野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild
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伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental)
野生の魂、アシャヤのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている土地の総数に等しい。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは、それらの他のタイプに加えて森(Forest)土地である。(それらは依然として召喚酔いの影響を受ける。)
精霊信者の賢人、ニッサ/Nissa, Sage Animistの生成する伝説のトークンだったアシャヤが初のカード化。あなたのトークンでないクリーチャーを森にし、さらに土地の総数のP/Tを持つ伝説のエレメンタル。
自分のクリーチャー全員が森、もちろんアシャヤ自身も森なのでほぼマナレシオは1を超え、土地を増やしやすいデッキで使えば8/8ぐらいは特に意識せずとも達するレベル。自軍を全てマナ・クリーチャーにするため、後続の重い呪文・起動型能力の呼び水になる。アシャヤだけでも「殴ってよし、1マナ出してよしのファッティ」として機能するため、茨の騎兵/Cavalier of Thornsほどではないにせよそれなりの汎用性は持っている。ただ召喚酔いしている間は後続も緑マナを出せないのは注意。
上陸を連打できる他、白や青に多い土地は対象外の除去を軒並みかわす事が可能。スタンダードではオンドゥの転置/Ondu Inversionは中々の好相性で、一方的な全体除去として扱うことができ、重さもアシャヤやその周りでマナを捻出して解消できる。
極めて多くの無限コンボが考え得るカードでもある。スタンダードでのサンプルとしては、水蓮のコブラ/Lotus Cobraと帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned Kingをコントロールしている時に墓地に2枚ある創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationをケンリスの起動型能力で交互に出し続けると無限ドロー、コブラが複数いればどんどんマナが増える。エターナルで最もお手軽なのは、タップ能力で緑含む2マナ出るクリーチャーや水蓮のコブラがいる状態でクウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerをぐるぐる…あたりだろうか。枚挙に暇がない。
- ドライアドの東屋/Dryad Arborと異なりあくまで戦場以外の領域ではクリーチャー呪文なので注意。
ルール
- 1つ目の能力
- パワーとタフネスを決める能力は特性定義能力であり、戦場のみでなくすべての領域で機能する。
- ダメージはターンの終わりに取り除かれるまでクリーチャーが負ったままなので、あなたがコントロールしている土地がそのターン中に戦場を離れたなら、アシャヤが受けていた致死でないダメージが致死ダメージになることがある。
- 2つ目の能力
生命と枝/Life and Limbのページも参照。
- アシャヤ自身もこの能力により森になるため、これ自身もP/Tの値の計算に入れる。
- クリーチャーは基本土地タイプの森を得ることで「(T):(緑)を加える。」のマナ能力を持つ。クリーチャーであるので召喚酔いの間はこのマナ能力を起動することはできない。
- クリーチャー・カードを土地としてプレイできるようになるわけではない。呪文として唱える必要があり、(それの他のタイプに加えて)土地として戦場に出る。
- アシャヤの影響下でクリーチャーが戦場に出ることは、土地が戦場に出たこととしても扱われる。それは上陸能力を誘発させる。
- アシャヤと同時に戦場に出たクリーチャーに対しても土地が戦場に出たこととして扱われる。
- 戦場に出る際の置換効果の適用についても土地として扱われる。対戦相手がエメリアのアルコン/Archon of Emeriaをコントロールしているならあなたのクリーチャーは基本でない土地なのでタップ状態で戦場に出る。
- 戦場に出るアシャヤ自身や、アシャヤと同時に戦場に出るクリーチャーは土地としては扱われない。
- クリーチャーのクリーチャー・タイプを失わせたり上書きする効果は、土地タイプには影響しない(CR:205.1a)。カルガの威嚇者/Kargan Intimidatorによってあなたのクリーチャーが臆病者にされても、それは森であり続けマナ能力も失われない。
ストーリー
ゼンディカー/Zendikarに帰還したニッサ/Nissaと再会したアシャヤ/Ashaya。ニッサと意志を同じくし、ゼンディカーを変えようとするナヒリ/Nahiriを止めるために戦う。
詳細はアシャヤ/Ashayaを参照。