ブーメラン/Boomerang

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送還/Unsummonと共に、バウンスの基本となっている呪文

パーマネントであれば何でも手札戻すことができ便利。青はパーマネントを除去する場合、直接墓地送りにできるカードがほとんどないので、基本的にバウンス経由のカウンターで対処することになる。土地も戻せるので、序盤の時間稼ぎにも使える点は大きい。ただし、バウンスの常でカード・アドバンテージを失ってしまうことには注意。

これを元にしたさまざまなバリエーションがあるが、純粋な上位互換下位互換になっているものは存在せず、比較的バランスが取れたカードであると言える。しかし基本セット2010では、2ターン目に土地を戻せることが問題を起こすと判断され、再録されなかった(→Feeling Blue参照)。近年の亜種も土地を戻せないものが多い。

  • ブーメラン(Boomerang)とは、投げると円状の軌跡を描いて手元に戻ってくる投擲武器のこと。オーストラリア・アボリジニが用いていたことが有名で、近年では玩具としても知られる。
    • 戻ってくるものの比喩として、「帰還」「再来」あるいは「自業自得」「自家撞着」の意でも使われる。歴代のどのイラストにも投擲武器としてのブーメランは描かれていないことから、このカード名はそれらの比喩的な意味であると思われる。

関連カード

主な亜種

特筆しない限り2マナダブルシンボルインスタント

土地を戻す効果は時に強力なロックを形成してしまうため、土地を戻せない亜種は多い。そちらについては分散/Disperseを参照。

参考

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