破滅の終焉/Finale of Devastation
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[[スタンダード]]では[[エレメンタル]]型の[[青緑コントロール#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|シミック・ランプ]]で、[[終末の祟りの先陣/End-Raze Forerunners]]1枚とともに定番の[[フィニッシャー]]となっている。ただし、[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]や[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]とはあまり相性が良くないため、クリーチャーをごく少数に絞った型では用いられない。 | [[スタンダード]]では[[エレメンタル]]型の[[青緑コントロール#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|シミック・ランプ]]で、[[終末の祟りの先陣/End-Raze Forerunners]]1枚とともに定番の[[フィニッシャー]]となっている。ただし、[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]]や[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]とはあまり相性が良くないため、クリーチャーをごく少数に絞った型では用いられない。 | ||
− | [[モダン]]では[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]と同じような使い方が模索された中で、[[ドルイド・コンボ]]におけるフィニッシュの安定化に貢献した。従来[[無限マナ]]の後に[[召喚の調べ/Chord of Calling]]や[[薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter]]を経由して特定のフィニッシャーにアクセスしていた同デッキだが、これ1枚であらゆるクリーチャーがフィニッシャーと化すようになったほか、手札破壊耐性の向上にも一役買っている。他には[[タメシブルーム]]でも[[エンドカード]]として採用されたり、変わったところでは[[ | + | [[モダン]]では[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]と同じような使い方が模索された中で、[[ドルイド・コンボ]]におけるフィニッシュの安定化に貢献した。従来[[無限マナ]]の後に[[召喚の調べ/Chord of Calling]]や[[薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter]]を経由して特定のフィニッシャーにアクセスしていた同デッキだが、これ1枚であらゆるクリーチャーがフィニッシャーと化すようになったほか、手札破壊耐性の向上にも一役買っている。他には[[タメシブルーム]]でも[[エンドカード]]として採用されたり、変わったところでは[[アスモフード]]で[[アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar]]の[[代替コスト]]を無視するために使われるケースもある。 |
*修整と速攻を得るのはこれの[[解決]]時に[[戦場]]にいるクリーチャーのみである。これで[[生体性軟泥/Biogenic Ooze]]などを呼び出したとしても、ETB能力で[[生成]]された[[トークン]]は修整も速攻も得られないので注意。 | *修整と速攻を得るのはこれの[[解決]]時に[[戦場]]にいるクリーチャーのみである。これで[[生体性軟泥/Biogenic Ooze]]などを呼び出したとしても、ETB能力で[[生成]]された[[トークン]]は修整も速攻も得られないので注意。 |
2023年1月19日 (木) 15:08時点における版
緑の終焉は墓地やライブラリーからクリーチャーを直接戦場に出せる呪文。X=10以上で歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of RevelsのようにP/T修整と速攻を付与する。
この手のカードとしては珍しく、ライブラリーからのみならず墓地からも選べる点が長所であり、少数のフィニッシャーが除去や手札破壊で墓地送りになっても安心。そしてX=10以上による全体強化は瞬時にゲームを終わらせられるため、決定力も高い。特にこの場合、トランプルや二段攻撃持ちはサーチ先としてうってつけ。
とは言え、何も考えずに使うと普通に唱えるより火種の2マナ分だけ効率が悪くなる点には注意。シルバーバレット戦術を盛り込んだり、可能な限りX=10以上を目指せる構成にするなど、デッキ構築の段階で工夫しておけるとベター。緑はマナ加速を得意とする色なので、サイクルの他のカードと比べて12マナ達成を狙いやすい。
スタンダードではエレメンタル型のシミック・ランプで、終末の祟りの先陣/End-Raze Forerunners1枚とともに定番のフィニッシャーとなっている。ただし、ハイドロイド混成体/Hydroid Krasisや自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathとはあまり相性が良くないため、クリーチャーをごく少数に絞った型では用いられない。
モダンでは緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithと同じような使い方が模索された中で、ドルイド・コンボにおけるフィニッシュの安定化に貢献した。従来無限マナの後に召喚の調べ/Chord of Callingや薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiterを経由して特定のフィニッシャーにアクセスしていた同デッキだが、これ1枚であらゆるクリーチャーがフィニッシャーと化すようになったほか、手札破壊耐性の向上にも一役買っている。他にはタメシブルームでもエンドカードとして採用されたり、変わったところではアスモフードでアスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacarの代替コストを無視するために使われるケースもある。
- 修整と速攻を得るのはこれの解決時に戦場にいるクリーチャーのみである。これで生体性軟泥/Biogenic Oozeなどを呼び出したとしても、ETB能力で生成されたトークンは修整も速攻も得られないので注意。
関連カード
サイクル
灯争大戦の終焉サイクル。マナ・コストにXを含むソーサリーで、Xが10以上だとボーナスが得られる。いずれも神話レア。
- 栄光の終焉/Finale of Glory
- 啓示の終焉/Finale of Revelation
- 永遠の終焉/Finale of Eternity
- 約束の終焉/Finale of Promise
- 破滅の終焉/Finale of Devastation
カード名は破滅の刻の刻サイクルと対応しており、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに抵抗する者たちの様子が描かれている。