固有色

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2019年1月27日 (日) 11:53時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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固有色/Color Identityは、統率者戦にのみ用いられる、デッキ構築の制約に関する概念である。


Command Tower / 統率の塔
土地

(T):あなたの統率者の固有色1色のマナ1点を加える。


目次

定義

カードの固有色はそのカード自身の色指標特性定義能力によって定義されたものも含む)に、そのカードのマナ・コストおよびルール文章に含まれるマナ・シンボルの色を加えたものである。

統率者戦では、統率者の固有色の一部でない固有色を持つカードをデッキに入れることはできない。

  • 基本土地タイプを持つ土地は、ルール文章に記載がないとしても対応する色のマナ・シンボルを含む能力を持つ(CR:305.6)ため、固有色も対応する色となる。その土地無色であるかどうかは関係ない。
    • ただし選んだ統率者が固有色を持たない(無色である)場合、例外的に基本土地タイプを1つ選びその基本土地タイプを持つ基本土地を入れることができる。
  • 両面カードの場合、両方の面を参照して固有色を決める(CR:903.4c)。これはCR:711.4aの例外である。
  • 注釈文にマナ・シンボルが書かれていたとしても、その色は固有色に含めない(例:魔力を持つペンダント/Charmed Pendant三なる宝球/Trinisphere強請)。
  • 固有色はゲーム開始時に決定され、ゲーム中には変化しない。

固有色の例

過去のルール

固有色は2010年12月20日の統率者戦ルール改正で設けられた概念であり、改正前は「統率者のマナ・コストに含まれないマナ・シンボルを持つカードを入れることができない」というルールであった。

旧ルールでは、自身の色と異なる色のマナ・シンボルを含む伝説のクリーチャーDaughter of Autumnヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwood鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golemメムナーク/Memnarch放浪者ライズ/Rhys the Exiled)を統率者に指定すると、その統率者のマナ・シンボル制限によって統率者自身が不正なカードとなってしまう問題があった。ルールを厳密に解釈すると統率者に指定できないことになるが、グループによっては特別にこれらのカードを統率者に指定したり、その異なる色のマナ・シンボルを含むカードをデッキに入れたりすることを許可されることも少なくなかった。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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