朝の歌のマラレン/Maralen of the Mornsong
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Maralen of the Mornsong / 朝の歌のマラレン (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
プレイヤーはカードを引けない。
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは3点のライフを失い、自分のライブラリーからカードを1枚探し、それを自分の手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
すべてのプレイヤーが、毎ターン、ドローの代わりに不気味な教示者/Grim Tutorといった能力を持つ伝説のクリーチャー。マナ・コストも不気味な教示者と同じである。
毎ターンその状況に適したカードをサーチできる能力は強力であるが、その恩恵がまず対戦相手から始まるので注意が必要である。除去をサーチされてあっさり退場ならまだよいが、全体除去をサーチされてマラレン以外も巻き添えに吹き飛ばされたり、相手のコンボ完成を手助けしてしまってあっさり敗北したりなどしたら目も当てられない。先んじて相手を妨害する準備もしておきたい所。
3点のライフロスも小さくなく、このサーチから悠長にコントロールする準備をしていては遅い。数枚のパワーカードを探すような使い方をするなら、同ブロックのリリアナ・ヴェス/Liliana Vessの方が良い場合が多い。逆にこのライフロスは相手にとっても痛手であるはずなので、上手に立ち回ればクロックを早める効果も期待できる。そういう意味では、比較的アグレッシブなデッキの潤滑剤として使うのに適しているだろうか。
- たいていは最初のサーチで除去を持ってこられて終わりであるため「3マナ3点火力」と揶揄されることがある。
- 遠く離れた基本セット2015にて、解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackledという最高の相方が登場。モダンの範囲でも、予めオブ・ニクシリスを墓地に叩き込んでおいて、3ターン目でこれを出す→次ターンでゾンビ化/Zombifyをサーチして土地セットからのリアニメイトとやればスムーズに展開可能。生き残れば次ターンのドローで3+13の16点入る為に、フェッチランドとショックランドが使われる同環境ではほぼ即死。やはり読まれると最初に除去を持って来られて3マナ3点火力になる可能性も高いが。
- さらに後の統率者レジェンズで敵対工作員/Opposition Agentが登場。より強固なロックをかけられるようになった。
ルール
この手のカードは「ドロー・ステップを飛ばす代わりにアップキープに能力が誘発する」ことが多いが、この能力は「ドローそのものを禁止し、ドロー・ステップの開始時に誘発する」。
- ターンの進行順は、アップキープ・ステップ、ドロー・ステップの順である。各種アップキープ能力との処理の順番を間違えないよう注意。
- サーチ用途以外にも、ドロー禁止の用途にも使える。
- 精神固めの宝珠/Mindlock Orb、締め付け/Stranglehold、疑念の影/Shadow of Doubtなどでサーチを妨害すれば、ドローをロックできる。
- 探すことを禁止されている場合でも、3点のライフは失う。これにより、ロックしつつライフを削ることができる(ただし双方同時にロックがかかる精神固めの宝珠の場合、あらかじめライフで優っていないと敗北してしまうので注意が必要)。
- 他のカードでドロー・ステップを飛ばしてしまうと、サーチもできなくなる。手札を増やせなくなってしまうが、ライフロスを防ぐ手段にはなるので、上記のようなロックを固めたあとでなら狙ってみるのもよいかもしれない。
関連カード
サイクル
ローウィン・ブロックの、単色の伝説のクリーチャーのサイクル。
- キンズベイルの勇士、ブリジッド/Brigid, Hero of Kinsbaile
- ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
- 朝の歌のマラレン/Maralen of the Mornsong
- 巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim
- 放浪者ライズ/Rhys the Exiled
ストーリー
マラレン/Maralenはローウィン/Lorwynの「朝の歌/Mornsong」部のエルフ。
詳細はマラレン/Maralenを参照。