鎮圧/Quash
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Quash / 鎮圧 (2)(青)(青)
インスタント
インスタント
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それのコントローラーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
WHISPERのテキストには誤りがあります。「そのカードと同じ名前を持つカードを」は「その呪文と同じ名前を持つカードを」と読み替えて下さい。
1種類のインスタントかソーサリーをあらゆる領域から追放するカウンター呪文。
ウルザ・ブロックの時期には、これ1つで格段に有利になるデッキというものが少なく、これ自体もそれほど目立った活躍は無かった。また、当時の青には優秀なカウンターが大量に存在したため、それらより優先する必要も無かった。
しかし、特定のインスタントやソーサリーに頼るコンボデッキには大きな脅威となるだろう。実際にウルザ・ブロック〜マスクス・ブロック期のスタンダードでは補充デッキの対策に使われた。
神河謀叛に再録されたときには歯と爪/Tooth and Nailやデスクラウド対策として期待された。
ルール
- サイクルの他のものと違って対象にしたカード自身を追放するとは書いていないが、打ち消してから(墓地に置いてから)追放するカードを探すため、結果的に対象にした呪文(カード)も追放される。
- スタック上の呪文は追放しないため、同名の呪文が複数スタックに乗っている場合、「追放し残し」が出る事になる。
- 打ち消されない呪文に対して使用した場合、解決時に対象にした呪文を打ち消す事には失敗するが、カード名を参照して追放する部分は通常通り行う。
- 呪文のコピーに対しても、この効果は有効である。
- 該当する領域にあるすべての同名カードを探すため、非公開領域である手札・ライブラリーにあるカードは「探したが見つからなかった」ということにできるが、公開領域の墓地にある同名カードは必ず追放しなければならない(CR:701.19b)。
- スタック上の呪文の名前を参照する。代替の特性などによって複数の名前を持ちうるカードの扱いに注意。
- サイドボードの講義など、ゲームの外部のカードまでは追放できない。
関連カード
- 才能の試験/Test of Talents - (1)(青)だが、手札から追放した分補填でドローさせてしまう鎮圧。追放枚数はすべてではなく任意の枚数。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
サイクル
ウルザズ・デスティニーの、同名のカードを追放する呪文のサイクル。いずれも神河謀叛に再録された。