンドにしか所属できない。
- 502.10d 攻撃バンドがいったん宣言されると、たとえ後で何らかの方法によって一つもしくは複数のクリーチャーのバンド 能力が取り除かれても、戦闘が終わるまでその効果は続く。但し、戦闘から取り除かれた場合には、バンドからも取り除かれる。
- 502.10e 攻撃クリーチャーの1体がクリーチャーによってブロックされると、同じバンドに属する他のそれぞれのクリーチャーもその攻撃クリーチャーと同じブロック・クリーチャーによってブロックされる。
- 502.10f バンドによって攻撃クリーチャーが能力を分け合ったり、能力を失ったりすることはない。バンドに所属する攻撃クリーチャーは、それぞれ別々のパーマネントである。
- 502.10g バンドを構成しているクリーチャーの1体が効果の影響でブロックされた場合、そのバンド全体がブロックされる。
- 502.10h バンドを持っている攻撃クリーチャーをコントロールしているプレイヤーは、そのクリーチャーをブロックしたクリーチャーからの戦闘ダメージをどのように割り振るかを決定する。バンドを持っているブロック・クリーチャーをコントロールしているプレイヤーは、そのクリーチャーがブロックしたクリーチャからの戦闘ダメージをどのように割り振るかを決定する。攻撃もしくはブロックする時にバンド 能力を持っていたとしても、戦闘ダメージ・ステップの開始前にその能力が取り除かれた場合はダメージは通常どおりに割り振られる。
- 502.10i 1体のクリーチャーに複数のバンド 能力があっても効果は変わらない。
- 502.10 バンド
- 502 キーワード能力
