水銀の精霊/Quicksilver Elemental

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他のカードの起動型能力を得るカード
 
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*[[クラージ実験体/Experiment Kraj]] - [[+1/+1カウンター]]が置かれているクリーチャーの起動型能力を持つ。
 
*[[クラージ実験体/Experiment Kraj]] - [[+1/+1カウンター]]が置かれているクリーチャーの起動型能力を持つ。

2018年4月19日 (木) 20:58時点における版


Quicksilver Elemental / 水銀の精霊 (3)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

(青):クリーチャー1体を対象とする。水銀の精霊はターン終了時まで、それが持つすべての起動型能力を得る。(そのクリーチャーの名前を使う能力がある場合、代わりにこのクリーチャーの名前を使う。)
あなたは水銀の精霊の能力の起動コストを支払うのに、青マナがどの色マナでもあるかのように支払ってよい。

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他のクリーチャー起動型能力を得るクリーチャー。

変わった起動型能力を持つクリーチャーが登場するとしばしば話題に上り、クリーチャーでなくてもクリーチャー化した上で使う方法が検討される。しかし、そのパーマネント戦場にいなければならない、というのがネックで、話題になるばかりで実際に構築で活躍することは少ない。

リミテッドではタッパーティムなど、強力なシステムクリーチャーの起動型能力を対戦相手のものも含めて得られるので、戦場に出ているクリーチャー次第な面はあるものの強力。特にトゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblinなどのパワーを参照する起動型能力との相性は抜群。

目次

ルール

  • この効果は種類別第6種の能力追加効果であり、第3種の文章変更効果ではない。
  • 得た起動型能力が、文章中で自身のカード名でそのカード自身を示していた場合、それを「水銀の精霊」と読みかえる(CR:201.4b)。
    • そのカード自身を示してない場合は読み替えない。鏡狂の幻/Mirror-Mad Phantasmの起動型能力を得た場合、水銀の精霊がライブラリーに切り戻されるが、ライブラリーから見つけるのは「鏡狂の幻」という名前のカードである。
  • 水銀の精霊の起動型能力の解決時に、対象となったクリーチャーが持つ起動型能力をすべて得る。オーラ装備品、その他の効果によってそのクリーチャーに与えられた起動型能力も得ることができる。解決後に対象となったクリーチャーが新たな起動型能力を得ても、それが水銀の精霊に追加されることは無い。逆に解決後に元のクリーチャーが起動型能力を失っても、水銀の精霊から失われることも無い。
  • 1体のクリーチャーに複数回能力を起動すれば、その分の起動型能力を得ることができる。また、自身を対象に起動すれば、今まで得た能力が2倍に増える。通常は意味は無いが「この能力は、各ターンに1回のみ起動できる。」という制限付きの能力を何度も起動することが可能となる。
  • 石の死の姉妹/Sisters of Stone Death のような一組みの関連している起動型能力を得た場合、それらは元の能力と同様に関連している能力となる(CR:607.5)。ただし、1回の起動型能力によって得た能力だけが関連している能力であって、同じカードから再び能力を得てもそれらが関連することはない。
    • 水銀の精霊が破滅小径の仲介人/Bane Alley Brokerの1つ目の起動型能力を使いカードを追放した場合、アンタップ手段があれば、その2つ目の起動型能力でカードを手札に加えることができる。しかし、次のターンに同じ破滅小径の仲介人から起動型能力を得たとしても、前のターンで追放したカードを2つ目の起動型能力で手札に加えることはできない。
  • プレインズウォーカークリーチャー化して忠誠度能力を得ても、1ターンに複数回起動することはできない。複数のプレインズウォーカーから忠誠度能力を得ていたとしても、水銀の精霊が起動できる忠誠度能力は1ターンに1回だけである。
    • 2009年9月の総合ルール更新までは、プレインズウォーカーの能力を得れば際限なくその能力を起動することができた。
  • レオニンのボーラ/Leonin Bolaのような「自身をはずすこと」を起動コストとする起動型能力を得た場合、その能力を、その装備品をはずすことにより起動できる。はずすことができるのは能力を与えている装備品だけであり、同名の別の装備品をはずすことはできない。
  • 刻印キーワード能力であった頃は、起動型の刻印によってカードを追放すれば、それは水銀の精霊によって「刻印された」ことになっていた。これを利用してクリーチャー化した等時の王笏/Isochron Scepterの能力を使って点数で見たマナ・コストが3以上のインスタント・カードも唱えられた。現在では、これらは関連している能力になっているので不可能である。
  • これに詐欺の壁/Wall of Deceitのような「裏向きになる」起動型能力を与えて裏向きにすることができるが、これ自身は変異を持っていないので通常は表向きに戻れない。
  • これに一部の反転カードの起動型能力を与えて反転させることはできるが、これ自身は反転カードではないので、位相が変化する以外の意味は特にない。
  • これに一部の両面カードの「変身する」起動型能力を与えることはできるが、これ自身は両面カードではないので変身できない。

関連カード

主な亜種

他のカードの起動型能力を得るカード

参考

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