赤コントロール
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赤単色で構成されるコントロールデッキ。 赤の得意とする土地破壊か火力、あるいはその両方をベースに組まれる。
クリーチャー — ビースト(Beast)
(赤),あなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。弧炎撒きはそれに2点のダメージを与える。
4/5クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad)
速攻
エコー(3)(赤)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
なだれ乗りが戦場に出たとき、土地1つを対象とし、それを破壊する。
赤はスライなどの高速ビートダウンが主流だが、メタの変遷で時折登場する。
マジックには土地を用いないデッキなど存在しないと言ってよい。 また、火力も相手に除去するようなクリーチャーがいないときは本体に打てばいいので、この2つはどんなデッキにもある程度は役に立つと言える。 とはいえ、土地破壊だけでは相手のライフを削ることはできず、火力ばかりでも息切れしてしまうため、これらの能力を内蔵した赤の中堅クリーチャーが存在する環境で組まれることが多い。
目次 |
ミラディン・ブロック期
電結親和が猛威を振るう中、アーティファクト破壊に長けた赤にフィーチャーしたビッグ・レッドが登場する。
クリーチャー — ビースト(Beast)
(赤),あなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。弧炎撒きはそれに2点のダメージを与える。
4/5インスタント
クリーチャー1体を対象とする。静電気の稲妻はそれに2点のダメージを与える。それがアーティファクト・クリーチャーである場合、代わりに静電気の稲妻はそれに4点のダメージを与える。
もとはミラディン・ブロック構築発祥のデッキだが、デッキパワーが高く、同時期のスタンダードでも使用された。
頭蓋骨絞め/Skullclamp禁止で親和の支配力が弱まり、ウルザトロンが新たにメタの一角として成長してくると、土地破壊要素を織り交ぜたポンザとして生き残った。
親和の消滅後は環境の変化に合わせて高速化したスライがメインになった。
オンスロート・ブロック構築
稲妻の裂け目/Lightning Riftをメインにしたバーン系サイクリングコントロールデッキ。
エンチャント
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻の裂け目はそれに2点のダメージを与える。
アストログライドなど他のサイクリングデッキが白を使うのに対し、このデッキは赤単色である。
サイクリングでデッキを回しつつ、稲妻の裂け目/Lightning Riftで足を止めてフィニッシャーで勝利するのが基本。 対ゴブリンに効果的な宝石の手の焼却者/Gempalm Incineratorの存在も大きい。
フィニッシャーには刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingやドラゴン変化/Form of the Dragonが使用される。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリデトロイト03 ベスト4(参考)
- 使用者:Alex Shvartsman
- フォーマット
ウルザ・ブロック期
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad)
速攻
エコー(3)(赤)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
なだれ乗りが戦場に出たとき、土地1つを対象とし、それを破壊する。
土地破壊を兼ねる187クリーチャー・なだれ乗り/Avalanche Ridersと強力な特殊地形(不毛の大地/Wasteland・リシャーダの港/Rishadan Port)の存在が特に大きい。
テンペスト・ブロック期のものは、モグの狂信者/Mogg Fanaticなどの優秀なウィニークリーチャーでクロックを刻みつつ土地破壊で足を縛るタイプだった。
マスクス・ブロック期になると土地破壊で動きを止めた後大型クリーチャーでゆっくり止めを刺すタイプへと変化した。
参考