マナ・コストの無いカード

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
9行: 9行:
  
 
==ルール==
 
==ルール==
[[時のらせん]]発売にあたってルールが変更され、「存在しないマナ・コストは[[支払う]]ことができない」という定義になった。この変更は、[[待機]]を持つカードの中にマナ・コストの無いカードが存在するためである(マナ・コストが無く[[唱える|唱えられ]]ないのに[[待機]]により唱えられるという矛盾を解決するため)。
+
存在しないマナ・コストは、[[支払う]]ことができないコストである。
 
*マナ・コストを支払うことができないだけで、唱えようとすることはできる。しかし、コストを支払う手順でコストを支払えないため、唱えることは不正となり、唱え始める前の状態に巻き戻される。
 
*マナ・コストを支払うことができないだけで、唱えようとすることはできる。しかし、コストを支払う手順でコストを支払えないため、唱えることは不正となり、唱え始める前の状態に巻き戻される。
 
**これは呪文として唱えられないことのみを意味する。土地のプレイの手順にはマナ・コストの支払いが含まれないため、影響を受けることなく通常通りプレイを完了できる。
 
**これは呪文として唱えられないことのみを意味する。土地のプレイの手順にはマナ・コストの支払いが含まれないため、影響を受けることなく通常通りプレイを完了できる。
21行: 21行:
 
==旧ルール==
 
==旧ルール==
 
[[常在精神/Evermind]]登場当時では、「マナ・コストがないカードは呪文として唱えられない」と定義されていた。
 
[[常在精神/Evermind]]登場当時では、「マナ・コストがないカードは呪文として唱えられない」と定義されていた。
 +
*現在のルールになったのは[[時のらせん]]発売時。この変更は、[[待機]]を持つカードの中にマナ・コストの無いカードが存在するために行われた。(マナ・コストが無く[[唱える|唱えられ]]ないのに[[待機]]により唱えられるという矛盾を解決するため)。
 
*呪文として唱えられないだけなので、それが土地ならば土地としてプレイできる。これについては現在と同じ。
 
*呪文として唱えられないだけなので、それが土地ならば土地としてプレイできる。これについては現在と同じ。
 
*「マナ・コストを支払わずに唱えてもよい」などの代替コストや、[[三なる宝球/Trinisphere]]などのコスト変更効果が適用される状況でも、唱えることはできなかった(唱えることを宣言できないので、代替コストを適用する機会がないため)。
 
*「マナ・コストを支払わずに唱えてもよい」などの代替コストや、[[三なる宝球/Trinisphere]]などのコスト変更効果が適用される状況でも、唱えることはできなかった(唱えることを宣言できないので、代替コストを適用する機会がないため)。
36行: 37行:
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 +
 +
{{#cr:116.6}}

2010年5月28日 (金) 16:54時点における版

マナ・コストの無いカードは文字通りマナ・コストが存在しないカードのこと。


Evermind / 常在精神
〔青〕 インスタント — 秘儀(Arcane)

(存在しないマナ・コストは支払えない。)
カードを1枚引く。
連繋(秘儀(Arcane))(1)(青)(あなたが秘儀呪文を唱えるに際し、あなたはこのカードを手札から公開して連繋コストを支払ってもよい。そうした場合、このカードの効果をその呪文に追加する。)



Lotus Bloom / 睡蓮の花
アーティファクト

待機3 ― (0)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(0)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
(T),睡蓮の花を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。


解説

土地カードが代表的だが、それ以外にもマナ・コストが表記されていないカードがある。また、変異により裏向きになっているカードもマナ・コストを持たない。カードではないが、コピーでないトークンもマナ・コストを持たない。

これはマナ・コストが(0)であることとは根本的に異なる(コボルド参照)。ただし、これの点数で見たマナ・コストは未定義値のルール(CR:107.2)により0として扱う。

ルール

存在しないマナ・コストは、支払うことができないコストである。

旧ルール

常在精神/Evermind登場当時では、「マナ・コストがないカードは呪文として唱えられない」と定義されていた。

  • 現在のルールになったのは時のらせん発売時。この変更は、待機を持つカードの中にマナ・コストの無いカードが存在するために行われた。(マナ・コストが無く唱えられないのに待機により唱えられるという矛盾を解決するため)。
  • 呪文として唱えられないだけなので、それが土地ならば土地としてプレイできる。これについては現在と同じ。
  • 「マナ・コストを支払わずに唱えてもよい」などの代替コストや、三なる宝球/Trinisphereなどのコスト変更効果が適用される状況でも、唱えることはできなかった(唱えることを宣言できないので、代替コストを適用する機会がないため)。
  • 等時の王笏/Isochron Scepterにこれを刻印しコピーする所までは可能だが、コピーはマナ・コストを持たないので唱えられなかった。すなわち、刻印しても何の意味もなかった。

マナ・コストの無い呪文

カード・タイプと色、使う方法を併記。土地は呪文ではないので、このリストには含まれない。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif