青赤電招

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2017年3月2日 (木) 02:53時点における最新版

青赤電招(UR Dynavolt)は、電招の塔/Dynavolt Towerをキーカードに据えた青赤のコントロールデッキ。カラデシュ参入後のスタンダード環境に存在する。

[編集] 概要

蓄霊稲妻/Harnessed Lightningなどの火力呪文、虚空の粉砕/Void Shatterなどの打ち消し呪文で対戦相手の行動を妨害しつつ、予期/Anticipateや天才の片鱗/Glimmer of Geniusなどのドロー呪文でライブラリーを掘り進めていく。電招の塔/Dynavolt Towerを引き込めたらそれを設置した上でこれらの呪文を次々唱え、エネルギーを溜めながら繰り返し3点ダメージを飛ばして盤面を制圧。最後は電招の塔自身か、奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkなどのフィニッシャーで勝負を決める。

プロツアー「カラデシュ」におけるTop8入賞で注目を浴びる。このときのデッキは電招の塔を4枚積みし、大量のドロー呪文を連打する構成だったが、その後は電招の塔を2枚程度に抑え、よりコントロールに寄せた構成のものが主流になった。

霊気紛争からはショック/Shockや不許可/Disallowに加え、ブロッカー・手札補充・エネルギー補充を兼ねる守られた霊気泥棒/Shielded Aether Thiefとならず者の精製屋/Rogue Refinerを獲得。八十岡翔太がMagic Online上で結果を残したことがきっかけとなり（参考）、これらのクリーチャーを採用したタッチ緑のタイプがメタの一角を占めるようになった。

[編集] サンプルレシピ

[編集] 青赤（初期型）

• 備考
  • プロツアー「カラデシュ」 第5位 （参考/参考）
  • 使用者：Pierre Dagen
• フォーマット
  • スタンダード（戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック＋カラデシュ）

• ドロー呪文を多数採用した初期型。青赤スペル(UR Spells)とも呼ばれる。メインデッキはノンクリーチャーに近い構成だが、サイドボードには呪文を連打するデッキ構成と噛み合った氷の中の存在/Thing in the Iceと霜のニブリス/Niblis of Frostが搭載されている。
• 追加コストで手札を捨てる苦しめる声/Tormenting Voiceや稲妻の斧/Lightning Axeは、マッドネスを持つ癇しゃく/Fiery Temper、墓地の同名カードを参照する流電砲撃/Galvanic Bombardment・棚卸し/Take Inventoryとのシナジーを持つ。

[編集] 青赤（霊気紛争後）

• 備考
  • プロツアー「霊気紛争」 第25位、スタンダード部門7-3 （参考/参考）
  • 使用者：井上徹
• フォーマット
  • スタンダード（戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック＋カラデシュ・ブロック）

• 霊気紛争参入後の青赤型。

[編集] 緑青赤（初期型）

• 備考
  • グランプリデンバー16 第15位 （参考）
  • 使用者：Paul Dean
• フォーマット
  • スタンダード（戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック＋カラデシュ）

• 青赤タッチ緑のタイプ。

[編集] 緑青赤（霊気紛争後）

• 備考
  • グランプリユトレヒト17 第10位 （参考）
  • 使用者：Lucas Florent
• フォーマット
  • スタンダード（戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック＋カラデシュ・ブロック）

• 霊気紛争参入後の緑青赤型。

[編集] 参考

• デッキ集