歩く死骸/Walking Corpse
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黒の2マナ2/2バニラクリーチャー。要するに熊だが、これの下位互換は枚挙にいとまがない程で、黒の主要種族のゾンビでもあるため部族シナジーも期待できる。
構築では地味すぎて出番がないが、リミテッドでは序盤の攻防に充分なサイズの基本戦力となる。
- 黒のシングルシンボル2マナ2/2で追加コストやペナルティ能力を持たない初めてのクリーチャー。地味ながら、これも近年のクリーチャーの質が如実に向上している好例と言える。
- しかし、その後もこれの下位互換カードがしばしば登場しているため、未だ黒の2マナ域は銀毛のライオン/Silvercoat Lionやルーン爪の熊/Runeclaw Bearのようにはいかないようだ。
- 上記の意味で「初のデメリットなしの黒の熊」という言い方をされることもあるが、「熊」を2マナ2/2すべてと解釈する場合は間違い。ダブルシンボルではメリット能力持ちの2/2は珍しくない(代表例は言わずと知れた黒騎士/Black Knight)。
- ギルド門侵犯で同型再版の排水路潜み/Gutter Skulkが登場した。そちらは部族シナジーをより受けやすいゾンビ・ネズミであるため、歩く死骸はやや分が悪いか。
関連カード
黒のシングルシンボルの2マナ2/2クリーチャー。太字はメリット能力のみを持つ上位互換。
- 墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari - 側面攻撃を持つがブロックできない。(ヴィジョンズ)
- 青二才のジン/Fledgling Djinn - 飛行を持つがアップキープに1点のライフを失う。(ウェザーライト)
- 臆病な騎士/Craven Knight - ブロックできない。(ポータル)
- 魏の若き新兵/Young Wei Recruits - ブロックできない。(ポータル三国志)
- 骨なしの凶漢/Spineless Thug - ブロックできない。(ネメシス)
- 縫い目のゾンビ/Whipstitched Zombie - アップキープコスト付き。(プロフェシー)
- 汚い野犬/Filthy Cur - これにダメージが与えられるたび同じ点数のライフを失う。(オデッセイ)
- 流刑のボガート/Exiled Boggart - 死亡誘発で自分がカードを1枚捨てる。(ローウィン)
- チューパイの芋虫仲間/Squeaking Pie Grubfellows - 畏怖を持つが(3)か手札からゴブリンを公開する追加コストを持つ。(モーニングタイド)
- 酒場の詐取師/Tavern Swindler - コイン投げの結果次第でライフを得られる起動型能力を持つ。(ラヴニカへの回帰)
- 排水路潜み/Gutter Skulk - ネズミ・ゾンビの同型再版。(ギルド門侵犯)
- 肉餓えの馬/Fleshmad Steed - 他のクリーチャーが死亡するたびタップされる。(テーロス)
- 悪魔の皮の喧嘩屋/Felhide Brawler - 他にミノタウルスをコントロールしていない限りブロックできない。(神々の軍勢)
- 苦痛の予見者/Pain Seer - ドローと引き換えにライフを失う神啓能力を持つ。(神々の軍勢)
- 戦いの喧嘩屋/Battle Brawler - 赤か白のパーマネントをコントロールしていると3/2先制攻撃になる。(運命再編)
- 血顎の憤怒鬼/Blood-Chin Rager - 攻撃するたび、自身を含む戦士が2体以上のクリーチャーによってしかブロックされなくなる。(タルキール龍紀伝)
- コラガンの散兵/Kolaghan Skirmisher - 疾駆(2)(B)を持つ。(タルキール龍紀伝)
- Working Stiff - ミイラの物真似をし続けないと生け贄に捧げられる。(アンヒンジド)