毒カウンター

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(対戦相手から毒を取り除けるカードを枚数に含める必要性は薄いため)
(ミラディンの傷跡以前に限らずとも感染だけ分離すればよいため)
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毒カウンターに関連した[[キーワード能力]]には、[[有毒]]と[[感染]]が存在する。
 
毒カウンターに関連した[[キーワード能力]]には、[[有毒]]と[[感染]]が存在する。
  
*なお、[[あなた|自分]]が得た毒カウンターを取り除く手段は非常に限られており、[[灯争大戦]]現在で、[[Leeches]]、[[解放された者、カーン/Karn Liberated]]([-14][[忠誠度能力]])の2枚のみ。ほかには[[対戦相手]]からしか取り除けない[[陽光浄化者/Suncleanser]]([[ETB]][[能力]])、[[裏切りの対価/Price of Betrayal]]も存在する。
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*なお、[[あなた|自分]]が得た毒カウンターを取り除く手段は非常に限られており、[[灯争大戦]]現在で、[[Leeches]]、[[解放された者、カーン/Karn Liberated]]([-14][[忠誠度能力]])の2枚のみ。
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**ほかには[[対戦相手]]からしか取り除けない[[陽光浄化者/Suncleanser]]([[ETB]][[能力]])、[[裏切りの対価/Price of Betrayal]]も存在する。
  
 
===その他===
 
===その他===
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*[[ミラディンの傷跡ブロック]]の各[[エキスパンション]]の[[ブースターパック]]には、[[トークン・カード]]の[[スロット]]に毒カウンター用の[[注釈カード]]が封入されていることがある。エキスパンションごとにそれぞれデザインが異なる。
 
*[[ミラディンの傷跡ブロック]]の各[[エキスパンション]]の[[ブースターパック]]には、[[トークン・カード]]の[[スロット]]に毒カウンター用の[[注釈カード]]が封入されていることがある。エキスパンションごとにそれぞれデザインが異なる。
  
==ミラディンの傷跡以前の毒関係のカード一覧==
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==毒関係のカード一覧==
毒能力を持つ[[クリーチャー]]
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====キーワード能力====
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*有毒([[悪性スリヴァー/Virulent Sliver]]
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*感染({{WHISPER検索/カードテキスト|感染}})
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====その他の毒能力を持つクリーチャー====
 
*[[墓所のコブラ/Crypt Cobra]]
 
*[[墓所のコブラ/Crypt Cobra]]
 
*[[マーシュ・バイパー/Marsh Viper]]
 
*[[マーシュ・バイパー/Marsh Viper]]
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*[[スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin]]
 
*[[スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin]]
 
*[[沼地の蚊/Swamp Mosquito]]
 
*[[沼地の蚊/Swamp Mosquito]]
*[[悪性スリヴァー/Virulent Sliver]]
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*[[牙持ち、フィン/Fynn, the Fangbearer]]
 +
 
 +
====毒を受けていることを参照するカード====
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*[[敗血のネズミ/Septic Rats]]
 +
*[[つながれた喉首追い/Chained Throatseeker]]
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*[[堕落した決意/Corrupted Resolve]]
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*[[ヴィリジアンの背信者/Viridian Betrayers]]
  
毒能力に関係するその他のカード。
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====毒能力に関係するその他のカード====
 
*[[Leeches]](毒カウンターを失い、その分の[[ダメージ]]を受ける)
 
*[[Leeches]](毒カウンターを失い、その分の[[ダメージ]]を受ける)
 
*[[毒蛇製造器/Serpent Generator]](毒能力を持つクリーチャー・[[トークン]]を[[生成]]する)
 
*[[毒蛇製造器/Serpent Generator]](毒能力を持つクリーチャー・[[トークン]]を[[生成]]する)
*[[蛇教団の聖儀式/Snake Cult Initiation]]([[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]しているクリーチャーに有毒3を与える)
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*[[蛇教団の聖儀式/Snake Cult Initiation]]([[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]しているクリーチャーに有毒3を与える)
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2022年3月29日 (火) 01:42時点における版

毒カウンター/Poison Counterは、プレイヤーが得る特殊なカウンター。10個以上の毒カウンターを得たプレイヤーは状況起因処理によって敗北する。


Marsh Viper / マーシュ・バイパー (3)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)

マーシュ・バイパーがプレイヤー1人にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを2個得る。(10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。)

1/2


Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

1/1


Leeches (1)(白)(白)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはすべての毒(poison)カウンターを失う。Leechesはそのプレイヤーにその数と同じ点数のダメージを与える。


目次

解説

ルール

毒カウンターは、プレイヤーが得るカウンターである。いずれかのプレイヤーが10個以上の毒カウンターを得た場合、そのプレイヤーは次に優先権が発生したときに敗北する。双頭巨人戦では、チームが15個以上の毒カウンターを得た場合、そのチームは次に優先権が発生したときに敗北する。これらは状況起因処理である。

プレイヤーが1個以上の毒カウンターを持っている場合、あるいは双頭巨人戦においてチームが1つ以上の毒カウンターを持っている場合、そのプレイヤー(達)は「毒を受けている/poisoned」と言う。

毒カウンターに関連したキーワード能力には、有毒感染が存在する。

その他

初出はレジェンド。それからビジョンズまでいくつかの毒カウンター関連のカードが作られていた。しかし10回攻撃通してやっと対戦相手を葬れるようなクリーチャーばかりであり、それだけ攻撃が通るならば通常のクリーチャーで20点のライフ削っても同じこと。クリーチャーとしての性能も高いとは言えず、まともに活躍した毒関係カードは炎の鞭/Fire Whipとのコンボで攻撃に頼らずに2個の毒カウンターを置けるマーシュ・バイパー/Marsh Viperくらいであった。

ウェザーライト以降は毒関係のカードが収録されず、その後長らくこのルールは半ば忘れ去られていたが、時のらせん沼地の蚊/Swamp Mosquitoタイムシフトされて復活。未来予知では新規カードの悪性スリヴァー/Virulent Sliverも登場し、有毒というキーワード能力も作られた。

悪性スリヴァーの活躍は目覚ましく、プロツアーサンディエゴ07双頭巨人戦ブースター・ドラフト)の準決勝で毒カウンターによる決着が発生した。さらにインビテーショナル07においても、悪性スリヴァーとハートのスリヴァー/Heart Sliverによる毒殺システムを組みこんだヴィンテージハルクフラッシュを使用するTiago Chanが見事優勝を飾った。時のらせんブロック構築でも悪性スリヴァーをフル投入したデッキが構築され、それなりの戦果をあげている。

ミラディンの傷跡では感染という毒カウンターに関連したキーワード能力がまた新たに作られ、それ以外の毒カウンター関連のカードも多く収録されている。ミラディンの傷跡ブロックが使用可能な各種フォーマットでは毒殺を狙う感染デッキが一定の戦果を挙げている。

カルドハイムで久々の再登場。牙持ち、フィン/Fynn, the Fangbearer1枚のみが登場した。

  • ミラディンの傷跡が出る前は、毒カウンターを与えるカードはいずれも、またはアーティファクトのカードであった。
  • 20点のライフ減らすところを10個の毒カウンターで済ませられるので、よく「毒カウンター1個はライフ2点に相当する」と言われる。
    • 前述の通り、ライフと比べて回復手段が非常に限定的なため、ダメージ以上に効果的なケースも多い。逆に、ライフを減らす手段と併用する意味合いが薄い事が欠点。かといって対戦相手への攻撃手段を毒カウンターのみに頼ると、対戦相手はライフロスのデメリットやコストを19点まで使い放題となる。
  • Mark Rosewaterは、ミラディンの傷跡で感染を収録する際、毒カウンターとライフの差別化のために「毒カウンターは決して取り除けなくする」という方針を立てた[1]。だがその後プレイヤーの反応などから「マジックに毒を乗り越える手段があって良いのかどうか」「ライフと毒を全く違うものとして扱うべきか」を検討する必要があるとの発言を行っている[2]
  • Magic: The Gathering for PCの最終ボスはライフが非常に多いので、毒カウンターで倒すのも有効な手段の1つ。
  • 時のらせんブロックでの復活以前に、一度インビテーショナルカードで危うく(?)復活しそうになった(闇の腹心/Dark Confidant参照)。
  • 2011年4月より、双頭巨人戦ではチームごとに毒カウンターをカウントすることになり、「チームで15個得た場合、そのチームは敗北する」「チームで1つ以上得ている場合、そのチームの各プレイヤーは『毒を受けている』とする」と変更された[3]
  • ミラディンの傷跡ブロックの各エキスパンションブースターパックには、トークン・カードスロットに毒カウンター用の注釈カードが封入されていることがある。エキスパンションごとにそれぞれデザインが異なる。

毒関係のカード一覧

キーワード能力

その他の毒能力を持つクリーチャー

毒を受けていることを参照するカード

毒能力に関係するその他のカード

脚注

  1. Something Wicked This Way Comes, Part 1/おかしなことがやってきた その1(Feature 2010年9月6日 Mark Rosewater著)
  2. State of Design 2011/デザイン演説2011(Making Magic 2011年8月22日 Mark Rosewater 著)
  3. March 18 2011 DCI Banned & Restricted List Announcement/2011年3月18日制限禁止リスト告知(News 2011年3月18日 WotC著)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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