進化する未開地/Evolving Wilds
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**進化する未開地が優先される件について、[[Mark Rosewater]]は「多くの[[次元/Plane]]で扱うにあたり、[[カード名]]やフレイバー性がより適している」という点が主な理由であろうと述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/615028300738330624/hi-mark-i-just-saw-in-the-full-spoiler-the Hi Mark, I just saw in the full spoiler the...]([[Blogatog]] [[2020年]]4月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | **進化する未開地が優先される件について、[[Mark Rosewater]]は「多くの[[次元/Plane]]で扱うにあたり、[[カード名]]やフレイバー性がより適している」という点が主な理由であろうと述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/615028300738330624/hi-mark-i-just-saw-in-the-full-spoiler-the Hi Mark, I just saw in the full spoiler the...]([[Blogatog]] [[2020年]]4月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
*「定番ではあるが、できるだけ印刷したくない[[カード]]」として、[[Sam Stoddard]]はコモンの[[切り直す|シャッフル]]効果の中でもこれを名指ししている<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018195/ 『カラデシュ』 一問一答](Latest Developments 2016年12月9日)</ref>。 | *「定番ではあるが、できるだけ印刷したくない[[カード]]」として、[[Sam Stoddard]]はコモンの[[切り直す|シャッフル]]効果の中でもこれを名指ししている<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018195/ 『カラデシュ』 一問一答](Latest Developments 2016年12月9日)</ref>。 |
2023年2月11日 (土) 11:46時点における版
土地
(T),進化する未開地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
広漠なる変幻地/Terramorphic Expanseの同型再版。
基本的な性能に関しては広漠なる変幻地/Terramorphic Expanseを参照。
収録状況と構築での活躍
エルドラージ覚醒~基本セット2012発売までのスタンダードにおいては広漠なる変幻地と同居していたため、5枚目以降として採用することで、真髄の針/Pithing Needle対策や、未知な領域/Realms Unchartedで探しやすくなるなどの利点がある。
エルドラージ覚醒期は、低速デッキを中心に少数枚が採用された。また、ヴァラクートなど特定の基本土地をサーチしたいデッキでは4枚積みされることがある。
戦乱のゼンディカー再録時は、タルキール覇王譚のフェッチランド+バトルランドの組み合わせを前に構築での出番は無いかに思われたが、ゲートウォッチの誓い参入に伴い、荒地/Wastesをサーチできるという個性を獲得。無色マナまで含めたマナ基盤の安定化という役割が持てるようになった。ローテーションでフェッチランドが落ちた後は、バトルランドをアンタップインさせるための基本土地にアクセスできることや、イニストラードを覆う影ブロックの昂揚メカニズム達成に貢献することから、低速・高速問わず多色デッキで4枚積まれることも珍しくなくなった。
その後もスタンダードでは途切れることなく環境に存在し続けた。ラヴニカのギルド~基本セット2021期ではエルドレインの王権で上位互換の寓話の小道/Fabled Passageが登場したが、サクリファイスでは波乱の悪魔/Mayhem Devilの能力誘発用や脱出のコストとして墓地を肥やすため5枚目以降の寓話の小道として採用されることがあった。ゼンディカーの夜明けによるローテーション後の環境でも変わらず寓話の小道と同居するが、上陸と相性が良いためオムナス・ランプやグルール上陸で追加で採用されることがある。
その他
- 広漠なる変幻地の後輩であるのだが、闇の隆盛以降、本流のセットでの再録は原則としてこちらが担当している。統率者戦用セットでは多くの構築済みデッキで両方揃って収録されている。
- 進化する未開地が優先される件について、Mark Rosewaterは「多くの次元/Planeで扱うにあたり、カード名やフレイバー性がより適している」という点が主な理由であろうと述べている[1]。
- 「定番ではあるが、できるだけ印刷したくないカード」として、Sam Stoddardはコモンのシャッフル効果の中でもこれを名指ししている[2]。
- アモンケットでの再録時には、「(アモンケット・ブロックのテーマの一つである)砂漠の土地タイプを持った変種を作らなかったのはなぜか」との問いに対し、「機械的に再録し続けていたため、その発想が抜けていた」と明らかにする一幕があった。アイディア自体には前向きであり、将来的にアモンケット/Amonkhetへ再訪する際は、件のカードを新規収録する可能性についても触れている[3]。
- 兄弟戦争時点で実に17種類のイラストが存在し、基本土地を除いてイラストの種類数第1位である。
- イクサランの相克シーズンのマジック・リーグで、10ゲーム以上プレイしたプレイヤーには新規イラストのプロモーション・カードが配布された[4]。
- 基本セット2020およびイコリア:巨獣の棲処ではブースターパックのコモンのスロットには封入されておらず、基本土地のスロットに一定確率で進化する未開地か隠れ家か基本土地のいずれかが封入されている(→変則的な稀少度)。
脚注
- ↑ Hi Mark, I just saw in the full spoiler the...(Blogatog 2020年4月10日 Mark Rosewater著)
- ↑ 『カラデシュ』 一問一答(Latest Developments 2016年12月9日)
- ↑ こぼれ話:『アモンケット』その2(Making Magic 2017年5月29日)
- ↑ 『イクサランの相克』のプロモカード、各種製品のパッケージなど(News 2017年12月11日)
参考
- 土地サーチカード
- カード個別評価:兄弟戦争 - コモン
- カード個別評価:イニストラード:真紅の契り - コモン
- カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り - コモン
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - コモン
- カード個別評価:イコリア:巨獣の棲処 - コモン
- カード個別評価:イクサランの相克 - コモン
- カード個別評価:アモンケット - コモン
- カード個別評価:戦乱のゼンディカー - コモン
- カード個別評価:タルキール龍紀伝 - コモン
- カード個別評価:闇の隆盛 - コモン
- カード個別評価:エルドラージ覚醒 - コモン
- カード個別評価:基本セット2020 - コモン
- カード個別評価:マジック・オリジン - コモン
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン
- カード個別評価:基本セット2013 - コモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い - コモン
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - コモン
- カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪 - コモン
- カード個別評価:アイコニックマスターズ - コモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - コモン
- カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons - コモン
- カード個別評価:アモンケットリマスター - コモン
- Secret Lair Drop Series: Happy Little Gathering