捕食/Prey Upon

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2016年9月5日 (月) 11:07時点における版

キーワード処理の格闘を行うだけのシンプルな呪文。

緑は色の役割上、クリーチャーへの対処が難しい色だが、これの登場で事情が一変したと言ってもよい。除去したいクリーチャーよりもサイズが大きいクリーチャーを用意しなければならないが、緑と言えばクリーチャーの色でありさほど苦労はしないだろうし、システムクリーチャーの除去ならば熊程度がいれば十分である。

• 格闘全般にいえることだが、絆魂や接死など、ダメージの発生源になったときに機能する能力を持つクリーチャーと相性がよい。特に直前のミラディンの傷跡ブロックで感染持ちの緑クリーチャーが多数登場した点は噛み合っている。逆に、先制攻撃など戦闘時限定の能力とは相性が悪い。
  • 相手のクリーチャーにも逆のことが言えるため、先制攻撃持ちのクリーチャーなどは狙い目。だが接死を与える大蛇の贈り物/Serpent's Giftなどのように、様々なコンバット・トリックには注意したい。
• タップしたりはしないため、戦闘前メイン・フェイズで格闘したあと、戦闘フェイズで攻撃することができる。ただし、格闘によってダメージを負っているので選択は慎重に。

• イニストラード版と異界月版のイラストは対になっている。人間・狼男・エルドラージ化した狼男、同じ構図でそれぞれの立ち位置が物語の進展に従って変化しているのが趣深い。

関連カード

主な亜種

格闘を行うことを主とした緑の亜種を記す。特筆のない限り、ソーサリー呪文。

• 闘技/Pit Fight - インスタント版。赤緑の混成カード。2マナ。（ギルド門侵犯）
• 突然変異の捕食/Mutant's Prey - 用意するクリーチャーに条件がついたインスタント。1マナ。（ドラゴンの迷路）
• 弱者狩り/Hunt the Weak - +1/+1カウンターを乗せた後に格闘を行う。4マナ。（基本セット2014）
• 食餌の時間/Time to Feed - 格闘先を死亡させると3点ライフ回復。3マナ。（テーロス）
• 狩人狩り/Hunt the Hunter - +2/+2修整の後格闘を行うが、緑のクリーチャー同士限定。1マナ。（テーロス）
• セテッサ式戦術/Setessan Tactics - クリーチャーに+1/+1修整と格闘を行うタップ能力を付与するインスタント。奮励付き。2マナ。（ニクスへの旅）
• 凶暴な殴打/Savage Punch - 獰猛条件を満たすと+2/+2修整を付与した後に格闘を行う。2マナ。（タルキール覇王譚）
• ティムールの魔除け/Temur Charm - +1/+1修整の後に格闘を行うモードを持つ魔除け。青赤緑のインスタント。（タルキール覇王譚）
• 勇壮な対決/Epic Confrontation - +1/+2修整の後に格闘を行う。2マナ。（タルキール龍紀伝）
• ドロモカの命令/Dromoka's Command - モードの一つに捕食の効果を含む命令。(緑)(白)のインスタント。（タルキール龍紀伝）
• 野性の本能/Wild Instincts - +2/+2修整の後に格闘を行う。4マナ。（マジック・オリジン）
• 異常な攻撃性/Unnatural Aggression - 格闘先を死亡させると代わりに追放する。欠色インスタント。3マナ。（戦乱のゼンディカー）

参考

• Come Prey With Me （Daily MTG、Limited Information、文：Steve Sadin、英語）
• カード個別評価：異界月 - コモン
• カード個別評価：イニストラード - コモン
• カード個別評価：基本セット2013 - コモン
• カード個別評価：コンスピラシー：王位争奪 - コモン