イズマグナスのミジックス/Mizzix of the Izmagnus

提供:MTG Wiki

2022年12月1日 (木) 22:02時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Mizzix of the Izmagnus / イズマグナスのミジックス (2)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)

あなたが、マナ総量があなたが持つ経験(experience)カウンターの総数より大きいインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたは経験カウンターを1個得る。
あなたがインスタント呪文やソーサリー呪文を唱えるためのコストは、あなたが持つ経験カウンター1個につき(1)少なくなる。

2/2

経験カウンターに応じてソーサリーインスタントコスト軽くする伝説のクリーチャーゴブリンの電術師/Goblin Electromancerの亜種と言える。

経験カウンターを得る条件が若干特殊であるが、要はマナ総量が大きい呪文唱えるごとにと考えて間違いない。ミジックスの経験カウンターを増やしたいということは、より多くのコスト減少の恩恵を受けたいということで、つまりより重い呪文を唱えたいということと同義なので、動きと条件が噛み合っており、比較的扱いやすいだろう。ただし当然、重い呪文ばかり大量に入れていてはそもそも最初の経験カウンターを得ることすらままならなくなるため、デッキ構築段階からの工夫は必要。様々なマナ域の呪文を散らしておいたり、複数回唱えることができるうえにコスト減少と相性がよいフラッシュバックバイバック、マナ総量より軽く唱えられるピッチスペル待機、あるいは直接経験カウンターを増やせる増殖などと組み合わせたい。

特に、マナ総量をいくらでも大きくできるX呪文は相性抜群。Xを経験カウンター数ぶんだけ軽くできることから、火種分だけ支払えば確実に経験カウンターを得られる。ミジックスが死亡しても経験カウンターは失われないため、ミジックスを統率者に指定している場合や2枚目のミジックスを手札に抱えている状況ならば地震/Earthquakeなどのミジックスを巻き込んでしまうタイプの呪文でも躊躇なく使えるのも大きな強み。

統率者戦用セットに収録されただけあり、統率領域に最初からコンボパーツとして存在できることが何よりの強み。上述のように構築難易度はやや難しく、プレイ中は厳密なマナ管理が求められるため、上級者向けの統率者ではあるものの、インスタントやソーサリーを1ターンに大量に唱える戦術に向いた統率者であるといえる。

ぐるぐるデザイア睡蓮の原野コンボを組み合わせたデッキタイプでは、軽量のフリースペルパーマネントアンタップを繰り返す呪文によってより重い呪文のコストを減少させ、それらを積み重ねて勝利していく。大あわての捜索/Frantic Searchはコストが減りさえすればマナ加速兼手札の質向上に貢献するようになるし、現実のひきつけ/Reality Spasmは減少したマナコストの分だけパーマネントをアンタップできるようになるなど、通常意図しないような使い方ができるようになる。

テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit時を越えた探索/Dig Through Timeのような、カード自体がコスト減少効果を持っているカードでは相乗効果で減少速度が上がるため、積極的に採用したい。

コスト減少の恩恵から、無限コンボの手段を多く持つ。経験カウンターが4つ以上ある状態で火想者の予見/Firemind's Foresightからふにゃふにゃ/Searing Touch捨て身の儀式/Desperate Ritual反復/Reiterateサーチし、捨て身の儀式を対象に反復を無限バイバックすることで無限マナ、そこからふにゃふにゃを無限に撃つことで勝利するコンボが存在する。ほかに思考停止/Brain Freeze稲妻/Lightning Boltなどを勝ち手段に据えたパターンも存在する。

関連カード

サイクル

統率者2015の、経験カウンターを扱う神話レア対抗色2色の伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

ミジックス/Mizzixラヴニカ/Ravnicaに住むイゼット団/The Izzet Leagueゴブリン/Goblin。その鋭い知性により、ただの随員からイズマグナス/The Izmagnusの地位にまで上り詰めた。

詳細はミジックス/Mizzixを参照。

参考

QR Code.gif