降霊

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以下は降霊能力に紐づけられたルールではないが、深く関係する事象のためこちらに記載する。
 
以下は降霊能力に紐づけられたルールではないが、深く関係する事象のためこちらに記載する。
 
*[[スタック]]上で降霊呪文が[[打ち消す|打ち消された]]場合、「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」によって呪文は墓地に置かれる代わりに追放される。
 
*[[スタック]]上で降霊呪文が[[打ち消す|打ち消された]]場合、「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」によって呪文は墓地に置かれる代わりに追放される。
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**[[記憶の欠落/Memory Lapse]]や[[差し戻し/Remand]]で打ち消された場合には追放されない。類似メカニズムの[[フラッシュバック]]の場合の挙動と異なるが、これは降霊が墓地に置く際にのみ置換がされるからである。(フラッシュバックは[[ライブラリー]]や[[手札]]への移動も追放に置換する。)
 
*第2面がオーラである降霊を持つクリーチャーが戦場で変身した場合、何にもつけられていないオーラになるため[[状況起因処理]]で墓地に置かれる(代わりに追放される)。唱える以外の方法で戦場に出る場合と違い、適正なエンチャント先につけることはできない。
 
*第2面がオーラである降霊を持つクリーチャーが戦場で変身した場合、何にもつけられていないオーラになるため[[状況起因処理]]で墓地に置かれる(代わりに追放される)。唱える以外の方法で戦場に出る場合と違い、適正なエンチャント先につけることはできない。
  

2022年9月25日 (日) 11:26時点における版

降霊/Disturb
種別 常在型能力
登場セット イニストラード:真夜中の狩り
イニストラード:真紅の契り
CR CR:702.146

降霊(こうれい)/Disturbは、イニストラード:真夜中の狩りで登場したキーワード能力。これを持つ両面カード墓地にある間に機能する常在型能力である。


Beloved Beggar / 愛される物乞い (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 農民(Peasant)

降霊(4)(白)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを変身させた状態で降霊コストで唱えてもよい。)

0/4
Generous Soul / 気前のいい魂
〔白〕 クリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行、警戒
気前のいい魂がいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。

4/4


Lantern Bearer / ランタンを携える者 (青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行
降霊(2)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを変身させた状態で降霊コストで唱えてもよい。)

1/1
Lanterns' Lift / ランタンの持ち上げ
〔青〕 エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは+1/+1の修整を受け飛行を持つ。
ランタンの持ち上げがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。


定義

降霊[コスト]/Disturb[コスト]は、「あなたは、あなたの墓地にあるこのカードを、マナ・コストではなく[コスト]を支払うことで、変身させた状態で唱えてもよい。」を意味する。

解説

イニストラード/Innistradの死者の魂が霊/Geistとして現世に戻ったり、何かに取り憑くことを表すメカニズム

イニストラード:真夜中の狩りではに割り振られ、突風漂い/Galedrifterを除き第1面人間であり、第2面はすべてスピリットである。また第2面はすべて飛行と「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」という能力を持つ。

続くイニストラード:真紅の契りでは白と青のみに縮小し、第1面はすべてスピリット、第2面はすべてオーラエンチャントになっている。第2面で墓地に置かれる代わりに追放される能力を持つ点は変わらない。通常のオーラの「アドバンテージを失いやすい」という欠点が緩和されている。

  • disturbとは「(睡眠などの平穏な状態を)妨げる」の意味だが、ここでは死者の魂が祝福された眠り/The Blessed Sleepから目覚めさせられることを指したものだろう。日本語版の「降霊」はかなりの意訳と言える。

ルール

  • カードの降霊能力を使って呪文を唱えた場合、そのカードは第2面を表向きにしてスタックに置かれる。結果として生じる呪文はその面のすべての特性を持つ。第2面がエンチャント先などの対象を取る場合、唱える際に適正な対象を選ぶ必要がある。
  • 降霊を持つカードは変身する両面カードであり、基本的に変身する両面カードのルールに従う。
    • 降霊コストに関わらず、唱えた呪文のマナ総量は第1面のマナ総量に等しい(CR:712.4b)。
    • 第2面で明滅した場合は第1面で戦場に戻る。
  • スタック上の降霊呪文がコピーされた場合、それは両面カードではないが第2面の特性を持つ。

以下は降霊能力に紐づけられたルールではないが、深く関係する事象のためこちらに記載する。

  • スタック上で降霊呪文が打ち消された場合、「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」によって呪文は墓地に置かれる代わりに追放される。
  • 第2面がオーラである降霊を持つクリーチャーが戦場で変身した場合、何にもつけられていないオーラになるため状況起因処理で墓地に置かれる(代わりに追放される)。唱える以外の方法で戦場に出る場合と違い、適正なエンチャント先につけることはできない。

開発秘話

憑依ストーム値9という低評価だがフレイバーは気に入られていた)を再現するべく「第2面でオーラになる」スピリットが先に考案された。最初のバージョンではPIGだったが、セット・デザイン・チームによって「マナを支払って唱える」ものに。やがて「第2面でスピリットになる」人間も考案され、こちらを先に出すべきだと判断された。オーラになるものは後編のイニストラード:真紅の契りに移され、入れ替わりで腐乱が前編のイニストラード:真夜中の狩りに移った[1]

参考

  1. FROM VOW ON, PART 2/『契り』から その2Making Magic 2021年11月8日 Mark Rosewater著)

引用:総合ルール 20231117.0

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