過去と未来の剣/Sword of Once and Future

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(なぜ墓地ではin/so扱いでないカードを唱えられるかについて、疑問の声が多かったので補足)
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サボタージュ能力も優秀で、[[除去]]などを再利用することで[[アドバンテージ]]が取れ、諜報で[[墓地]]に置いたカードをそのまま[[唱える]]ことも可能。墓地に対応カードが無くても最低限[[ライブラリー操作]]は行えるが、それだけでは[[コスト・パフォーマンス]]面で控えめなので、対応カードを一定数有した[[デッキ]]で使用したいところである。
 
サボタージュ能力も優秀で、[[除去]]などを再利用することで[[アドバンテージ]]が取れ、諜報で[[墓地]]に置いたカードをそのまま[[唱える]]ことも可能。墓地に対応カードが無くても最低限[[ライブラリー操作]]は行えるが、それだけでは[[コスト・パフォーマンス]]面で控えめなので、対応カードを一定数有した[[デッキ]]で使用したいところである。
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[[リミテッド]]においても[[ボムレア]]。呪文の再利用や[[修整]]が強力なのはもちろんのこと、[[停滞域/Stasis Field]]など青の[[擬似除去]][[オーラ]]を[[対象不適正]]で墓地送りにできる点も活かしやすい。
  
 
*この[[カード]]の登場により、2[[色の組み合わせ]]すべてに剣[[サイクル]]が存在することになった。
 
*この[[カード]]の登場により、2[[色の組み合わせ]]すべてに剣[[サイクル]]が存在することになった。
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*{{Gatherer|id=611046}}背景には[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の手に落ちた[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]({{Gatherer|id=474548}}、{{Gatherer|id=608830|参考:エルドレインへの侵攻のイラスト}})と思しき構造物がある。この点から、この剣は[[エルドレイン/Eldraine]]に存在するものと考えられる。
 
*{{Gatherer|id=611046}}背景には[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の手に落ちた[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]({{Gatherer|id=474548}}、{{Gatherer|id=608830|参考:エルドレインへの侵攻のイラスト}})と思しき構造物がある。この点から、この剣は[[エルドレイン/Eldraine]]に存在するものと考えられる。
**カード名の「Once and Future」はアーサー王伝説を題材とした小説『The Once and Future King』(邦題:[[Wikipedia:ja:永遠の王|永遠の王]])にも用いられている表現である。エルドレインはアーサー王伝説をモチーフの1つとしている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>ため、意図した命名と思われる。
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**カード名の「[[過去と未来/Once and Future|Once and Future]]」はアーサー王伝説を題材とした小説『The Once and Future King』(邦題:[[Wikipedia:ja:永遠の王|永遠の王]])にも用いられている表現である。エルドレインはアーサー王伝説をモチーフの1つとしている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>ため、意図した命名と思われる。
  
 
==[[ルール]]==
 
==[[ルール]]==
 
*[[誘発型能力]]の基本的なルールは「[[解決中に呪文を唱える]]」「[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]」を参照。
 
*[[誘発型能力]]の基本的なルールは「[[解決中に呪文を唱える]]」「[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]」を参照。
 
*この能力は[[対象]]を取らない。[[誘発型能力]]が[[スタック]]に置かれた後に墓地に置かれたカード(諜報によるものも含む)を[[唱える]]ことも適正である。
 
*この能力は[[対象]]を取らない。[[誘発型能力]]が[[スタック]]に置かれた後に墓地に置かれたカード(諜報によるものも含む)を[[唱える]]ことも適正である。
*[[呪文]]を唱えられるかどうかは、それがスタック上で適切な[[特性]]を持つか否かで判断する({{CR|601.3e}})。
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*[[分割カード]][[当事者カード]]など唱える特性が選択できるカードは、唱える側が合致する特性を持つなら唱えることができる([[唱える#代替の特性があるカードの扱い]]、{{CR|601.3e}})。
**[[戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist]]等の「墓地のインスタントやソーサリーであるカードを選んで唱える」[[効果]]とは異なるので注意。過去と未来の剣はあくまで呪文としての性質のみに言及しており、墓地でどのような状態であるかに言及していないためこのような挙動になる。
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**例)この能力で[[あなた]]は墓地にある[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]を[[踏みつけ/Stomp]](2マナのインスタント)として唱えてよいが、砕骨の巨人(クリーチャー)としては唱えられない。この方法で踏み付けとして唱え[[解決]]した場合、それは[[当事者カード]]のルールか過去と未来の剣のどちらの[[置換効果]][[追放]]するかを選べる。前者を選んだなら、後でそれを追放領域から砕骨の巨人として唱えてよい({{CR|616.1}}、{{CR|{{その他のルールのCR番号|当事者カード}}.3d}})。
**例1)この能力で[[あなた]]は墓地にある[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]を[[踏みつけ/Stomp]](2マナのインスタント)として唱えてよいが、砕骨の巨人(クリーチャー)としては唱えられない。
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***この方法で踏み付けとして唱えた場合、それは[[当事者カード]]のルールによって[[追放]]されるので、後で追放領域から砕骨の巨人として唱えることが可能になる。
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**例2)[[分割カード]][[爆裂+破綻/Boom+Bust]]の[[墓地]]における[[マナ総量]]は8だが、爆裂/Boomのスタック上でのマナ総量は2なので唱えることができる。破綻/Bustはマナ総量6なので唱えられない。
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==関連カード==
 
==関連カード==

2023年9月21日 (木) 11:36時点における最新版


Sword of Once and Future / 過去と未来の剣 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受け、プロテクション(青)とプロテクション(黒)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、諜報2を行う。その後、あなたの墓地からマナ総量が2以下でありインスタントやソーサリーである呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
装備(2)


青黒へのプロテクションを付与し、サボタージュ能力諜報2と2マナ以下のインスタントソーサリーの再利用を行う。

黒は単体除去を多く有するであるためプロテクションが除去耐性として機能しやすい。もう一つのプロテクション先である青も、除去耐性持ちの大型クリーチャーを一定数持つ色であるため、それらへの回避能力を得られる点で役立つ。

サボタージュ能力も優秀で、除去などを再利用することでアドバンテージが取れ、諜報で墓地に置いたカードをそのまま唱えることも可能。墓地に対応カードが無くても最低限ライブラリー操作は行えるが、それだけではコスト・パフォーマンス面で控えめなので、対応カードを一定数有したデッキで使用したいところである。

リミテッドにおいてもボムレア。呪文の再利用や修整が強力なのはもちろんのこと、停滞域/Stasis Fieldなど青の擬似除去オーラ対象不適正で墓地送りにできる点も活かしやすい。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

メガ・サイクル装備したクリーチャーに+2/+2の修整を及ぼすとともに、2に対するプロテクションを付与する。また装備したクリーチャーがプレイヤー戦闘ダメージ与えるたび、対応する2色をイメージした効果を発生させる誘発型能力を持つ。

ダークスティール
ミラディンの傷跡ブロック
モダンホライゾン
モダンホライゾン2
ファイレクシア:完全なる統一
機械兵団の進軍
  • 過去と未来の剣/Sword of Once and Future青黒

[編集] 脚注

  1. Eldraine or Shine/何があってもエルドレインMaking Magic 2019年9月9日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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