幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts
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+ | **[[授与]]を持つクリーチャー・カードを授与で[[唱える|唱えた]]時の対象にすることは可能。授与で唱えることを選択した時点で、そのカードはクリーチャーの[[カード・タイプ]]を失うためである。もちろん、そのカードが戦場に出たあとでプロテクションにより[[はずす|はずれる]]こともない。 | ||
*[[無慈悲/No Mercy]]や[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]とは異なり、[[破壊]]できるのは'''戦闘ダメージ'''を[[与える|与え]]たクリーチャーだけである。 | *[[無慈悲/No Mercy]]や[[不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed]]とは異なり、[[破壊]]できるのは'''戦闘ダメージ'''を[[与える|与え]]たクリーチャーだけである。 | ||
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*カードのフレイバーにそぐわないが、戦闘ダメージを与えたクリーチャーを破壊できなかった場合でもトークンは生成される。 | *カードのフレイバーにそぐわないが、戦闘ダメージを与えたクリーチャーを破壊できなかった場合でもトークンは生成される。 | ||
*トークンの[[色]]は[[白]]かつ[[黒]]である。オルゾフの御曹子、テイサおよび[[イニストラード・ブロック]]のスピリット・トークン(白[[単色]])との混同に注意。 | *トークンの[[色]]は[[白]]かつ[[黒]]である。オルゾフの御曹子、テイサおよび[[イニストラード・ブロック]]のスピリット・トークン(白[[単色]])との混同に注意。 | ||
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大特使/Grand Envoyの地位に就いたテイサ。[[オブゼダート/Obzedat]]の命を受け、彼女は[[暗黙の迷路/The Implicit Maze]]の走者の1人となった。 | 大特使/Grand Envoyの地位に就いたテイサ。[[オブゼダート/Obzedat]]の命を受け、彼女は[[暗黙の迷路/The Implicit Maze]]の走者の1人となった。 | ||
− | 詳細は[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]を参照。 | + | 詳細は[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)]]を参照。 |
− | *[[カード名]] | + | *[[カード名]]の「幽霊」とは幽霊議員オブゼダートのこと。 |
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper/wallpaper-week-teysa-envoy-ghosts-2013-04-17 壁紙]([https://magic.wizards.com/en/articles Daily MTG]) |
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/teysa-karlov-2013-04-10 Teysa Karlov]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0004395/ テイサ・カルロフ](Daily MTG、Uncharted Realms、2013年4月10日、文:[[Adam Lee]]、訳:[[若月繭子]]) |
*[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドラゴンの迷路]] - [[レア]] | ||
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2022年8月21日 (日) 09:01時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
警戒、プロテクション(クリーチャー)
クリーチャー1体があなたに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。飛行を持つ白であり黒である1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの迷路走者となったテイサ。死んだクリーチャーの霊魂(スピリット・トークン)を使役するのはオルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scionと同じだが、その性質は大きく異なっている。
自身が戦闘ダメージをすべて軽減する無敵の壁となる上、チャンプブロッカー生成付きの無慈悲/No Mercyに似た能力を持ち、クリーチャー戦における防御力はかなりのもの。さらにブロックされないパワー4とアタッカーとしても優秀なので、警戒を活かして盤面を止めながらクロックを刻んでいくことができる。
リミテッドでは十分なライフさえあれば1枚でクリーチャー戦を制圧できる強力なカード。
一方構築ではビートダウンの対策としては7マナは遅く、呪文への除去耐性もないとあって単純には使いづらい。ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopaや静穏の天使/Angel of Serenityといった強力なライバルの存在も逆風。逆にそれらと向かい合っても、ライフさえ余裕があれば絶対的な不利にはならない点は評価点なので、マス・デストラクション型のコントロールデッキ向けか。
- モミール・ベーシックでは対処できる手段がごく僅かであり、出たら勝ちといえる存在。
- 旧オラクルでは最後の能力はトークンのコントローラーの指定がない表記がされていた。これはCR:110.2aを援用することによりテイサのコントローラーのコントロール下で戦場に出るものとして機能していた。現在では「生成する」の一語でその機能がまかなえている。
[編集] ルール
- プロテクションについて、戦場のクリーチャーだけでなく、戦場以外の領域にあるクリーチャー・カードの能力の対象にもならない。特に活用や湧血の対象にならない点に注意。
- 無慈悲/No Mercyや不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowedとは異なり、破壊できるのは戦闘ダメージを与えたクリーチャーだけである。
- カードのフレイバーにそぐわないが、戦闘ダメージを与えたクリーチャーを破壊できなかった場合でもトークンは生成される。
- トークンの色は白かつ黒である。オルゾフの御曹子、テイサおよびイニストラード・ブロックのスピリット・トークン(白単色)との混同に注意。
[編集] 関連カード
- オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion
- 幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts
- テイサ・カルロフ/Teysa Karlov
- 華やかな支配者、テイサ/Teysa, Opulent Oligarch
- 幽霊議員テイサ/Teysa of the Ghost Council(Arena限定カード)
[編集] サイクル
ドラゴンの迷路の各ギルド/Guildの迷路走者サイクル。いずれもレアの伝説のクリーチャー。
- 第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker (ディミーア家/House Dimir)
- イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon (イゼット団/The Izzet)
- ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped (ゴルガリ団/The Golgari)
- 自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed (グルール一族/The Gruul Clans)
- 軍勢の刃、タージク/Tajic, Blade of the Legion (ボロス軍/Boros Legion)
- イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 育殻組のヴォレル/Vorel of the Hull Clade (シミック連合/The Simic Combine)
[編集] ストーリー
大特使/Grand Envoyの地位に就いたテイサ。オブゼダート/Obzedatの命を受け、彼女は暗黙の迷路/The Implicit Mazeの走者の1人となった。
詳細はテイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)を参照。
- カード名の「幽霊」とは幽霊議員オブゼダートのこと。
[編集] 参考
- 壁紙(Daily MTG)
- Teysa Karlov/テイサ・カルロフ(Daily MTG、Uncharted Realms、2013年4月10日、文:Adam Lee、訳:若月繭子)
- カード個別評価:ドラゴンの迷路 - レア